松永正訓のレビュー一覧

  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    主治医を決め、決めたら信じてみること。
    それが医師と患者のいい関係の基本になる。
    何かあったら来てください、今はわからないが熱が下がらなかったら絶対もう一度来て、の意味だとは知らなかった。めんどくさい、来ないで、の意味だと思っていた。これは知らなかったら分からない。そういう医師の気持ちをもっと知りたいと思った。

    0
    2025年10月03日
  • ドキュメント 奇跡の子―トリソミーの子を授かった夫婦の決断―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    途中まで読んで積んでいたのだけれど、改めて読むとよかった。自分は障害や医療的ケアのあるお子さんのための保育を事業でやっているわけだが、そこまでつながらない、病院と在宅を行き来しながら過ごすお子さんもやはりたくさんいるのだ。そしてそういうご家庭にも、そのご家庭の愛と生き方がある。
    医療職が患者の延命と緩和ケア、人道的な観点でどれくらい治療を続けるか、というような課題は子どもにかかわらずあって難しい問題だけれど、その中でも子どものために本当に一生懸命になって命を救うために治療する医者、看護師をはじめとした医療職の人々には頭が下がるなあ、と改めて思った。

    0
    2025年09月12日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なまなましいことはあまり書いていないが、アウトラインはわかるかも。

    払ってもいい金額:600円
    貼った付箋の数:2

    0
    2025年07月20日
  • いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき

    Posted by ブクログ

    生命予後も考えながらどこまで治療するのか
    どのように生命と向き合っていくか
    どのように患者・患児、家族に寄り添うか。

    医療従事者として
    色んなことを沢山考えてきたと思ってた。

    だけど
    この本を読んで全然足りないと痛感したし
    考えることにゴールはないと思った。

    それに
    生命と向き合い方に正解はないから
    目の前の現状を受け止め
    常により良い方法を探し続けるしかないと思った。

    正解ってなんだろうね。

    0
    2025年07月10日
  • 看護師の正体 医師に怒り、患者に尽くし、同僚と張り合う

    Posted by ブクログ

    書名と内容が違っていると思いながら読みましたが、
    読みやすく、内容も看護師の大変さ苦労が分かり読んで良かったと思える本でした。

    0
    2025年05月21日
  • 看護師の正体 医師に怒り、患者に尽くし、同僚と張り合う

    Posted by ブクログ

    一人の優秀な看護師にインタビューして、仕事の実態、一人前になっていく過程、勤務の苦悩、医者や患者との関係などを喋ってもらい、看護師の舞台裏に迫るドキュメンタリー
    それにしても、この看護師・千里さん(仮名)はすごい人だ。
    彼女は、地方の古びた病院で新人として勤務、師長から働きぶりを認められ、自治医科大学のオペ室のナースとして研修を受ける。そして、元の病院が新病院として建て替えられたのに合わせ、そのオペ室で勤務することになる。
    彼女のすごさは、前向きな姿勢。オペを怖れず、解剖学や初めて聞く病名を図書室で調べたり、術者への器械出しのスキルを極限まで向上させたり。
    おそらく、仕事への情熱はトップクラス

    0
    2025年05月09日
  • 発達障害 最初の一歩 お友だちとのかかわり方、言葉の引き出し方、「療育」の受け方、接し方

    Posted by ブクログ

    小児科医として多くの子どもと向き合ってきた松永先生が、発達障害の兆しを見せる子どもたちとその家族をどのように支えてきたかを、具体的な事例とともに紹介する一冊。
    「発達障害かもしれない」と不安を抱える親御さんに対し、焦らず、子どもの成長を信じて関わる大切さを丁寧に伝えてくれる。
    適切な療育や就学の選び方、家庭での接し方、きょうだいへの配慮など、子どもを支えるために親が知っておきたい“最初の一歩”が優しく示されている。
    一人ひとりの子どもに合ったアプローチの大切さを、医師としてだけでなく一人の大人として語る著者の姿勢が印象的だった。

    0
    2025年05月04日
  • どんじり医

    Posted by ブクログ

    面白いは面白いけど言いたい放題で大丈夫かな?敵を多く作る人だなーと心配に。病気にならなければ教授になれてたんだろうけど、こういう人は教授になるべきではないし、開業医の今の方が幸せなんだと思う。多分。

    0
    2025年04月23日
  • 患者が知らない開業医の本音(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    志しの高い小児科医の話。頼りになる先生ではあるけどあまり人、患者には寄り添わないタイプなのかな?病気には興味があるけど人には興味は無い?そんな印象を受けた。本の内容は面白かった。

    0
    2025年03月06日
  • 患者の前で医者が考えていること

    Posted by ブクログ

    確かに相性のいいドクターを探す方法はGoogleの口コミで探すのは無理がある。いい先生だと思い書く人はほぼいない、待たされるなどの不満を書く人がほとんど、というのは納得。そして、評判のドクターまとめ記事で探すのも無理。
    著者のおすすめはHPから出身大学や治療方針などを知り自分と合うか考え受診とのこと。
    ドクターの知りたい患者の経過と、患者が話したい経過は違う!これはなるほどと思った。

    0
    2025年03月04日
  • 発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★感想
    勇太くんやご家族の気持ちを知ることができた。
    ただそれだけだけど、心が動く。それが大事と改めて感じた。

    優しい眼差しで、背景を想像しても
    〇〇さんと同じ気持ちになりたくても
    〇〇さんにはなれない、だからこそ。

    障害者は、コミュニケーションを通して人間関係を築くことは難しい、
    心が見えにくいなど脳の構造上、仕方ないとか可哀そうとかじゃない。
    うまく言えないけれど、誤解を恐れずはっきり言うと、
    障害がなく生まれてきた人のほうが、生涯を通して心も身体も圧倒的に自由。
    自由な私が支える、寄り添うことは当たり前。
    どうやったら今を穏やかに過ごせる?楽しいかな?を共に考え続けていく。
    時に「な

    0
    2025年02月17日
  • 発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年

    Posted by ブクログ

    自閉症を持つ子と、その母親について。
    お涙ちょうだいではない。ほっこりエピソードも大してない。救いのない話でもない。かといって、全面的に救われる話でもない。
    ただただ、障害児と生きるという、その生活、人生。そこで起こる困難や喜び、母子の変化を描いている。他の障害児を例に、障害児を持つ困難さや、障害児福祉の社会制度についても知ることができる。

    文庫化にあたり、単行本からの5年間での変化も追記されている。当然のことだが今もこの母子が生活をしていることが、文庫本ではより強く感じられた。

    子どもを持つと一度ぐらいは「この子には何か問題がないだろうか」と不安が頭をよぎる。「何があっても愛して育てよう

    0
    2025年02月15日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    なるほどなぁと思いながら読んだ。

    大学病院時代、病気になり勤務医を退職したこと、クリニックの立ち上げ、電子カルテの作り込み、クリニックでの診察あれこれなどなど。

    すごく実直に文章を書かれていて、医師目線でのとらえ方が読んでいて新鮮だった。

    面白かったのは松永先生が自身のことを「ニコニコした医者ではない」と言っていたこと。それまで勝手に想像していた先生像を裏切るものだったが、かえってその飾らなさが好感を持てた。

    風邪に抗生剤は不要なこと。開業医でも診断のつかない病気はあること。しかし、患者が危ないのかそうでないのかを判別することが大事だということ(6日間熱が下がらなかった1歳半の子の例)

    0
    2024年12月07日
  • どんじり医

    Posted by ブクログ

    専門職として困難な場面に出会ったときの対応について、原理原則、基本に立ち返ることの重要性を本書のエピソードから学びました。
    自分の領域における基本と例外を整理し直すよい機会になりました。

    0
    2024年11月04日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    医師も人間。「わからないことをハッキリとわからないと言えるのは良い医師」というのがすごく納得した。受診時はなんとなく緊張してしまい聞けないことも色々とあるけど、ちゃんとコミュニケーションを取りたいと思った。

    0
    2024年10月05日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    私は子供の頃に体が弱く、頻繁に医者に掛かっていた。一患者としては、予約を取り、具合が悪い中を待った結果、納得のいく診察と薬の処方を頂くための、たった数分の真剣勝負である。ところが先生から「しばらく様子を見ましょう」「原因が分かりません」などど言われると、不安になるし、時にはイライラしてしまうもの。正直「こいつ大丈夫か?」と思いたくなるもの。

    全ての先生に当てはまるか分からないが、医師の方も、短時間で真剣勝負をしていることが分かった。「様子見、原因不明、ストレスが原因」という言葉も、真剣勝負の結果、やむなく発せられる言葉なのだろう。筆者のように、ここまで自分の弱みを自己開示してくださり、真剣に

    0
    2024年08月18日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    普段知ることのないことを知れて、興味深かったです。
    医者のリアルと本音が面白かったです。自分にとって良い医者とは何かを考える良い機会になりました。

    0
    2024年07月16日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    非常に面白かったです。
    「医師は給料をもらいすぎている」だったり「3分診療」だったりと僻まれることもありますが、この本を読んで何故それほど給料をもらっているかや何故診療時間が短くなりがちなのかがよく分かりました。

    0
    2024年07月12日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    千葉大学の小児科でがん治療に関っていた、バリバリのエリート外科医が、開業して町医者になったお話。開業医の内輪話がなかなか面白い。両方経験して、どちらもの大変さ、やり甲斐を感じているようだが、凄腕外科医が、開業して、風邪だの胃腸炎だの、軽症の患者さんを診ているだけでは、ちょっと勿体ないなあと思った。

    0
    2024年06月27日
  • 開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読み始めたのだが、これが意外に面白かった。
    正直でフェアで好感の持てる著者である。
    自分のことをビビりでいわゆる「繊細さん」だと言う。ここまで自己開示する医師ってそうそういないような?

    看護師との関係性など、なるほどそういうことだったのね、と納得。開業するのって資本金ほとんど要らないなんて!専門のコンサルにお任せしているっていう世界。
    なるほどなるほど。
    (どこにでもコンサルって今はガンガン入ってくるのね。この件に関しては、うーん…。いろいろ思うところはある。そういう種類の「仕事」もあるとは思うけどね。)

    理念はちゃんとあるのに、自分の弱さをさらけ出してくれるこんな医師が主治医

    0
    2024年05月26日