山田ズーニーのレビュー一覧
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至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。
メールでも議事録でも志望動機書でも、
・伝えたいことは何か?
・メッセージを書く目的は何か?
(誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?)
・読み手はどのような人なのか?
・自分が書いた文章で相手は納得...続きを読むPosted by ブクログ -
この本で著者は、読み手を動かすことが小論文の目的であり、そのためにより多く、多角的な問いを立てることが重要だと伝えています。
そしてケース別に問いの立て方を説明することで、自分の意見をつくるための方法を教えてくれます。
与えられた課題を解決することから、課題そのものを見つけることに需要が変化して...続きを読むPosted by ブクログ -
コミュニケーションの手段は色々ありますが,私たちが相手に「直接」想いを伝えるコミュニケーション手段は2つ。話すことと書くことです。本書はその2つのコミュニケーションどちらにも通じる,想いを人に伝える手段を教えてくれます。
手段といっても「Xしたらいい」「Yはするな」など具体的な行動だけを伝...続きを読むPosted by ブクログ -
伝えたいことは何か、そしてそれはなぜそう思うのか。
自分は相手にとってどういう存在で、自分が発した言葉は相手にどのように受け止められるのか。
どうすれば、自分の思いが相手に伝わるのか。
コミュニケーションって本当に奥が深い。ただ話す、聞くだけじゃなくて、相手とどう関係を築いていくか、だよなぁ…って...続きを読むPosted by ブクログ -
必死に話してるのに伝わらない、相手が分かってくれない。そんな方にぴったりの本です!上記の様な状態を解決するポイントは「メディア力」。メディア力を高めるためには、論理、共感、根本思想に着くための良質な問い、相手と同じ立場で考えること、が必要。
私もメディア力を高めるために頑張ります!Posted by ブクログ -
上っ面のテクニック本ではない。すぐ実践できることが書いてある一方で、自分の人生に目を向けさせられ、そしてこれからどういう自分を作っていくのか?自分のメディア力をどう積み上げていくのか?という大きな問いを投げかけられる。「問いは意見を掘り起こすスコップ」自分のスコップを少しでもよりよくしたいと思いまし...続きを読むPosted by ブクログ
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ー 常に読み手にとって心地よいことを書いていけば、相手に嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味も失せてしまう。相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実にな...続きを読むPosted by ブクログ
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文章を書くのは難しいと思っていたけど、日常生活、仕事の中で以外と沢山書いており、それぞれに読む人がいて、目指す結果がある。この本が目指す文章力のゴールは、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出す事。
この本を読んで、自分がいかに普段からものを考えていないかに気づき、反省した。
何度も読み直...続きを読むPosted by ブクログ -
まだ読み始めたばかりだけど、すごく共感してしまったのでとりあえず星5つ…
山田ズーニーの、何となく思ってたモヤモヤを言葉にする力がすごい。
大人の小論文教室も就活期に出会ってすごく影響受けたことを思い出した。Posted by ブクログ -
文章作成のノウハウ本。文章は種類によって、ゴール(誰に読まれ、どうなることを目指すか)、良し悪しの基準、トレーニング方法が違う。本書で扱うのは、共感・納得・発見など読み手の心を動かし、結果を出せる文章。文章作成に加えて、コミュニケーションのあり方についても論じられている。
ついつい文章を書いてい...続きを読むPosted by ブクログ -
本の薄さに反して中身は非常に濃い。
このタイトルをつける筆者だけあって、構成が分かりやすくすいすい読める。単に言い回しを直そう、といった小手先のテクニックではなく、メディア力を上げるべきだという主張は至極納得がいく。ではどうやってメディア力をあげればいいのかにまで言及しているのも素晴らしい。
再読...続きを読むPosted by ブクログ -
先生が渾身の本といっていたがまさにその通りでした。
この本を実践すれば、いい文章は書けると思います。
ただ、とても時間がかかります。
考えて、考えて、考え抜いた心を書く。それは確かに、オリジナリティのある文章になるはずだ。Posted by ブクログ -
共感による意思疎通をしたい。
なぜなら、説得のような権威を使った話し方は縦社会の構造でのみ有効に働く。
横関係のフラットで平等な関係を作って話がしたい、そこで楽しくワクワク話がしたいと思ったから。
子ども心も同じで、まず肌で相手の感情を共感してミラーリングする。
そこから楽しい、嬉しい、怖い、悲し...続きを読むPosted by ブクログ -
ズーニーさん、伝わる伝えるに続き、2冊目。やっぱりこれも胸に直接くる。分かってたはずのことだけど、やっぱり、読んでいて「あれ、ダメだったなぁ」と反省したり、「よし、これはこの基準で考えよう」と、この中から学ぼうと思ってもいなかったことが得られたり。
ズーニーさん自身も、書くときに本書を参考にしてい...続きを読むPosted by ブクログ -
メディア力か~、なるほど。分かるわ~。ちょうど自分も、今春から職場環境一転、慣れ親しんだところから離れて、通じ合えなかったり、はたまた信じ合えなかったりすることからくるストレスを、久しぶりに肌で感じてる。そんなもどかしさに対する方法を、本作は見事に示唆してくれる。しかし本作者、その名前でちょっと損し...続きを読むPosted by ブクログ
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①読み手を理解し、読み手の気持ちを想像する、(自分ではなく)読み手の当たり前は?
②問いは何か?、論点は何か?、問い・論点に対する意見(示唆)は何か?
③ゴールは何か?、読まれた結果は?、どうなってもらいたい?、そのゴール・結果を阻むものは?
(基本)
・読み手が何を求めているのか?
・「問い...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすく、分かりやすく、何度も読み返したい本だ!
まず、タイトルに惹かれた。会話が苦手で、その日も職場の人(その子には言いたいことが伝わる)とそんな話をしていた矢先に出会う。
まず、メディア力がある事!にはじまり、じゃあどうすればいいんだ〜という泣きの問いに読み進めるほど理解が深まりやすく書かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
すごくよかった。文章のポイントが7つの視点からわかりやすく解説されている。さすがにこの本も伝わりやすい。自分の想いを伝えるのはくるしい。だからこそ、諦めないで欲しいという気持ちがズーニーさんにこの本を書かせたのだと思う。
実際にお会いしたことがあるからかもしれないが、ズーニーさんはあかるい。独特のあ...続きを読むPosted by ブクログ