つくしあきひとのレビュー一覧
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ついにファプタが本懐を遂げようと動きますが、そんな中でチラチラと断片的に語られるレグの謎が気になってしまうでしょう。
激しい争いの中で、三賢の隠れた役割や思惑が水面下で交差するのも見どころです。
たくさんのモブキャラクターが登場するので、彼らをじっと見比べてみるのも謎解きのようで楽しいです。 -
恐ろしいほど強力なファプタが、イルぶるを滅ぼしにやってくる!
憎しみを継いで生まれたファプタは、それしか知らないから、それがどんなに虚しいことでも全力でやり遂げようとします。
リコたちはどうなってしまうのか!目が離せない!匿名 -
本作のエピソードの中でもトップクラスで読む者の印象に残るお話ではないかと思います。
得られなかった生きる場所を求めて、決死の思いで冒険をしてきたのに、辿り着いたのは地獄の底の地獄…そんな感じです。
願わずにはいられないのに、願ってしまったがために、何より大事なものを失わなければならない。なぜなら願う...続きを読む匿名 -
黄金の都市の不思議な村に辿り着いたリコたちは、いつの間にか分断され、それぞれの前に高い壁が立ちはだかります。
ボンドルド戦での激しいアクションに対して「街中探索系ミステリー」な展開に、じわじわくる不安と歪な謎が光ります。
それにしても今回の裏表紙は素敵に悪趣味です!匿名 -
前巻での度し難いサイコパスボンドルド戦を経て、遂に、二度とは生きて帰れない深界6層に挑むリコさん隊。
一見怪しくよくよく見ると愛らしい?謎の生き物が巣食う深層の村では、ここまでの冒険とは種類の違う不気味な安心感と緊迫感そして脈絡のない謎に対するわくわくを味わうことができます!匿名 -
深界5層のクライマックスです。
劇場版をすでに見た方も、ぜひ読んでほしいです。
もちろん大筋は劇場版と同じですが、細かいところで小ネタやキャラクターの心理描写が描かれているので、より深く感動することができるでしょう。匿名 -
劇場版でお馴染み黎明卿サイコパス=ボンドルドが登場します。
劇場版だと尺の関係でイマイチ感情移入し切れなかったプルシュカですが、漫画でゆっくり見ることで、いい子だなーと思い返すことができます。
いい子だなー、いい子なのになー、、匿名 -
アニメでも大人気なナナチが登場し、本作でもっともつらいとされるエピソードの一つが語られます。
可愛らしいだけではない、現実的で残酷なシーンにドキドキさせられます。 -
リコ達が来る前に、ボンドルドがあんな事になっていたなんて。
今までとは違った、白笛の戦い。双方、勢いがあって、カッコいい。
不思議な双子。口にすることを留めた、秘密が恐い。
ずっと知りたかった、レグの出世の秘密が始まった?!
女性人にヤキモキするレグが、かわいい。 -
威勢の良い人達が増えた。それぞれ性格が濃くて、おもしろい。
新しく聞く、ワードが増えた。旅にどんな影響が出るのか、気になる。
ファプタの敏感な姿が、愛らしい。(野生育ちだから、当たり前なのだけれど。)
ナナチの香りは、大切にされているなぁ。 -
ファプタの思い出を知ってしまうと、思い入れしてしまう。
村人も、命や故郷を失うのは、見ていて悲しい。
それぞれの本心を想像しながら、どちらを応援したら良いのか、迷う。
ナナチの香りと、信念の強さが、素敵。 -
まさか、みんなが過ごしていた村が、厳しい経過を経ていたなんて。
虐待、性暴力、差別。
人間の黒いものを背負った人達が、考え、悩みながら辿りついてしまったもの。
これで、黒い塊達や、ファプタの存在が分かる。
苦しみから、開放されるのを願う。 -
せっかく、ナナチが断ち切った想い。また、苦しむことになるなんて。
レグ、今までも何度も思ったけど、特にカッコいい!
リコと1つになったみたい。
それなのに、レグに課せられた、残酷な役割があったなんて。恐いなぁ。 -
全巻までは、洗脳は悪としか考えられなかった。
これを読んで、洗脳された子が幸せだった事もあったと知った。愛は本物だった。
他者には理解出来ない愛も、あるのだなぁ。
それでも私は、許せる行為ではないと思う。 -
この作品の始まり、レグの名前が犬由来だというエピソード。
それなのに、アビスの下層でレグを呼ぶ子がいる?レグの過去が分かるかもしれない!
アビスの中での、目的の1つが、やっと動き始めた?! -
ナナチがどれだけ追い詰められていたのかを知って、もっとボンドルドが恐ろしくなった。
取り返せない尊厳を、レグやリコも受け入れてくれると思う。罪悪感は、一生付きまとうのだろうな。
ナナチに幸せなことが、待っていますように。 -
地下への旅で、色々な出会いがあるだろうとは思ったけれど、こんなに双方に良い出会いがあるなんて。
悲しい願い事だとしても。
他者が判断出来るものではないから、良かったのかどうかも、分からなくなるけど。
どうかリコが無事でありますように。
最後の不穏な動き…こちらは出会いたくないけど…。 -
子供は知らない、母の母への想い。
ファプタも知らない、母とブエコの絆。それを知った、ファプタは切ない。母から託されたのは、憎しみだけだったはずなのに。
ファプタの気付きが、こんな方向に変わるなんて。
村人の罪の意識も、愛情にも感じた。
どうか、幸せになってほしい。 -
ピンチがいくつもあって、死んでしまうのではないかと、何度も思った。
リコの出世の事や、母親のことが、次々明らかになって、驚きと哀愁と、感情がごちゃまぜ。
目が離せない。