山田ズーニーのレビュー一覧
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この本を読みたいと思った私自身も本の中で言及されている、21世紀の情報の海に溺れている一人です。この本を通して、自分の言葉で表現するよりも受信することの方が圧倒的に多い日々を過ごしていると、周りの人や社会とのリンクを張れず、一人称がない状態に陥りやすいことを認識することができました。出来合いのありき...続きを読むPosted by ブクログ
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職場の休憩室、電車の中で、勝手に涙が出てくるので、疲れて読むのに5ヶ月位かかってしまった。
とても熱い、濃い素晴らしい1冊でした。
高校生の頃の自分に読ませてあげたかった…こんな私でも大人になれたから良かった。
アウトプットが大事。今をちゃんと生きていきたい。Posted by ブクログ -
「働きたくない」というあなたへと銘打って、働くとはどういうことか、仕事とは何か、社会とどう繋がっていくか、など多岐にわたっての意見が書かれている。読者からのメッセージをもとに大変わかりやすく書かれており、時には共感し、時には胸に刺さる言葉に出会い、とても楽しく読むことができた。
読んだ後、なんだか心...続きを読むPosted by ブクログ -
大いに揺さぶられる本。
義務教育が終わっても
一人暮らしを始めても
初任給をもらっても
独り立ちしたという気分がなかった
わたしは親に甘えていたんだなと思う
祖母が老いて、
お見舞いに何度となく行くようになり、
親とも家族とは少し離れた視点で話すようになった
これまで気づくことの出来なかった...続きを読むPosted by ブクログ -
・妙にリアル。ちょっとドロドロした心の奥までしっかり入って向き合って、人として「書く事」「表現する事」の意義を問う。
・「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のエッセンスをエッセイ的に書かれている一面も。
・前半はスラスラ行けたが、後半は同じ部分をぐるぐる回っている感覚でややバテた。総じて、いい本。Posted by ブクログ -
医療と福祉と教育
この違いは何か?考えさせられますね。
病気を治す。マイナスをゼロにするのが医療。
そのままの状態で快適に過ごせるようにするのが福祉。
より先に一歩進めようとするのが教育。
ありのままの君が好き なんて言ってるだけでは駄目なのかな。Posted by ブクログ -
著者は学生をはじめ、小論文や表現そのものに悩む人たちとたくさん触れ合ってきたようです。
その中で、表現力を身につけるためにどんな戦いをしてきたのか?
そして表現力を身につけるにはどうしたらよいのか?
コミュニケーションが苦手な若者は必見の一冊。
以下、気に入ったポイント。
「自分を表現す...続きを読むPosted by ブクログ -
ほぼ日の呼び名で有名な、ほぼ日刊イトイ新聞の連載コラム。
その連載記事を書籍化・文庫本化した? のがこの本。
知識や経験等のインプットを、いかに小論文やスピーチという
アウトプットに転換するかを述べている。
しかし、実際にはアウトプットの情報や情報へ転換する技術よりも、
アウトプットをする人間とい...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分を表現すること」への著者の想いと、表現するための考え方まとめ方を紹介しています。「自分の想いをきちんと言葉にして人に伝えられるようになることは自由になることだ」と信じて、コラム読者からのメールや著者の経験を深く熱く掘り下げていきます。温度を感じる本でした。こういう本も良いと思います。「考えると...続きを読むPosted by ブクログ
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「話が通じるためには、日頃から人との関わり合いの中で、自分というメディアの信頼性を高めておく必要がある」という初っ端の一文に、本書で著者が言いたかった事のほとんどが凝縮されている気がします。
結局話を伝えるうえで一番大事なのはそれまでにニ者間でつくられた「信頼」である。言われてみるとすごく納得しま...続きを読むPosted by ブクログ -
等身大のメディア力をまとうために、
→自分がいつも思っている、他の人の話もする
→正しいとされる意見
これがあることで、
自分が思う正しい意見
→説得力が高まる(意見を聞いてくれる)人が多くなる
→正しい意見を理解した上で考えているから
多くの人は聞いたことのある意見を
自分の口から聞くことで、...続きを読むPosted by ブクログ