一人ひとりが活き活きと働き、全体としてはどこにも負けない競争力を持つ
そんな理想の組織はどうすればできるのか。
その答えは、行動分析学に裏打ちされた人と組織のマネジメントにある。
組織変革や人材マネジメントで注目を集める行動マネジメントを、基礎からビジネスへの落とし込みまでをコンサルタントと行動分析学の専門家が実例に基づくストーリーを通じて具体的に解説。
行動分析学を用いた個人の成長、組織活性化の具体的手法を解説。
Posted by ブクログ 2022年01月07日
行動分析学の手法はいくつかあるが、それらについてとても分かりやすく説明している。具体例も、会社組織の出来事でイメージしやすい。
行動分析学は、以前より動物の調教や療育などでも使われているが、この本を読んで応用範囲がとても広いことに気づかされた。
家族に家事を頼んだり、会議で意見を活発に述べてほし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月18日
企業は社員によって構成されている。社員の行動の集積が企業活動そのものである。したがって、企業組織マネジメントの究極の課題は、社員、すなわち、人間の行動の問題といってよい。P10のこの一節は自身の最近の問題意識を的確に表現している。また、組織人事コンサルタントとして著名な舞田竜宣氏による「人の行動は、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月22日
P16
行動分析学では、目安として「60秒ルール」と呼ぶように、行動をしてから60秒以内に起こらない結果には、ほとんど意味がないと考えている。
P32
行動は、行動直後の状況の変化によって変わる。専門用語では行動随伴性と呼ぶ。
好子
行動の直後に出現する行動を増やす刺激や出来事
行動の直後に好...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月03日
架空のケーススタディが冗長だなぁ…
と読み進めていたが,結果,良本であった。
行動分析学の本は,何冊か読んでいるので,
内容は既知であったり重複していたりもするけど,
何度か反芻することに意義もある――行動分析学的にも。
行動分析学の本質自体はすこぶるシンプル。
シンプルがゆえに,色んなことに応...続きを読む