杉山尚子のレビュー一覧

  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    タイトルに「社員の」とあるが自分も社員なので、自分自身も含めた組織全体について考えたくて読んだ。「やる気なんて気の持ちよう」と言われがちだが、この本では人間の「やる気」がどのように構成されているか理論的に説明されており、それを向上させる手段も具体的に提示されていた。ヒントは頂けたと思う。

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    2012年06月07日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    成功体験のない人に「逆境をばねにする」なんて言葉はひびかない。
    正しいことならば相手の意見を否定してよいわけではない。
    しんどいときや嬉しくないときに笑顔は無理というのは自然体で良いことなのか。
    その他、目標とその達成の方法など、為になることがたくさん書いてあったので時間をおいて再読したい。
    職場はみんなが働きやすい空間でありたい。

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    2012年06月19日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    ネタバレ

    行動分析学を学ぶと『人は変われる』という哲学的な信念を持つことができる。本書では人の行動を変える方法として、「強化」「消去」「弱化」の3つが紹介されている。

    強化とは、ある行動をした直後に良いことがあるともっとその行動をするというもの。例えば、上司に相談したら問題が解決したとか、勉強をしたら親に褒められたということが挙げられる。この強化は、いい習慣だけでなく、喫煙やだらだら癖といったものにも適用されてしまうので注意が必要。

    消去とは、ある行動をした直後に何も変わらないとその行動をしなくなるというもの。消去では、行動は徐々に減り、一時的にバースト(行動が一時的に増える)が起こることがある。例

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    2012年03月18日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    マネージャーに読んでもらいたい本です。人事部に人にもいいですね。
    人の行動は刺激の与え方によって変わる。人が動かないのは、刺激の与え方が間違っているのだ。
    一般の事例があるので読みやすい一冊です。

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    2012年02月23日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    ネタバレ

    リブセンスの課題図書。

    行動の随伴性に着目して人の行動を変える。
    随伴性とは,問題となっている行動とその行動の直後に怒る状況の変化との関係のことである。
    大きく分けて,①強化の随伴性②弱化の随伴性がある。
    強化の随伴性は,問題となっている行動が起こりやすくする。弱化はその逆。
    たとえば,たばこをやめたいとき。
    たばこを我慢した→自分を褒めた→次も煙草をがまんした
    この例で,自分をほめるという行動は,その前の我慢するという行動を強化している。

    何かの行動を起こしたいとおもったら,その行動を強化する随伴性について考えてみる。
    何かの行動のパターンが存在しているのなら,そのパターンを維持している

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    2011年11月28日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    とてもとてもシンプルに考えてみたら、なんだか犬の調教を思いだした。やって欲しい行動をしたら褒める。お座りをしたら褒める、もしくは餌をあげる。

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    2011年02月01日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    行動分析学が自分が追求したいテーマのひとつ。この本は、ある会社で起こる問題とその解決までのプロセスを物語風にして例に挙げ、その後行動分析学での解説をするというもの。分かりやすく解説してくれているのだが、自分のものにするためには、何度も何度も読まないといけないと思った。

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    2011年02月19日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    なぜその行動は起きるのか?


    人の行動を分析し、
    その原因を発見し
    解決することで、
    行動をマネジメントする。


    人の行動を強化する好子。
    人の行動を弱化する嫌子。
    人の行動は随伴性によって変化する。


    人との関わり(マネジメント)に関心のある方は
    ぜひおすすめです。

    これからの時代に求められる実践的学問です。

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    2009年12月29日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    メリットの法則を読んだ後だったからか、
    内容がすごく入ってきやすかった。

    一つの行動を見た時に、
    なぜそれを行なったのか過去に目を向けがちだが、
    その行動の何が強化されているのか、
    行動をとったあとも見ていきたいと思った。

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    2025年09月13日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    会社組織における多くの問題や課題は、行動分析で改善できることが理解できた。ストーリー仕立てで分かりやすく、今後も役立つ1冊になりそう。自分自身の日常の行動改善にも繋げたい。

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    2024年04月09日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    ◾️Good◾️
    ジュディス・コマキの有能なリーダーの指示タイミングの研究や、デイビッド・ロンバートの指示方法の違いによる遂行率の研究など、行動分析学で頻繁に引用されている先行研究が、例文とともに分かりやすく掲載されていた。

    ◾️More◾️
    レスポンデント行動、オペラント行動、シェイピング、は運動学習やコーチングでも出てくる説明だった。

    ◾️New◾️
    「チェイニング」は初めて聞いた手法だったので、業務で早速試してみたい。

    【チェイニング】
    多くのプロセスを経て完遂される行動は、プロセスの1つ1つを書き出してみる課題分析作業を行い、プロセスを順序正しく遂行できるようにする。
    ⑴⑵⑶⑷⑸

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    2024年01月01日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    本書の内容は「ほめる技術」に通ずるものがあると思って見返したところ、強化と弱化、60秒ルール、シェイピングなどの同じ用語が出てきた。ほめる技術は行動科学で、本書は行動分析学。同じ領域なのだろう。

    行動の直後に好子が出現すると行動は増加する。会議で好ましい発言に対してポジティブなリアクションを返すと、そのような発言が次々と出るようになる。

    進捗会議の事例
    乗り越えたことや工夫したこと、結果が出たことに対して関心を示し、ポジティブに反応するのは、よい報告をするという部下の行動を強化する。逆に、「ふうん」という無関心や「まだまだだな」という否定は、嫌子による弱化や消去になる。
    ★失敗の報告を奨励

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    2023年10月17日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    意志が弱いとか性格とかじゃなく、行動の原因を分析し、行動の直後の状況の変化との関係を科学する、行動随伴性によって行動を見る考え方。
    行動の直後に好子が発生するとその行動は強化される。
    でも実生活にどう活用しようかな〜というとこまでは見つけられず...。

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    2021年10月17日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    面白半分で購入しましたが、いかんせん素人には難しかったのか、それとも遊び半分で読んだのがいけなかったのか、あまり面白いと感じませんでした。
    良い結果が出たから行動は繰り返され、悪い結果が出たから行動は消失する、くらいしか読み取れませんでした。

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    2021年03月12日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    わかりやすい。わかりやすいのはよいが、もう少し深みも欲しい。もっと知りたくなったので、本書はそう言った意味では大成功の良書です。
    実践に活かしたいと思うような考え方を学べました。

    題名にあるように入門としては最適かもしれない、できれば、参考文献に引用されたものだけではなく、今後もう少し知りたい人向けに読み進むための参考文献も上げてほしかった。入門書には絶対そんなブックガイドも必要だと改めて思いました。

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    2020年08月15日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    一見複雑な行動を取っているように見えても、その原理的なものは、案外単純な要素で成り立っているのだ。ときには、「自分の行動を決定づけている行動随伴性は何か?」と自分の行動を振り返ってみることも必要なのであろう。

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    2020年06月27日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    人の行動や認識の仕方について興味持っていて、たまたま手にした本。行動の前後について考えるというのは新しい発見だった。

    さらにいえば、マネジメントやコーチングなどに役立ちそうな内容もあって、さっそく仕事でも活かそうとおもう。

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    2020年05月08日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    初学者向け。いくつかの基礎的な専門用語(行動随伴性、それに関わる好子・嫌子etc)を具体的な例を挙げて説明してる。具体例がかなり身近な内容でとっつきやすいけど、物足りない感じは否めなかった。

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    2020年04月22日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    ネタバレ

    例としてのストーリー+学術的な部分という構成で読みやすく、理解しやすい内容になっています。

    日常生活に使えそうな、特に仕事で使えそうなトピックが主です。

    ここでの知識を暮らしに活かしていきます。

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    2018年11月12日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    人の行動は、強化、消去、弱化の3つで制御できる。
    シンプルな視点だが、自分の行動とその直後の感情等を思い起こすと、なるほどと感じる場面も多い。

    いずれにせよ、仕事などで相手に働きかけるのは、ある種の行動を期待するから。期待する行動を引き出すために、自分が相手に働きかけるか?結局は自分が変わらないとなと思う。

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    2018年05月13日