山田ズーニーのレビュー一覧

  • おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択

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    親子だからこそ、許せなかったり認められなかったり。でもそれは自然なことで、救われる人がたくさんいると思う。
    子どもでもあり、また親でもある私。
    親の老いも自分の老いも、感じることが多々あり、仕事のこと、ありのままの自分、心に響くものがたくさんありました。

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    2013年03月02日
  • おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択

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    親の老いを知り、青春の終わりを感じる。
    護られる方から護る方に移るとき、次のステージに行くのかな。
    そして護るべきものが巣立って、また自分が護られる方になって。

    今まで見てみぬフリをしていた人生の次のステージに、腰を据えてぶつかろうと思える本だった。
    読者のメールも本文に負けず劣らず考えさせられる。

    「おかんの昼ごはん」が強烈だっただけに、後半のトピックスはちと印象が弱いかな。
    でも、「ありのまま」とは、とか、「仕事の選択」とか、生きる上での普遍的なテーマも興味深い。

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    2013年02月16日
  • おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択

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    ―――あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように、私の人生の終わりに少しだけ付き添ってほしい(樋口了一/手紙)―――

    他人に許せることが、なぜ身内だと許せないのか。
    何度も同じ話をすることが許せなかったり、自分と同じことができない親を否定的に思ってしまう。
    たとえば、パソコンやDVDの操作ひとつとっても、私が調べることと、親が調べて実行に移すことの大変さは全然違う。

    親が老いていくことを、子どもである私には許容できない。
    期待している。
    いつまでも、親が親でいてくれることに。

    親が老いるということを「肯定」するという考え方を、初めて、した。

    そんなこと思っていいんだ!?
    私だ

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    2013年02月07日
  • おとなの小論文教室。

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    ネタバレ

    小論文の基礎的な文法や知識やルールというより、
    テーマや問いなど
    自分自身の目線や角度、姿勢などについて描いています。

    文章や言葉にすることで、
    自分の考えや価値観を客観的に見ることができます。

    「目には見えないけど、あなたの中に、
     感情があり、想いがあり、意志がある。」

    「想いは、どうしてこんなに言葉にならないんでしょう?
     どうしてこんなに、伝えたい人に伝わらないんでしょう?」

    今までの自分を振り返ると
    思い当たる場面が多々。
    そしてそれは、
    年齢を重ねる毎に増えている気がします。

    学生時代は、
    自分が不安だったり未熟だったり
    それが何だかわからないまま、
    ほんとう揺れていたけ

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    2012年06月10日
  • おとなの小論文教室。

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    このご本を、今のタイミングで読めたことに感謝。

    今の自分にとても必要な言葉がそこかしこに溢れてた。

    「ああ、私のいけないところはココだったんだ」
    「このままでも大丈夫だな」
    「あの人にはこういう風に接してみるといいのか」
    「この人にはこういう感情が欠けていそうだから、ああいう行動するんだな」

    とかとか。

    「個人」がどう生きるか。
    自分を表現するにはどうしたらいいのか。

    人に対する見せ方を考えるよりも、まず先に、
    「自分とはなにか」を考えたい人は、
    一度手にとってみてください。

    きっと何か得るものがあるはずです。

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    2011年09月21日
  • おとなの小論文教室。

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    何かの本に紹介されているのをみて読んでみました。

    大人にも大人なりの悩みがあって、
    ひょっとすると、似たようなことをみんな考えているのかもしれない。

    前半は特に、質問が投げかけられるので
    一緒に考えながら読んでいきました。
    新しい考え方の発見がありました。

    読む人それぞれで、きっと気になる部分は違うんだろうけど
    私がぐっときたひとつがこの部分です。
    「人との関わりを放棄し、思いやることもできずに
     自分のしたいことなんて例えあったとしても、
     それがなんなんでしょう」

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    2017年09月05日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    人はひとりでは生きていけない以上、言葉で伝えることは生きるうえでの根幹だであり、会社・家族・友人との関わりのなかで、すぐに活かせるヒントが多い。

    以下を意識していく。
    ①自分の理解
    想いに基づく意見、メディア力、言葉で相手に起こしたい変化

    ②相手の理解
    言葉の裏にある想いと意見

    ③伝える技術
    ①②を踏まえて、意見と論拠を論理的に、相手に受け止めてもらいやすい形で伝える。
    時間・空間・人の軸で視野を広げる。

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    2025年11月20日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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     ①意見 あなたが一番いいたいことは何か
     ②望む結果 だれが、どうなることを目指すのか
     ③論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか
     ④読み手 読み手はどんな人か
     ⑤自分の立場 自分はどんな立場にいるのか、自分は相手からどのような人物とみられているのか
     ⑥論拠 相手が納得する根拠はあるのか
     ⑦根本思想 あなたの根本にある想いはなにか

    ・論点・問いは疑問形
    論点を「人間関係について」のように漠然と書かないで、疑問形にする。
    例えば、「人間関係はどうすればうまくいくか?」「職場での人間関係の問題点は何か?」「職場で上司と部下の関係はどうあるべきか?」

    ・自分の論へ反論する癖をつ

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    2025年11月12日
  • おとなの進路教室。

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    文章のプロなので当たり前かもしれませんが、言葉づかいが巧みで文章を通して胸を打たれた感じがしました。
    物事を深く考えるきっかけとなるテーマが詰まっていて、何度も読みたい!と思わされる本でした。

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    2025年09月26日
  • おとなの進路教室。

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    三宅香帆さんの本で紹介されてて気になったので読んでみた。
    仕事との向き合い方、自分にとっての仕事とはなにかを考える手がかりが得られた。

    また、なにかを表現するときに立脚点=自分がどこに立ってどこからものを言うのか、を明確にするということが重要でアウトプットに影響するという話が印象に残った。

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    2025年08月25日
  • おとなの進路教室。

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    会社を辞めてフリーランスで働き、ものにしてきたズーニーさんだからこその実感の籠った進路相談。なりたい職業名×マイテーマ×実現したい世界観で、仕事を決める。

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    2025年03月22日
  • おとなの進路教室。

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    現在、30代序盤の私。仕事もひと通りこなせるようになって、育休も終盤にさしかかり、なんとなく人生の波を越えたなと思う(このあと仕事家事育児で地獄を見るであろうことは置いておいて)。

    この本は「おとなの」進路教室ということだが、作者が高校生の小論文の講師とのことだったので、高校生にも伝えられる何かがあるかもしれないなと思って手にした。結論から言うと、「おとなの」ための本だった。もちろん高校生が読んでも、得るものは多いと思うが。

    小中高ときて、大学へ進む進路とは違う。
    大学から新卒で就職するのともちょっと違う。
    自分の生き方やその原点に立ち返るための本だと思った。だから、読んでいて身に覚えのあ

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    2024年10月09日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    意見と理由をセットで伝える重要さ、そして何より自分のメディア力(信頼性)を上げることの大切さがよくわかりました。

    ・自分で「問い」を立てること
    ・他人の「問い」を理解することで対話がスムーズに進む

    参考になることがいろいろ書かれていました。

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    2024年09月21日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    文章術というと、木下是雄著『理科系の作文技術』や本多勝一著『日本語の作文技術』以来20年位ぶりに読んだ(いや、他にも読んだかもしれないけど記憶にない)。
    本書は上記の書籍とは異なり、文書をいざ"書く"段階の前である"何をどう"書くかにフォーカスを当てた書籍となっている。
    私のような技術職でも提案や報告をしていると比較的基本的な内容とは思うけど、そうはいっても忘れがちになるのは否定できないので、定期的に読むことは悪くない。
    "文章を書く"前の段階の内容なので、別にトーク・考え方としても通ずる話だと思う。

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    2024年08月31日
  • 「働きたくない」というあなたへ

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    働きたくない、という学生に対して、読者の投稿も利用したコラム。働く意味とは。社会とつながる、居場所を作る、成長する。母にとっては家庭が戦場。逆に男は仕事を外ですることが当たり前と思われている。女性は依存して生きるのが良い。と矯正を受けてきた。。様々なテーマが働きたくない、楽して生きたい、という若者に対して語られる。読むのは一度で良いが、色んな人の意見が読めて面白かった

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    2024年07月15日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    最近新書を沢山呼んで、自分は賢くなった。他の人は馬鹿で話が合わないと思っていた自分に刺さる1冊
    結局自分は自分の知識を披露したいだけで、相手目線で見た自分について全く考えていなかった

    特に山登りの話は、現在就活中の自分に参考になった。
    自分は海外経験をガクチカにしたいけど、深く勝たれるほど学んでいない「未来」という時間軸を武器に、今の自分の経験を最大限活かせるガクチカを再構成中、、、

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    2024年06月22日
  • 「働きたくない」というあなたへ

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    ほぼ日刊イトイ新聞の連載から、働くことやグレーゾーンという人間関係について書籍化

    著者が意見を出し、色々な読者の投稿を取り上げながら展開されていくという、昔のラジオの青春番組のような本。
    様々な意見が取り上げられていて、自分としての考えを促される。

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    2024年05月08日
  • おとなの進路教室。

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    読んでいて、痛みを感じることが多い本でした。
    「教室」というタイトルに反して、何かを与えられる感じはまったくせず、気づけばただ自分を、周りを省みている、というような内容でした。

    少し失礼になりますが、たぶん、著者は文章がそれほど上手くないんですね。だから、読んでてあちこちで引っかかります。でも、その引っかかりがあるから考えるきっかけになるというか。この本を読んで得たのは内省だなと思います。

    特に痛みを感じた場所
    ・仕事と勉強の違い。自分は仕事をしているのか?勉強しているのか?
    ・外を見ないと自分は見えない
    ・選ぶ自分はどこにいる?
    ・自分の立脚点(一貫したスタンス、のようなものと解釈)

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    2024年02月09日
  • おとなの小論文教室。

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    ネタバレ

    「Y先輩の話」が印象に残る。
     本当ににやりたいことなんて、やってみないことにはわからない。
     学生の頃はやりたい仕事を関心や適性を考えて選んだが、働いてわかったことは、やりたいであろう記号を選んでいたに過ぎないこと。そして、職業という記号は選べても、仕事は選べないこと。仕事にはやりたくない仕事や適性のない仕事もある。本当にやりたいことは、ほしい商品を選ぶものではなく、内面から浮かび上がるものなんだろう。『やりたいことっていうのは、自分の内側の、自分が求める世界観を形にしたいっていう思いでしかない』に共感する。
     どうすれば浮かび上がるのだろうと考えてみると、仕事でもなんでもひたむきに取り組む

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    2023年08月22日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    どうしたら誤解されずに想いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるか
    小論文のエキスパートが、よい文章を書くための戦略をアドバイスする書です。
     ①意見 あなたが一番いいたいことは何か
     ②望む結果 だれが、どうなることを目指すのか
     ③論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか
     ④読み手 読み手はどんな人か
     ⑤自分の立場 自分はどんな立場にいるのか、自分は相手からどのような人物とみられているのか
     ⑥論拠 相手が納得する根拠はあるのか
     ⑦根本思想 あなたの根本にある想いはなにか
    の7つが視点となっています。

    ・書くことは考えることだ。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考え

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    2023年05月23日