川上亮のレビュー一覧
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購入済み
スピーディーな展開が楽しい
人狼ゲームが故なのか、かなり展開は早いです。でも、論理的に無理はなく、内容は重いですが、さらっと読めて楽しい作品です。
人が死ぬシーンはそこそこしっかり描写されてるのでグロ耐性弱い人は苦手かもしれないです。
最終巻まで購入して読みましたが、恐らく人狼ゲームに詳しい方なら、かなり序盤で人狼の一人がわかりそうですが、物語としてドキドキ感を楽しみたい方ならサスペンスミステリーとして面白い作品です。
ちなみに、謎解きとかミステリー好きなら中盤で怪しいヤツを察しますw
シリーズ物なので、他のシリーズが気になってる方もいると思いますが、細かいことを気にならない方ならシリーズ物から読み進めても面白い -
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人狼ゲームシリーズのLOST EDENの続き
LOST EDENをドラマで見てて、映画を見る前に読んでおこうと思って読み始めたら
「もしかしてLOST EDEN読んでなくね?」って事に気づく
でもまぁいいやと思って読んだけど、ドラマと原作はそんなに違いはないっぽい
インフェルノを読んだ後に映画も見たけど、ストーリー展開はほぼ一緒
主催者についてより詳しく言及されてたり、誰がどうして吊られる事になったかという描写が加えられていたり
人狼ゲーム的にはセオリーではないけど、リアルに命がかかっているんだったらそうなってもおかしくないよな~ という説得力はある
毎回思うけど、自分がこんな状況に置かれ -
Posted by ブクログ
今回の主人公の役職というか陣営は恋人
キューピットという役職は初耳
キューピットはゲーム前に恋人二人を選ぶ
恋人は片方が死ぬともう片方も死ぬ
ゲーム終了条件時点で恋人が生き残っていた場合は恋人陣営の勝利
ってか、これは条件厳しくね?
相当うまく立ち回らないと生き残れない
恋人が村人×村人、村人×狼、狼×狼、それぞれに危うさを孕んでいるなぁ
村人×村人の場合は吊りと噛みのリスク
村人×狼の場合は人狼勝利条件達成時までの生き残りリスク
狼×狼の場合は片方の吊りで即試合終了リスク
一番ましなのは狼×狼か?キューピットも含めて役職乗っ取りが比較的容易
でもまぁ、その分吊られるリスクは増えるか
い -
Posted by ブクログ
今回の主人公の役職は……
終盤までわからないというのは初か
いやでもまぁどっちでもいいけどね
なぜ人狼ゲームをさせられているかとか、それはどんな人達なのかというのが判明?
施設からの脱出を本気でトライするというのも初か
その辺が主人公の役職のカモフラージュになっている部分もあるのか?
陣営の勝利=自分の勝利という普通のルールと違って、陣営の勝利+生き残りじゃないといけないというのはつくづく厳しいなぁ
占い師、霊媒師も真であれ騙りであれ、いずれも死の危険度が半端ねぇ
どうせ最終的には噛まれるか吊られるので
となると、狂人が何も騙らないという状況もありだな
最初から終盤のパワープレイ狙いで
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Posted by ブクログ
登場人物が多くて、途中で誰がどうなのか分からなくなった。
確かに村人が勝利するために理性的に行動するか、自分の恨みを晴らすために衝動的に行動するかは興味深い。
文隆の恨みの小さいことが笑ってしまった。
最初に死んだ人たちの恨みも知りたかった。
漫画版も読んだが、所々はしょられてたり、追加されていたりするきがする。
ここまで命懸けなのは遠慮したいが、人狼をやりたくなってきた。
個人的には、人狼の戦略が恐ろしい。あんな奴が隣人は嫌だ。
最後の結末が衝撃的。確かに、人狼役は人狼のプロフェッショナルだった。
読み終わるのに一時間もいらないライト感はオススメ。
ただ、人狼のルールを知るのには使えない。 -
Posted by ブクログ
青春小説の王道。仲間と出会い→同じ目標に向かって取り組む→成長。といった感じで、特に目新しいものはない。同じストーリーの作品を別の作家が書くといった珍しい形式の小説だが、どのキャラクターのエピソードも非常に面白く感じた。聖司のエピソードで謎があれば駿介のエピソードで。駿介のエピソードで謎があれば、慧へ。そして、最終的にエピローグで全ての謎が紐解かれるという仕組みになっており、同じストーリーなのに飽きさせない。特に慧のエピソードでは、彼女をただのかわいいだけのヒロインで終わらせなかったところも魅力だ。夢に一途な故、彼女が起こした行動はとてもリアリティと人間味を感じさせられた。基本的に青春くささは
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Posted by ブクログ
作者買いというより、作者が三人表記されていたのが面白くて購入してみた。
学園内に聳え立つ、今はもう動かない時計塔を中心に展開される二人の少年とお姉さん?のお話。
作者三人がそれぞれ登場人物を一人づつ受け持って個々の心情をそれぞれの視点から描くと言うなかなか面白い発想。
一人称で描かれる世界観と違って、主人公「達」それぞれの背景、思考、情緒があるそんな書き方だが300ページ弱という少ないページ数の中でもそれなりに良く描かれている。
結論部分というかストーリーの進展があまり大きな物ではないので、煮え切らない部分もあったが、リアルの世界ってこんなものかもね。