邱永漢のレビュー一覧

  • 食は広州に在り 改版
    『壇流クッキング』を読むついでに、並行して『食は広州に在り』も読み返してみた。初めて読んだときほどの面白さはなかったとは言え、開陳される数々のエピソードや故事は秀逸で、暇な時間にチラチラと読んでいただけだったのに、あっという間に一冊読んでしまった。

    邱永漢の本は他も面白そうなので、もう何冊か読んで...続きを読む
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    「お金との関わり方はこうだよ」ということではなく「お金との関わり方を自ら学ぶための姿勢や仕組みはこうなんじゃない?」を説く本だと思います。特に邱氏の子供に対するお金の学ばせ方(学費を1年分渡してそれ以降は仕送りを一切しない)は言われてみれば当たり前だが、企業経営にも通ずる重要なプロセスだと感じた。
  • お金持ちになれる人
    お金はまとまった時に威力を発揮するがまず種ゼニからすべてが始まる。また付加価値が富を生むことを自覚できた。利用する人が増えたり減ったりすれば集まるお金も増減し不動産・土地の値段は変わる。よって不動産はロケーションが第一。加えて住まいは職住近接である方が良い。本書全体で説かれているのはお金の流れを読む...続きを読む
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    台湾 キュウ 留学 一年分 肉のハナマサ ユニクロ 中国四千年の歴史 ストロング ヘルシー 近畿日本ツーリスト 宮益坂 代官山 ムードのある土地
    宵越(よいご)しの銭(ぜに)は持たない
    その日に得た収入はその日のうちに使い果たす。金銭に執着しない江戸っ子の気性をいった言葉。宵越しの銭は使わない。
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    西原理恵子氏の「この世でいちばん大事な『カネ』の話」のような発見を期待して手に取ったけれど、二人の立ち位置からの視点が多く、直接響く箇所は少なかった。
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    自分の今のお金に対するスタンスと相違ないという点で、目新しいことはなかった。お金をいっぱい持ったあとにもう一度読みたい
  • 食は広州に在り 改版
    糸井重里さんが邱永漢さんの文体を称賛していましたので一読。確かに読みやすいし、おもしろいし、勉強になる。また、丸谷才一の書評に驚いた。食がテーマの本著から獲られる教訓は、人間は国が亡んでも生きてゆける。国は何度も亡び、王朝は何度も改まる。そして、それにもかかわらず個人は悠々として生きてゆく である。...続きを読む
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    話が二転三転するように見えて、気になる話題を的確に質問する糸井さんの名聞き手っぷりは健在ですが、それよりも本作は話し手である邱永漢さんの返しが面白かったです。
    この人そもそも知りませんでしたが、才能の塊のように見えてどこか抜けた感がありとても好印象。
    何となく鼻につくタイトルですが金の話だけでなく、...続きを読む
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    人はみんな孤独なんですよ

    人々がお金に恐れを抱くのは失恋を恐れることと同じと聞いてなんとなく納得した
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    タイトルにひかれて読んだのだが内容にはあまりピンと来なかった。んー凄い人もいるんだなー。お金の貯蓄・使用については共感が持てたけど。
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    こういう生き方や意見があるのかという意味では非常に興味深いもの,その情報をどのように自分の人生やお金に対する意識に活かせば良いかという答えを探すのは難しかった.
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    邱永漢さんという人を、はじめて知りました。すごい人がいるなあ。まあなんというか、対話方式の本が私には合わなかっただけです。だって聞きたいこと聞いてくれないうちに、次の話題になるんだもん。お金以外の話をしながら、お金の話をしてくれます。この話しっぷりからわかるように、お金がすべてでは全くない、という本...続きを読む
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    邱「大事業家っていうのは、同じことをくりかえしている人のことでしょう。自分が失敗しないですむとわかっている安全パイだけ振って、拡大していくだけのことですから。それに比べると、ぼくなんか、どこか失敗することを前提として、冒険をやっているようなものですよ」。なるほどなぁと唸らざるを得ない。
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
    儒教の影響を受けている日本では、我々はお金についてじっくり考えようとも思わないが、この本は軽すぎず重すぎず程よい心持ちで「お金」を考える機会を与えてくれる。
  • 起業の着眼点
    [ 内容 ]
    バブルがはじけて十七年。
    戦後日本経済を支えた年功序列賃金や終身雇用制が影をひそめ、転職や脱サラをしたり、あるいは退職金を元手に起業を試みる人が増えている。
    本書は、創業・起業を何十と繰り返してきた著者が、起業を試みる人たちに贈る50のアドバイス。
    起業を成功させるには、努力することも...続きを読む
  • 鮮度のある人生 年齢を重ねても飽きず挫けず
    興味を引いたのは

    1)40歳論
    40歳というのは変化の年齢です。

    2)個人技から組織へ
    事業は年下のシロウトに任せる。

    3)負けが込むとき
    「死ぬまで現役」とは思っていたが思ってもみないことが起こる。
  • お金持ちになれる人
    金持ちカードを持たず。キャッシュで払うだけのお金がなかったら、物など買うべきでない。
    まず種ゼニにするお金をつくる。
    株式投資で増やす。買う時も売る時も1度にせず、2〜3回に分ける。株の儲けは知恵が10%で、あとはガマン料。誰一人賛成してくれなくてもナンピンをかけるだけの勇気が必要。それがないならや...続きを読む
  • 失敗の中にノウハウあり 金儲けの神様が儲けそこなった話
    この本で「お金の神様」の著作を初めて読んだ。多くの政治・経済的困難・苦難を乗り越えただけあって、前向きな活力や旺盛な起業家精神など、あやかりたいところが多い。「見習いたい」ではなく「あやかりたい」と感じさせてしまうところに「神様」とニックネームをつけられる何かがあるのかもしれない。(2006.3.1...続きを読む
  • 起業の着眼点
    如何にしてお金持ちになるか、
    そのためにはサラリーマンではなく、起業するのが一番というこを延々と書いている印象を受けました。
    著者が指摘するポイントは最もで、読んでいてその通りだと思いますが、
    最終的に著者は新しい分野、誰もまだやっていない分野をフロンティア精神で起業していくことが儲かると言っている...続きを読む
  • お金持ちになれる人
    金儲けの神様と呼ばれる邱永漢氏が、小中学生向けに書いた本。

    年をとってもお金に困らないで生きられる条件は、「お金を容れる器」を備えていること、時代の移り変わりが見える位置に自分をおくこと、であると述べている。

    財産とは、投資とは、という本質的な問いを通して、筆者の考え方やノウハウが窺える。内容的...続きを読む