杉山尚子のレビュー一覧

  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    人間の行動を分析して、それをマネージメントに取り入れる事をストーリー仕立てで分かりやすく解説した良書。とにかく文句なく分かりやすい。早速、この手法を使ってマネージメントを始めてみようと、その気になっている。是非手元においておきたい名著。

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    2009年11月12日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    既読類書の参考文献一覧から行動分析学についてもう少し深堀してみようかと読んでみた。
    入門書としては少し難しめだが既に2冊ほど読んだからそれほど苦にはならなかった。
    一つ一つの言葉を噛み砕いて説明されているし、疑問を解決されるような順に書かれているので、読みやすかった。

    第1章
    P.11 行動分析学 behavior analysis は、1930年代に米国の心理学者B・F・スキナーによって創始された心理学の一体系。
    P.14 人間や人間以外の動物の行動には、それをさせる原因があり、行動分析学はその原因を解明し、行動に関する法則を見出そうとする学問である。
    ★行動とは死人にはできない活動のこと

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    2024年05月22日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    行動分析学、初めて聞いたけど読んでみるとどうやら心理学がかなり関与してるみたい。
    また、他の学問と違って限られた概念(強化、弱化、好子、嫌子、消去、復帰、強化スケジュールなど)で行動全般を説明しようとするってのが個人的に面白いと思った。
    正直まだ理解しきれてないからもう一回読みたい。

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    2021年11月09日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    ネタバレ

    入門よりも少し難しめ
    しかし、一つ一つの言葉を噛み砕いて説明されているし、順番が疑問を解決されるような形でされているので、読みやすい

    また実験や方法論まで触れられており、興味深かった

    行動の原因を分析するために、好子、嫌子などを使う


    フィードバックをよくする上司の部下は仕事が早い
    目標達成するにはちょっとずつの目標が必要
    随伴性を意識することで、何かを止めることや何かを始めることができる、例えばタバコをなぜ吸い続けてしまうのかを考え、吸う前と後のことを考える
    反応がないことで、人は行動しなくなる、例えばナースステーションにきでた人が反応されなるなると来なくなる

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    2021年06月19日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    自分のことも他人のことも、意思が強い弱いとか、優しいから優しくないから、とか何かと「心」で片付けてたり、決めつけたりしてた。でもそれってナンセンスなんだな〜って感じた一冊。

    行動の原因は「心」ではなくて周辺環境や状況によるもの。この本を読むと自分にも他人にも優しくなれそう。表層に現れた行動だけで人を決定付けることはできないし、変われるチャンスを確実に掴むことができるんだな〜。もっと行動分析学を知りたいって思った。

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    2020年11月11日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    初心者にわかりやすくまとめてくれていてコンパクトだが、面白みにはかけている。また、教科書・参考書的な感じもする。

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    2019年05月02日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    やる気がないからできないといった、心を観念する同義反復を伴った我々の慣れ親しんだ医学モデルを脇に置きつつ、行動分析学とは何かということが一貫して述べられており、とても分かりやすい。好子、嫌子といった独自の概念が登場するが、少ない概念、分類により人間の行動を記述する様は説得力があった。
    最後の章の、言語を行動に随伴するものとして捉えるものとして分析し、応用していく様もかなり魅力的な考えに写った。

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    2018年12月31日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    行動の構造的理解ができる。
    行動分析学とは何か?事例や図を使ってイメージしやすく解説されている。
    また、行動分析にまつわる著者の経験談なども交えているため、親しみやすさを感じながら読み進められる。対人援助に関わる方にとっては、いい意味で関わり方を仕組み化できると感じた。

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    2018年12月27日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    行動分析学とは何かを知ることができる。本の作りのせいで(横書き左開き)ちょっと読みにくいけれど概ね親切な書き方。これを実生活で即役立てることはできない、あくまで学術書。

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    2018年11月25日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    僕自身、行動分析学の本をいくつか読みました。
    内容としては、しっかり要点を抑えつつ、割と細かなところもあったりました。
    タイトルに「入門」とありますが、割と内容は網羅的という印象です。

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    2018年11月18日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    2005年9月21日 初版

    その名の通り「行動分析学」という学問の入門書。

    人の行動を「医学モデル」ではなく行動そのものに焦点を当てて分析していく手法。

    学問自体も興味深いが、うまく理解できれば自分自身の行動を制御したり、習慣作りに活かせたりする情報が詰まっている。

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    2018年10月09日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    ネタバレ

    「人の行動は変えられる」、これは「人を変える」といったことを観念的な精神論ではなくて、行動分析学的な知見から具体的な行動にフォーカスして変化させること。

    本書ではある人事コンサルタントがM&Aを行った企業の諸問題を行動分析学的な知見から解決していこうというもの。

    全編通して内容が章立てに細かく分かれており、1つの章は問題→行動分析学を使って解決→行動分析学的な仕組みの説明という構図になっている。

    個人的に役に立ったようなことなど。
    人間が行動を起こするのは心の内部に原因があるのではなくて、その行動が強化されているから(しない理由は弱化されているから)
    行動随伴性(その行動の直後におき

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    2017年05月22日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    行動分析学の根本にある思想を具体的な例を交えながら丁寧に解説している。「好子/嫌子」「出現/消失」「強化/弱化」という、それぞれ対をなす3つの概念の説明がスッキリとまとまっている印象を受けた。

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    2016年11月26日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    結果を出すためには、気合とかではなく、良い行動を積み重ねることが重要。いい行動を支援すればいいじゃんというのが行動分析学のアプローチ。参考になった。

    好子・嫌子という考え方を知り、今までの自分は好子をばらまいていなかったと反省。

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    2016年08月17日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    ネタバレ

    行動分析学の第一人者である著者によって書かれた入門書。

    すでにある程度行動分析学の本を読んでいたので、基本的な行動分析学のレクチャーに関しては既知のことが多かった。

    行動分析学とは大まかにまとめると下記のようなことになる。
    人間が行ある動をするかしないかは「心」「意志」といった内面的な部分ではなく、行動の後に起こる快、不快によって決まる。
    ある行動の後に快が起こればその行動は強化され、不快が伴えば弱化する。
    快が起こす要素を「好子」、不快を「嫌子」とよぶ付随する要素全般を行動随伴性と呼ぶ。
    上記を応用した、様々な組み合わせがある(好子消失の防止など)


    スキナーの思想や言語活動に

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    2016年06月12日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    人の行動を決定づけるのは、
    ①強化
    ②消去(不変化)
    ③弱化
    しかない。
    ①強化の例:褒め言葉。
    子どもが勉強する→直後に褒める→もっと勉強する。
    しかしこれでは褒める人がいないと勉強しなくなる。いわば外在。内在的理由で強化するほうがよい。たとえば、好奇心が満たされるとか。
    なお、褒め言葉とかしかる言葉は、直後に与えるのが効果的。
    最初は連続強化(するたびに褒めたりする)次第に部分強化(頻度を減らしていく)。

    行動のきっかけとなる刺激には
    ①言語
    ②モデル
    ③身体的誘導(体に触って指導すること)

    一連の流れを細かく分解し、それぞれを順次クリアさせていくやり方と、ゴールから体験させる形でクリ

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    2015年06月13日
  • 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由

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    ネタバレ

    心理学の一種である「行動分析学」の入門書。
    専門用語もでてきますが、なかなかどうして読みやすいです。

    どういった種類の心理学かというと、
    本書から例を出せば、
    冬場にこたつで朝食を取る家族のなかで、
    高校生の男の子が左手をこたつにいれたまま、
    ごはんを食べているというのがあります。
    それで両親は男の子を「行儀が悪い」「だらしがない」のを理由にして、
    両手で食べるように叱るのですが、
    実は「行儀が悪い」「だらしがない」というのは理由と考えるべきではなく、
    実際に理由でもないというのが、行動分析学の捉え方。
    本当の理由は、男の子の席はドアの近くで、他の家族の席よりも2℃も室温が低く、
    寒いのが理

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    2025年06月29日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    【連続強化】つきっきりでやり方を教え、やらせてみて、出来たら褒める事をしばらく続ける。
    【部分強化】いつまでもそれを続けていると、褒められないと動かない人になりかねない。慣れてきたら、【連続強化】から【部分強化】に変え2回に1回褒めるようにし、3回に1回、4回に1回...と強化の頻度を下げていく。【部分強化】には行動を維持する効果がある。
    【シェイピング】相手の行動をステップバイステップで上げていき、最終目標とする行動へと近づけていく。前段階の行動が出来なくなってしまった時は、一旦前の段階に戻って強化をし直す事。

    山本五十六…やってみせ、言って聞かせて、させてみて褒めてやらねば、人は動かじ。

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    2014年05月25日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    内容は,前著『行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論』
    ――舞田 竜宣 (著), 杉山 尚子(著)――とほぼ同じです。
    前著は,架空のストーリーを軸にしている分,冗長さを感じたが,
    本書は,それもなく平易かつ簡潔に行動分析学および,
    その実践具体例について書かれている。
    個人的には,本書の方をお勧めする。 どちらを読んでも構わないけど,
    本書の方が読みやすいし,何よりハードカバーでないのがいい。

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    2013年04月28日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    人の行動を変えるにはどうすれば?が行動分析学のアプローチで書かれている本。外資系の会社に合併吸収された日本の会社。一つのチームとしてワークする際に生じる様々な障壁を、行動分析学に詳しい人間が一つづつ解決していく物語形式で描かれている。テーマ別に章立てされており、物語編と解説編で1章となっているので理解しやすい。

    【感想】
    好子嫌子・強化弱化など、行動に関するいろいろな概念が出てくるが、平たく言うと「相手の行動にどのようにフィードバックを与えればよいか」に尽きると思う。
    人の「行動」は他人から見える表層でしかなく、その裏には習慣や思考、経験などが広く絡みあって生成されている。本質的に変化を求め

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    2013年02月23日