クライブ・カッスラーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アイザック・ベルと壊し屋の息詰まる攻防が続く。ベルはついに壊し屋の正体を見破るが…
意外に本編はあっさりと終わり、あれっと拍子抜けする。また、エピローグでは1934年が描かれているが、最後までそれが謎であるのだか、プロローグで全てが氷解し、本編の結末の意図を知ることになる。
インディー・ジョーンズのような味わいのある面白い冒険アクション探偵小説であった。シリーズ最初の『大追跡』の方が圧倒的に面白いのだが…
クライブ・カッスラーはこのシリーズ第二弾から共著者にジャスティン・スコットを迎えた。ジャスティン・スコットの『ハードスケープ』と『秘密パーティの客』を読んだことがあるが、どちらも冒険小 -
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Posted by ブクログ
殆んど病気の域に達している犯罪者が病気であるが故に罠に掛けられても懲りずに再犯するのだが、物語としては車と蒸気機関車の競争という結末で証拠も無くつかまえてしまってから、法廷闘争かと思いきや、まさかの地震。ここで又、今度は蒸気機関車同士の競争となるので、確かにタイトルの大追跡に偽りなし。追跡するというのがテーマであるのであれば、これはこれで在り。前巻でも臭わせていたが、主人公側に心ならずもひかれる女という、良くある勧善懲悪もののお約束通りという展開で、妹の造反と葛藤で幕を引くという話は読め過ぎた感があるが、この時代の話であれば在りでしょう。
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