松永正訓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
千葉大医学部を卒業後、小児外科医となり、大学病院勤務後、現在まで17年間、開業医をしている著者がその舞台裏を赤裸々に語る。
クリニックを開業する際の資金の工面、開業医の生活ぶり、患者との距離感、診察しながら考えていること、看護師に求めることなど、興味深い話が満載だ。
特に興味を引かれた点を以下に列挙しておく。
・開業の際の資金調達には、医療に特化したリース会社があり、開業コンサルタントも引き受けてくれる
大家にクリニックを建ててもらい、借金を返していく「建て貸し」という方法もある。
・電子カルテは業者から買うより、中身やひな形を自分で「作る」べき。
・開業医にとって最大のストレスは重症患者の受 -
Posted by ブクログ
何冊か書いてらっしゃるのか。寡聞にして、存じ上げなかった。
読みやすい文章で好感。
小児外科医で、大学病院、一般病院の勤務と、開業医の違いも含めて披露していただく。もちろん、一番気になる収入の辺もそうだが、この先生が、ご本人の著を信じれば「算盤より仁」であるのだけど、それでも一般ピーからすると色々違う。まあ、命預かってるし当然の報酬と思いながら、そこまで使命感持ってやってる人と、そうでない方、ここはどう見分けるのだろう。
若い先生は、患者志向、みたいに仰っている点もあったと思うが、最近あった先生の、患者を症例としか見ない感じもあって、人それぞれだと思った。
開業するときの苦労、特に人を集め -
Posted by ブクログ
大学病院の勤務医だった著者が、脳動脈瘤発症で戦線離脱。貯金少なめ、経営知識ゼロだったが、周りの協力で開業。リース会社の担当さんがコンサルタントとしてお膳立てしてくれたという。
なんにでもプロはいるわけで、問題はいいプロに巡り会えるかどうか。と考えると、人間関係って大事だ。
開業後のさまざまな問題をフランクに語っていて、興味深い。大学病院をはじめとする医療機関や大学教授たちへのさまざまな思いも垣間見えて、まさに(控えめにしているのだろうけれども)本音トーク。
自分の腕に対する自信に溢れているが、それはあってもらわねば困るし、それ以上に、「誠実さ」こそ医療の基盤だという姿勢は、患者としてありがたい