山田ズーニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ほぼ日刊イトイ新聞」連載のコラムとそれに寄せられた読者からの声をまとめたもの。副題の「親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択」はそれぞれ独立した章立てになっている。
もっとも反響が大きく多くのページが割かれているのが「親の老い」について。これは…、うーん、どう言ったらいいのかな、ちょっと複雑な読後感だ。テーマがテーマなだけに皆さんとても真剣で身につまされる。それは間違いないのだけれど、何と言うかすごく落ち着かない居心地のわるーい気持ちになってしまう。正直に言ってその生真面目さについていけない。もちろんこれは誰だって真面目にならざるを得ないことなわけで、私自身、夫の親と同居しており、遠い田舎 -
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Posted by ブクログ
小論文が伸びる人>書きたいことがある。ものごとをありのままに観る
「私はこれからどこへ行けばいいの?」「それはどこへ行きたいかでちがうさ」不思議の国のアリス
自分の想いを言葉で表現できるようにするには、とにも、かくにも、アウトプットだ
「表現」を、生活と切り離されたユートピアのように仰ぐ人は、「センス」に望み、「どうしたらなれるか」と勉強法にも熱心だ。「いつかその気になれば」と「いつか」を仰ぎ、結局、「いま」を逃しつづけている。結局、何も自分を表現できずにいる。
批判的に観ることは自体は、やさしい。まるい円のようなものを想像して、相手に足りないものを指摘すればよいのだ。
「優しさ」を