谷崎泉のレビュー一覧
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ネタバレリーマン×美容師
辛かった恋を新しい出会いでやっと忘れることが出来る、そんな話。
攻め:商社マン・重森
受け:美容師・朝陽
半年前に5年付き合ってたDVの男と別れた朝陽。行きつけのお店でいかにもなリーマンに声を掛けられる。まさか誘われているとは気づかず、そのままになってしまったけれど、その後たまたま聞いた昔の男の結婚話で落ち込んでいたところをその重森に慰められ、、、。
ゆるゆると進んでいく話でした。
重森との話より、以前の男との話の方が長かったかも。実際の付き合ってる話というより、引きずっている朝陽のグダグダな心境がダラダラと綴られていきました。
これ、読むタイミングによっては”ゲー -
Posted by ブクログ
甚平に無精髭がトレードマークの野性味溢れる男、緒方は老舗骨董店『尾形』の主。銀行員の三本木とは浅からぬ縁があり一線を越えた仲なのだが、その後はつれなくされる日々。ある日、緒方は画商の四方から名画の購入を勧められるが、うまくすぎる話に乗りきれず取引に二の足を踏んでいた。ところが、この儲け話に目が眩んだ守銭奴の三本木がまんまと騙され、贋作を掴まされてしまう。しかも三本木は以前から彼に目をつけていた金貸しの嵯峨から購入資金を調達していた。返済のアテを失った三本木を嵯峨の好きにはさせまいと、緒方は真作の行方を探り始める。同業の『涼泉堂』の若旦那・桂丸を引き込んで辿り着いたのは、四谷の古びた屋敷に住む麗
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ネタバレペットショップ「緑水館」アルバイト爬虫類部門担当・江原×常連サラリーマン・瀬戸
カメレオンが取り持つ恋模様。
イケメン爽やかだったという瀬戸は、逆セクハラ、パワハラで傷つき、暗めの爬虫類好きになっちゃって。会社では、これまで通り爽やかですごしてるけど、ストレス満載だからカメレオンで癒されてる。
解るんだけど、なんか会社と緑水館との瀬戸に一貫性がなさすぎてつかめない。可愛い人なのは伝わってくるし、惚け具合もよくて魅力的な受と思うだけに、惜しい感じ。
恋の進展具合は、江原の一生懸命具合がいい。爬虫類の特異性が上手く使われてるなぁと思う。 -
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ネタバレ大黒谷正広は、高学歴・高身長・高収入のいわゆる三高を満たす男だった。
しかし、独身。もうすぐ四十一を迎えようというのに独身であった。
今まで好きになった女性がいなかったわけではなく、また、結婚を考えなかったわけではないのだが、後一歩を踏み切る前にここまで来てしまった。
そして今では、自分で中古のマンションを買い、掃除・洗濯を完璧にこなすまでにいたっては、誰かと一緒に住むのも誰かと付き合うのも億劫に考えるようになってきていた。
そんなある日、母親に無理に押し切られるように見合いをした相手に押し切られるように足を踏み入れたバー。
見合い相手はすぐにトイレで酔いつぶれてしまったものの -
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ネタバレこの作家さんの刑事ものはシリアスで硬質で糖分ゼロが多いですが、これは比較的甘み有りです。シチュエーション的にはかなり王道で、スポーツマンタイプのさわやか後輩刑事ワンコ攻と清楚な美人ツンデレキャリア先輩受です。この先輩、ツンデレといいつつも、かなりデレ多めで、物語開始わずかで、あっさりと陥落、というかワンコと元サヤにおさまります。そして、事件的に区切りのいい場面にさしかかるたびにイチャコラします。わたしは、この作家さんの刑事ものは読みごたえがあって大好きのですが、今回はちょっと物足りなかった。やっぱり、ツンデレはいかに崩していくかっていうのが醍醐味なわけで・・・このあっさり感がどうも・・・。せめ
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ネタバレ『最後のテロリスト』がとてもよかったし、人気シリーズみたいなので読んでみました。うーん・・・設定はかなりベタな王道のリーマンものです。全然関係ないけど、この作家さんて1ページあたりの活字量が多いね。とにかく俺様で超強引男の攻と男前で強気な美人さん受っていう設定もBL的ステレオタイプかな。とにかく攻の一方的な傍若無人ぶりにもびっくりなんだけど、それに振り回される受がぎゃんぎゃん怒る←ここがちとうるさい。かよわい女の子みたいじゃない、仕事ができる男前ってすると、どうしてもこうなっちゃうのかしら。でもさー、いきなり会社でレイプってねーよ! そんでもって二回目も半レイプだよ! 始まりがこんななのに以降