山田ズーニーのレビュー一覧

  • 「働きたくない」というあなたへ

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    意見を求めても、打てど響かずな後輩ちゃん。意見がないってことはないでしょう、私に遠慮をしているのかな、と思っていましたが、理由が分かりました!「考える」ということをしていなかったんだね。全くできない、やる気がない、あるいは放棄しているかは分からないけど。でも大事なこと全てを人の意見に任せてしまうのはどうかな?自分で決めることで、責任を持ちたくないのだろうか?森博嗣先生の本で、インターネットネイティブの世代は、分からないことはすぐに調べてしまうから、「考える」機会があまりなく育ってしまう的なことがあったのを思い出した。時代のせいかもしれないけど、なんとももやもやするのです。

    グレーゾーンの住人

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    2022年03月02日
  • おとなの小論文教室。

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    ほぼ日で連載している「おとなの小論文。」ふと読んでみたらおもしろかったので、文庫になっていることを知り読んでみる。

    私は人になにかを伝えるのが下手で、とにかく場数を踏むしかないのだと思った。

    一人称がいない③の鬼瓦権助さんのメールはとてもよかった。人に言われたことに対して時間差で怒りが込み上げてくることがあるが、これは言われたときに自分が傷付けられたと認識していない、つまり「自分の大切な部分」がよく分かっていないということなんだな。

    それから一人称がいない⑤の自分をとりまく関係性について。もやもやしたときに、こういう状況把握の仕方があるんだなぁ。

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    2021年08月25日
  • 理解という名の愛がほしい。

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    自分のことを理解してほしいと思いながら、どうせ自分の情報など他人に伝えても意味がない、他人に無駄な情報を増やしてはいけないと思う。今思えば矛盾し切っている。

    理解してほしいと思うなら、伝えなければ。たとえそれがどんなにへたくそでも。

    音楽や映画、本からも、愛をチャージすることができる。そのことを知ることができて、本当によかった。私が趣味でやっていたことは、愛をチャージすることだったんだ。


    レッスン13 なぜか饒舌になるとき

    「怒るということは図星ということ」「無意識の部分のなにかを攻撃されたと思い、自ら雑音を立てる」身に覚えがありすぎる。しゃべればボロが出るに決まっているのに、なぜ口

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    2021年08月22日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    ネタバレ

     自分の言いたいことをきちんと伝えるにはどうすればよいのか?
     
     ブログ等のSNSで物事を伝える、海外で日本語以外の言語を使う、あるいは物分かりの良くない上司や社内関係者を説得したい等々、思いを理解してもらえないフラストレーションは、日本語でも外国語で多く存在すると思います。

     ましてやこのコロナ禍の下、対面的な接触が減り、メッセンジャーやメールなど、文字での伝達が非常に増えたと感じています。
     メール返信に費やす時間の膨大な増加、終わらないチェーンメールを見るにつけ、文章力を鍛えるべきだとの判断から手にしたのが本作です。


     さて、本作ですが、めちゃくちゃ為になりました。非常に参考にな

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    2021年05月30日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    色々な人に読んでもらいたい。
    途中色々と唸るようなこともあるし、最後の方のメッセージもとても心に刺さった。また頃合いを見て読み直したい。

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    2021年05月01日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    心と心が通じ合う、自分らしさを伝えるとは改めて難しいことだなあと感じた。しかし、この本を読んで人生を前に進めることができた気がする。
    どんな人におすすめか?
    相手との信頼関係が上手く築けないと考えているあなたにはおすすめの本だと思う。
    今日から実践していけるノウハウがたくさん詰まっていて、値段的にも安く持ち運びやすいのでコミュニーケションに困っていて新しい手段が欲しいと思う人にはぜひ買いの本だと思います!

    最後に私が響いたフレーズを残します
    「本書を、あなたがより自由を手にするための踏み台として届けたい!」

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    2021年03月28日
  • 「働きたくない」というあなたへ

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    ネタバレ

    就活の時に、「働きたくない、遊んで暮らしたい」と思っていました。高校生までは与えられた課題をこなして、なんとやくなってきました。大学生からは、自分で考える、と。いきなりどうしたらいいの…すごく困惑したのを覚えています。
    なにがしたいか分からなくて、大学生4年生の2月まで就職が決まりませんでした。やっと決まった会社は、辛すぎて2ヶ月で辞めてしまいました。その後、2年間アルバイトをして、今の会社で働くことになり、今も続いています。私に必要だったのは、考えることと覚悟を決めることかな。
    高校生の頃から専業主婦になりたかった私。仕事は大変だけど、人のためになる。スキルアップや心が成長できた。働いてみて

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    2021年02月24日
  • 「働きたくない」というあなたへ

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    何気ないワンフレーズが言葉に刺さりまくった。
    誰でも一度は「楽したい」「働きたくない」と思ったことがあるはずだ。
    読者からの意見も交えながら、著者の考えを一方的に押し付けるわけではないので、とにかく読みやすいし共感できる箇所が数えきれないほどあった。

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    2021年02月14日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。
    メールでも議事録でも志望動機書でも、
    ・伝えたいことは何か?
    ・メッセージを書く目的は何か?
    (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?)
    ・読み手はどのような人なのか?
    ・自分が書いた文章で相手は納得してくれるか?
    を意識して文章構成を構築した後に表現を整えれば良いことがわかった。
    要は、「論点」の大切さを何度も繰り返し丁寧に説明してくれている。
    一度読んで、終わりではなく、文章を書く際には慣れるまで常に横に置いておきたい本だと思う。

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    2020年12月09日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    この本で著者は、読み手を動かすことが小論文の目的であり、そのためにより多く、多角的な問いを立てることが重要だと伝えています。

    そしてケース別に問いの立て方を説明することで、自分の意見をつくるための方法を教えてくれます。

    与えられた課題を解決することから、課題そのものを見つけることに需要が変化している現在、そうしたことに悩む人にとって、とても役に立つ指南書だと思います。

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    2020年11月23日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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     コミュニケーションの手段は色々ありますが,私たちが相手に「直接」想いを伝えるコミュニケーション手段は2つ。話すことと書くことです。本書はその2つのコミュニケーションどちらにも通じる,想いを人に伝える手段を教えてくれます。

     手段といっても「Xしたらいい」「Yはするな」など具体的な行動だけを伝えているのではなく,「なぜ」「なに」「どうやって」を余すことなく教えてくれます。「何のために想いを伝えたいのか」「そのためには何を伝えたらいいのか」「それをどうやって伝えたらいいのか」,本書の言葉で言えば,「切実な動機」「経験に象徴される伝えたい内容」「表現技術」(p.243)の大切さを教えてくれま

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    2020年09月25日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    伝えたいことは何か、そしてそれはなぜそう思うのか。
    自分は相手にとってどういう存在で、自分が発した言葉は相手にどのように受け止められるのか。
    どうすれば、自分の思いが相手に伝わるのか。

    コミュニケーションって本当に奥が深い。ただ話す、聞くだけじゃなくて、相手とどう関係を築いていくか、だよなぁ…ってことがよくよく分かる。自分の思いが相手に伝わることを『橋をかける』っていう表現をしているのもいいなぁと思った。

    パッと見ゆるい表紙だし割と薄めの文庫本だけど、一章ごとに本一冊書けそうなくらい濃い内容。コミュニケーションで何かしら悩んでいる人はぜひ一度読んでみてほしい。

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    2020年08月12日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    必死に話してるのに伝わらない、相手が分かってくれない。そんな方にぴったりの本です!上記の様な状態を解決するポイントは「メディア力」。メディア力を高めるためには、論理、共感、根本思想に着くための良質な問い、相手と同じ立場で考えること、が必要。

    私もメディア力を高めるために頑張ります!

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    2020年08月03日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    ネタバレ

    上っ面のテクニック本ではない。すぐ実践できることが書いてある一方で、自分の人生に目を向けさせられ、そしてこれからどういう自分を作っていくのか?自分のメディア力をどう積み上げていくのか?という大きな問いを投げかけられる。「問いは意見を掘り起こすスコップ」自分のスコップを少しでもよりよくしたいと思いました。

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    2020年07月25日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    ー 常に読み手にとって心地よいことを書いていけば、相手に嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味も失せてしまう。相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。

    多くの場合、それは自分と相手のギャップによって
    生じるメッセージだから、ときに相手に歓迎されず違和感やざらつきを与えるかもしれない。それでも違和感という形で、ときに反発という形で相手の潜在力を揺り動かすことができれば、相手を生かし、自分を相手の中に生かしたことに他ならない。

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    2020年05月31日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    文章を書くのは難しいと思っていたけど、日常生活、仕事の中で以外と沢山書いており、それぞれに読む人がいて、目指す結果がある。この本が目指す文章力のゴールは、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出す事。
    この本を読んで、自分がいかに普段からものを考えていないかに気づき、反省した。
    何度も読み直したくなりそうなので、メルカリには出さずに手元においておきます。

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    2020年04月13日
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか

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    まだ読み始めたばかりだけど、すごく共感してしまったのでとりあえず星5つ…
    山田ズーニーの、何となく思ってたモヤモヤを言葉にする力がすごい。
    大人の小論文教室も就活期に出会ってすごく影響受けたことを思い出した。

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    2020年02月03日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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     文章作成のノウハウ本。文章は種類によって、ゴール(誰に読まれ、どうなることを目指すか)、良し悪しの基準、トレーニング方法が違う。本書で扱うのは、共感・納得・発見など読み手の心を動かし、結果を出せる文章。文章作成に加えて、コミュニケーションのあり方についても論じられている。
     ついつい文章を書いているうちに自分本位になってしまうので、とことん読み手の立場に立って書かないといけないなと改めて感じた。最後に振り返りのプロセスを入れる癖をつけることが大事かなと。
     以下、備忘録。

    ■はじめに
    ・読み手が、なぜ、どんな内容を求めているか押さえる。結果が出せた文章を分析し、水準や要件を割り出す
    ・限り

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    2019年12月31日
  • おとなの進路教室。

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    「おとなの」とあるけど、大学3年就活真っ只中のわたしにとても刺さる内容だった。
    選択肢が多いからこそ、「ただしい」選択ができているのかとても不安になっていたけど、最初から正解なんてなくて、常に手探りで自分の人生を自分が思う「ただしい」ものへと作り上げていく、ということなんだとおもった!

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    2019年12月10日
  • 伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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    先生が渾身の本といっていたがまさにその通りでした。
    この本を実践すれば、いい文章は書けると思います。
    ただ、とても時間がかかります。
    考えて、考えて、考え抜いた心を書く。それは確かに、オリジナリティのある文章になるはずだ。

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    2019年09月24日