山田ズーニーのレビュー一覧
-
コミュニケーション力に自信がなく、以前からブログを読ませてもらっていた山田ズーニーさんの本を購入。本当に分かりやすくて為になるコミュニケーションのコツが満載で、読んで良かったと心から思える一冊。相手と問いを共有することや、伝わる自己紹介のポイントなど本当に役に立った。何度でも読み返したい素晴らしい本...続きを読むPosted by ブクログ
-
人に考えを伝えるとはどのようなことなのか、長い間丁寧に考え続けている人が書いた本。
この本を読んで、文章という「自分」と「相手」を繋ぐ道具の使い方が少しだけクリアに理解できたように思う。Posted by ブクログ -
文章の書き方の本でこんなに薄く為になった本は初めてでした。
高校生の小論文の添削に関わってきたとのこと。なるほど、わかりやすく次から使えそうな方法がたくさん載っていました。Posted by ブクログ -
良書 人に何かを伝えることのむずかしさが実感されます。本当に人に何かを伝えることは非常に難しいことだと思います。
「壁にぶち当たったとき、希望も近づいている」、そうなれば、その人がいたら、きれいごとではなく、希望はすぐそこまでにきている。と表現しています。
巻末には、本書は、「自由を勝ち取るための戦...続きを読むPosted by ブクログ -
小論文のテクニックを学ぶというより、文章で自分を表現することの難しさ、もどかしさを再認識したり、共感する一冊だった。
「一人称がいない」の章は特に、心理学や人類学の領域に及ぶ踏み込んだ意見があり、とても興味深い内容だった。
自身もフリーズ現象に身に覚えがあり、言語化され、筆者によって解きほぐされて...続きを読むPosted by ブクログ -
普段、相手の発言にイラッとしたり、何気ない一言にモヤっとしたり、チリツモで疲れていた自分が浄化された気がする。理論立てて書かれているのに不思議だが、いわゆるコミュニケーションの達人視点から書かれた本ではなく、不器用で純粋な「通じ合いたい」という熱量から生まれた文章で、会話が苦手な自分に伴走してくれて...続きを読むPosted by ブクログ
-
文章を書くということを通して、その奥にある、心の部分について、逃げずに向き合って、考えて考えて考え抜いている、自己啓発本の類のよう。でも、〜すべき、〜しよう、などと提示する風ではなく、一緒に悩んで寄り添ってくれて、考える力とヒントをくれる。
自分に思い当たる節があると、自分の器の小ささとか、弱さを、...続きを読むPosted by ブクログ -
20代の頃に読みたい本だった。当時、「正論が絶対だ」と浅はかな考えをしていたことを思い出させてくれた。現在は経験から感覚的にわかっていることだったが、言語化してくれているので頷きながら読ませてもらった。コミュニケーションとは、絶対的に分かり合えない相手との相互的な行為という前提に立つことで、相手を意...続きを読むPosted by ブクログ
-
言葉、文字で自分の考えを伝える難しさを日常的に感じていた。
その中で、「人に伝える文章とは?」を考えさせてくれる、この本は、人に薦められる本となった。
相手のことをどれだけ考え、自分よがりでなく、本当に伝えたい時にどうすればいいのか。
この感覚に少しでも近づくものだった。Posted by ブクログ -
意見を求めても、打てど響かずな後輩ちゃん。意見がないってことはないでしょう、私に遠慮をしているのかな、と思っていましたが、理由が分かりました!「考える」ということをしていなかったんだね。全くできない、やる気がない、あるいは放棄しているかは分からないけど。でも大事なこと全てを人の意見に任せてしまうのは...続きを読むPosted by ブクログ
-
ほぼ日で連載している「おとなの小論文。」ふと読んでみたらおもしろかったので、文庫になっていることを知り読んでみる。
私は人になにかを伝えるのが下手で、とにかく場数を踏むしかないのだと思った。
一人称がいない③の鬼瓦権助さんのメールはとてもよかった。人に言われたことに対して時間差で怒りが込み上げて...続きを読むPosted by ブクログ -
自分のことを理解してほしいと思いながら、どうせ自分の情報など他人に伝えても意味がない、他人に無駄な情報を増やしてはいけないと思う。今思えば矛盾し切っている。
理解してほしいと思うなら、伝えなければ。たとえそれがどんなにへたくそでも。
音楽や映画、本からも、愛をチャージすることができる。そのことを...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の言いたいことをきちんと伝えるにはどうすればよいのか?
ブログ等のSNSで物事を伝える、海外で日本語以外の言語を使う、あるいは物分かりの良くない上司や社内関係者を説得したい等々、思いを理解してもらえないフラストレーションは、日本語でも外国語で多く存在すると思います。
ましてやこのコロ...続きを読むPosted by ブクログ -
色々な人に読んでもらいたい。
途中色々と唸るようなこともあるし、最後の方のメッセージもとても心に刺さった。また頃合いを見て読み直したい。Posted by ブクログ -
心と心が通じ合う、自分らしさを伝えるとは改めて難しいことだなあと感じた。しかし、この本を読んで人生を前に進めることができた気がする。
どんな人におすすめか?
相手との信頼関係が上手く築けないと考えているあなたにはおすすめの本だと思う。
今日から実践していけるノウハウがたくさん詰まっていて、値段的にも...続きを読むPosted by ブクログ -
就活の時に、「働きたくない、遊んで暮らしたい」と思っていました。高校生までは与えられた課題をこなして、なんとやくなってきました。大学生からは、自分で考える、と。いきなりどうしたらいいの…すごく困惑したのを覚えています。
なにがしたいか分からなくて、大学生4年生の2月まで就職が決まりませんでした。やっ...続きを読むPosted by ブクログ -
何気ないワンフレーズが言葉に刺さりまくった。
誰でも一度は「楽したい」「働きたくない」と思ったことがあるはずだ。
読者からの意見も交えながら、著者の考えを一方的に押し付けるわけではないので、とにかく読みやすいし共感できる箇所が数えきれないほどあった。Posted by ブクログ