あらすじ
戦後日本経済を支えた年功序列賃金や終身雇用制が陰をひそめ、転職や脱サラをしたり、あるいは退職金を元手に起業を試みる人が増えている。だが、起業は非常にむずかしく失敗例も数多いのが実情だ。本書は、創業・起業を何十と繰り返してきた著者が、起業を試みる人たちに贈る50のアドバイス。起業を成功させるには、努力することも必要だが、それ以上に、お金の儲かる仕事を見つけることが大切なポイント。時代が変わると儲かる商売も変わる。起業とは社会の変化を見きわめて、新しい「お金の通り路」を発見することなのである。 第一章「サラリーをもらって金持ちにはなれない」/第二章「最初の一歩は資本づくり」/第三章「小さな魚が大きな魚を食い潰す」/第四章「雨の日は銀行に傘を借りるな」/第五章「周囲に反対されることをやれ」
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Posted by ブクログ
200712/サラリーマンは人を使う側の発想が必要、経営者は人に使われる側の発想も必要/汗水たらして一生懸命働くよりも、お金の儲かる確立の高い仕事を見つけることの方がずっとうまくいく/社会のスキマを見つける→スキマが埋まれば次の新しいスキマができる/特定の人が欲しがる商品、どこで手に入れることがわかれば、お客のほうから買いに来てくれる商品を開拓する/銀行に信用される条件は、嘘をつかないこと、期日を守ること、質素な生活をすることの3つ/偶然に助けてもらおうとしたら、偶然をできるだけ多く迎え入れる姿勢をとる必要がある/老齢化社会では利殖が最有力ビジネス→年寄りはお金を使う話には乗らないがお金をふやす話には乗る/周囲に反対されることをやれ/石の上にも3年と期限を切る/
Posted by ブクログ
お手軽に起業をしようと進める本が並ぶ中、堅実なまっとうな起業家の視点の本。
八百屋さんの話は、興味深かった。値段をつける決定権が自分にある商売なら、才量次第で設けられる。お金の流れ路を見つけること、自分で決めること。対比されている父親から会社を引き継いだ印刷屋さんとは違いが見て取れる。
手形の怖さも、改めて勉強しようと思う。
Posted by ブクログ
永漢さんのお金儲けシリーズ第3弾。全6巻らしい。出版社もまちまち。ある意味実験的な販売方法。サラリーマンから起業した人たちを応援するエッセー集。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
バブルがはじけて十七年。
戦後日本経済を支えた年功序列賃金や終身雇用制が影をひそめ、転職や脱サラをしたり、あるいは退職金を元手に起業を試みる人が増えている。
本書は、創業・起業を何十と繰り返してきた著者が、起業を試みる人たちに贈る50のアドバイス。
起業を成功させるには、努力することも必要だが、それ以上に、お金の儲かる仕事を見つけることが大切なポイント。
時代が変わると儲かる商売も変わる。
起業とは社会の変化を見きわめて、新しい「お金の通り路」を発見することなのである。
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
如何にしてお金持ちになるか、
そのためにはサラリーマンではなく、起業するのが一番というこを延々と書いている印象を受けました。
著者が指摘するポイントは最もで、読んでいてその通りだと思いますが、
最終的に著者は新しい分野、誰もまだやっていない分野をフロンティア精神で起業していくことが儲かると言っているように感じました。
つまり、真似はだめ。あなたも自分で探しなさいということを言ってるように感じられます。
ですが、成功者としての独自のポイントを混ぜつつ書かれているこの本はひとつ成功への道の大切なポイントを書いているので起業する前に一度読んでみるのもいいと思います。