邱永漢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ対談本なので、素材そのまま頂いてる感がとてもよかった!
お金に対して、
変わりゆくネットビジネスに対して
御高齢のはずの邱永漢さんが鋭く的確に語っているのがすごい。
「邱さんより若者の俺がやらずにどうする?」
と胸に突き刺さる感(ありがとうございます。)
なによりも今後の人生に大きく影響を与えそうな
言葉
糸井 「俺はもうダメかもしれないとか思うことは、ないんですか?」
邱 「あ、それはもう、しょっちゅう考えますよ。 」
糸井 「え!? しょっちゅうですか? 」
邱 「ええ。 」
糸井 「ぼくも「面白いからです」といってきたんですけど、そういっていると、「あいつは貴重で大事な人間だとか人生だとかっていうものを、ゲーム感覚で遊んでいる」っていわれるんです……。 」
邱
【でも、人生そのものがゲームなんだもの】
かぁーー!これだー!ってなって
毎日「人生はゲーム」と念仏の様に唱えています(笑)
もっともっと楽しんで生きてきます。
ゲームだって思ってるとなんでも楽しくなるし
良い意味で肩の力が抜けるんだよね。
人生の理不尽とか、うまくいかないこと、
論理的に説明できないこと。
腑に落ちないこと。
色々あってわけわかんねー笑
ってなった。
それでも楽しんで生きていくっ!
だって人生そのものがゲームなんだもの -
Posted by ブクログ
邱永漢は非常に好きな作家。
自分の実体験や周りの人の行動を見てお金持ちになれる人について説明している。
終戦直後の混乱の時代から、ライブドアがニッポン放送を買収しようとした頃までの時代背景や、その時の貨幣価値や金融制度などからどのように判断して、どのような事業をしたのかと言う事を定点観測的に説明している。
その文章は簡潔なのに、やり取りの描写が分かりやすので理解しやすい。
当時の渋谷や赤坂の坪単価やマンションの価格等を見ると、この時代はこんなに安く買えたのか!と驚いてしまった。
また時代背景の変化や、金融制度の変更などがありそのまま今の時代には通用しない手法もあるが、本質的な所(お金持ちになれる人の共通点)は今もしっかり通用すると感じだ。
気に入ったフレーズ
・人はお金が無いから貧乏するのではなくて、収入があってもすぐに使ってしまうからいつまでたっても貧乏するのです。
・まとまったお金を持ったことが無い人は1枚1枚をイージーに使います。しかし例えば百万円と言う一塊になったお金でモノや人や知恵を動かす力を身につけると、その力を持たない人と見える景色は一変します。
・貯めると増やす事は無論違います。貯めるとは生活費を切り詰めて節約したお金を積み上げる事であって、いくらせっせと積み上げてもたかが知れています。
その点儲けとはお金を使ってお金を増やす作業ですから、失敗すれば元も子もなくなりますがうまくすればお金がお金を生んで巨額のお金になります。
・同じことをやってもお金儲けになったり、大損しする人がいるのは、お金の流れる方向が変わったからだ。
・富の源泉は労働力であり生み出される富をどう分けるかも当然大切です。しかし労働力によって創造される富とは精算や流通サービルがもたらす付加価値の事です。
・一番はっきりしている事は小さなお金をまとまった一塊にするのが一番難しい。
・今までにお金儲けの上手い人や事業に成功した人を見てきたが、お金持ちになれる人は、自分のやろうと思っている事に役立つと思ったら、その瞬間から直ちに実行に移せる習慣を身に着けている人です。
・お金の流れは時代とともに変わります。個人がお金持ちになりたかったら、お金が群れを成して流れる方向に動けば自然にお金と縁があるようになる。
・人は世の移り変わりを見ても自分は昔のままその続きを生きていると思いがちだが、本当は自分もとっくの昔に別世界の人になってしまっている。生き残っているのは箒が掃き残しただけの事で、もう次の時代には通用しなくなっている。
・お金持ちになろうと思えば、お金が寄ってくるような大きな器になっている事が大切。 -
Posted by ブクログ
コピーライター、そして『ほぼ日刊イトイ新聞』でおなじみの糸井重里さんと、
お金の神様とも呼ばれる商売上手で作家もやられていた邱永漢さんの、
お金に関する対談集です。
お金に関する対談集と言っても、「こうすればお金が儲かる!」という
啓発的なハウトゥー本ではありません。
お金とはどういうものなのか、その性質を知る邱永漢さんから出る言葉を
糸井さんが引き出して軽く咀嚼して、あとは読者が読み下すという感じの本でしょうか。
そして、話は人生観だとか人の欲望についてだとか、人間の心理や性質の話が
中心になっていきます。
もともと2001年の本が文庫化されたものですが、
その当時の糸井さんが本当にお金について知りたかったことがわかるような、
問いかけになっています。
お金について知りたいと言っても、さっぱりした感じでまったくぎらぎらしていません。
かといって、アカデミックに難しい話をするでもないのです。
邱永漢さんはもはやお金の神様であり、達観しているからそうなのかもしれませんが、
糸井さんのほうは、ちょっとお金に対する欲望が薄いようで、だからこそ、
本書のこのタイトルになったのかなぁと思いました。
ひとつ、本書に「これは!」という言葉があったので紹介させてください。
若いうちは「そそのかされて生きている段階」っていうのがそれです。
誰かの言葉に導かれて生きたり、それがミスリードだと怒ったり、
そういうの全部、「そそのかされている」んですよ。
だから、後悔するんだと邱さんは言っている。
名言です。
僕が嫌いなのは、人をそそのかすことを商売としている人です。
「私はこうやって大金を稼いだ、そのノウハウの一部を伝授しよう!」
などと、DVDや本を売ったり、セミナーを開いたり…。
もっとも嫌いなのはそういう類のそそのかしですね。
だからこそ、そういう感じではない「お金の本」である本書は読み通せたのです。
まぁ、糸井さんの本ですからね、そんな心配はしていませんでしたけども。
けして、大きな武器が眠っている本ではありませんが、
お金を考えてみたい人の、それも一般の人のきっかけになりそうな本です。 -
Posted by ブクログ
お金をちゃんと考えることから逃げまわっている
今のぼくにピツタリの一冊。
年末に見つけて、新年初買いでお買い求めました。
更に昨年から「ほぼ日」の虜になってしまったぼくにしてみたら、
糸井本はまずハズレ無し。
普段あまりドッグイヤーをつけることは無いですが、
この本はもう犬まみれ。
単行本から10年越しの文庫化ですが、
10年経った今なお新鮮に読める人生のエッセンス満点の一冊。
タイトルがそうであるように、共感できるポイントも多くて、
新しい知識を得るというよりも、より強固な自信に繋がる内容でした。
タイミング的には
「飽きない商い」というフレーズを知ったその2時間後に
この本でまったく同じフレーズに出会うという
必然性も相まってたいへん宜しい一冊でした。
お金や仕事や生き方にいき詰まっている方
苦しさを感じている方必見の一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
かつて著者が「株の神様」と呼ばれたのは、“相場”より“未来の成長”を重視する成長株理論を提唱し、世の中の株価を大きく動かしたから。
低成長と経済のグローバル化が進むなか、株の舞台は日本から海外に移ったが、お金儲けの原則に変わりはない。
明日の投資家たちに贈る五〇のアドバイス。
[ 目次 ]
第1章 思惑は必ず外れる(株が儲かる人より損する人の方が多い;手堅くやる株式投資のやり方もある ほか)
第2章 過去の経験は邪魔になる(貯金と利殖は違う世界;借金で株式投資をしてはいけない ほか)
第3章 なぜ成長株は宝の山なのか(成長株探しが私の仕事になった;なぜ成長株は宝の山なのか ほか)
第4章 インフレからデフレへ(為替の自由化は株式市場に大きな衝撃;貿易黒字の定着が株式市場を一変させた ほか)
第5章 日本が駄目でも中国がある(買い占め屋と乗っ取り屋は昔からある;再建屋に提灯をつける方が確率は高い ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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[ 内容 ]
どうしたらお金持ちになれるのか?
それは足元に落ちている一円玉を拾うことからはじまります。
景気の動向を見きわめて、貯め、儲け、ふやす極意を伝授。
[ 目次 ]
1 あなたにはお金持ちになる素質があるか?
2 日本はなぜお金持ちになれたのか
3 財産としての不動産を手に入れる
4 手に入れた財産をうまく活用するには
5 お金をふやすには株式投資から
6 お金儲けがうまい人の知恵
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
金儲けの神様と言われる邱永漢先生のエッセイ。
著者は、日本人と台湾人のハーフとして日本統治下の台湾で産まれる。そのため台湾人として育ったが、台湾では日本人と差別されてきた。
教育熱心な母に育てられた著者は成績優秀で東大進学のため戦時中に日本に移住する。東京大空襲、原爆投下を日本で経験し、東大大学院を卒業したのち、故郷台湾に帰国する。
帰国した目的は、台湾人による台湾を建国するため。当時の台湾は、日本統治からやっと解放されたと思ったら、大陸の内戦に敗れた国民党が逃れてきて、日本より更に酷い政治を行なっていた。
仲間と共に台湾独立運動に疾走した著者は国民党に目をつけられたため、香港に亡命する。
台湾の独立を諦めた著者は紆余曲折を経て、香港でビジネスを立ち上げ、香港人と結婚する。
そして、その後は再び日本に渡り、今度は小説家に転身、数々のビジネス、投資を成功させ、金儲けの神様と言われるまでになった。