山田ズーニーのレビュー一覧

  • おとなの小論文教室。
    この本を読みたいと思った私自身も本の中で言及されている、21世紀の情報の海に溺れている一人です。この本を通して、自分の言葉で表現するよりも受信することの方が圧倒的に多い日々を過ごしていると、周りの人や社会とのリンクを張れず、一人称がない状態に陥りやすいことを認識することができました。出来合いのありき...続きを読む
  • おとなの小論文教室。
    平易な表現で難解な物事を説明するという理想の形の一つを提示しているような本。筆者の経験が読者に伝わってくる。
    再読リスト入り。
  • おとなの小論文教室。
    職場の休憩室、電車の中で、勝手に涙が出てくるので、疲れて読むのに5ヶ月位かかってしまった。
    とても熱い、濃い素晴らしい1冊でした。
    高校生の頃の自分に読ませてあげたかった…こんな私でも大人になれたから良かった。
    アウトプットが大事。今をちゃんと生きていきたい。
  • 「働きたくない」というあなたへ
    「働きたくない」というあなたへと銘打って、働くとはどういうことか、仕事とは何か、社会とどう繋がっていくか、など多岐にわたっての意見が書かれている。読者からのメッセージをもとに大変わかりやすく書かれており、時には共感し、時には胸に刺さる言葉に出会い、とても楽しく読むことができた。
    読んだ後、なんだか心...続きを読む
  • おとなの進路教室。
    仕事と勉強のシリーズがよかった。
    お給料を貰っているのに、学ぶものがないとかって文句を言うのはなんか違う。
    仕事に行き詰まると勉強に逃げるのも、違う。
  • おとなの進路教室。
    <メモ>
    2.希望のある日々
    自分のこれからを決めるとき考える3つの要素
    ・やりたいこと(want)…海外で暮らしたい、もっと面白い仕事をしたいなど→未来
    ・できること(can)…小論文指導、編集など経験・能力を積んできたこと→過去
    ・やるべきこと(must)…親の介護、受験勉強など人生の岐路で嫌で...続きを読む
  • おとなの進路教室。
    今、もやもやとしたものから抜け出せないでいる。10年周期位で来るもやもや病は、10年周期で来る精神的好景気で治まり、でも根治はしていないので精神的不景気が来るとまた発病してくる。そろそろ根治をはかりたいと思い、友人の薦めでこの本を読んでみた。やりたいこと、できること、やるべきことの中のやりたいことの...続きを読む
  • おとなの進路教室。
    働く上で、他者の存在は無視できない。

    いかに好き嫌いを超えて、気心も知れていない他者に向き合い、自分を通用させていくか。

    自分も好き嫌いの私情を挟みがちだが、
    そこを超えて他者と向き合うことで初めて自分が見えてくる。

    内向きにばかり考えていても、答えはでない。

    もっともっと他者と交流して自分...続きを読む
  • おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択
    大いに揺さぶられる本。

    義務教育が終わっても
    一人暮らしを始めても
    初任給をもらっても

    独り立ちしたという気分がなかった
    わたしは親に甘えていたんだなと思う

    祖母が老いて、
    お見舞いに何度となく行くようになり、
    親とも家族とは少し離れた視点で話すようになった

    これまで気づくことの出来なかった...続きを読む
  • おとなの小論文教室。
    ・妙にリアル。ちょっとドロドロした心の奥までしっかり入って向き合って、人として「書く事」「表現する事」の意義を問う。

    ・「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のエッセンスをエッセイ的に書かれている一面も。

    ・前半はスラスラ行けたが、後半は同じ部分をぐるぐる回っている感覚でややバテた。総じて、いい本。
  • おとなの進路教室。
    フォトリ57冊目。
    迷った時、わからなくなった時、何を基準に方向を見いだすか?

    自分を掘り下げる方向〜ぶれないために必要
    人と繋がる、関わる〜仕事の本質=人のために何かをしてお金をいただくから、新しいものは自分の枠の外にしかないから必要

    自分をなくしても
    孤立しても
    行き詰まるってことでしょうか...続きを読む
  • おとなの進路教室。
    山田ズーニーさんの姪っ子さんのお話が印象的でした。

    ずっと夢だったことを体験し、自分の違和感に正直に向き合って潔い決断をした姪っ子さん。
    「違うな」と思って、その道に進まないことを決断できるのは、自分の進むべき道が分かっているからこそというか、
    具体的でなくても、こっちへ行きたいという意志がはっき...続きを読む
  • おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択
    医療と福祉と教育
    この違いは何か?考えさせられますね。
    病気を治す。マイナスをゼロにするのが医療。
    そのままの状態で快適に過ごせるようにするのが福祉。
    より先に一歩進めようとするのが教育。

    ありのままの君が好き なんて言ってるだけでは駄目なのかな。
  • おとなの小論文教室。
    著者は学生をはじめ、小論文や表現そのものに悩む人たちとたくさん触れ合ってきたようです。

    その中で、表現力を身につけるためにどんな戦いをしてきたのか?
    そして表現力を身につけるにはどうしたらよいのか?

    コミュニケーションが苦手な若者は必見の一冊。


    以下、気に入ったポイント。


    「自分を表現す...続きを読む
  • おとなの小論文教室。
    ほぼ日の呼び名で有名な、ほぼ日刊イトイ新聞の連載コラム。
    その連載記事を書籍化・文庫本化した? のがこの本。

    知識や経験等のインプットを、いかに小論文やスピーチという
    アウトプットに転換するかを述べている。
    しかし、実際にはアウトプットの情報や情報へ転換する技術よりも、
    アウトプットをする人間とい...続きを読む
  • おとなの小論文教室。
    いろいろと考えさせらた。
    沖縄でこの本に出逢って、やっぱりそういう空気の中に
    いたんでもあると思う。

    一読の価値あり
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか
    社会人としてコミュニケーションを取って信頼を構築していく際に必要とされることが書かれていて参考になった。
  • おとなの小論文教室。
    「自分を表現すること」への著者の想いと、表現するための考え方まとめ方を紹介しています。「自分の想いをきちんと言葉にして人に伝えられるようになることは自由になることだ」と信じて、コラム読者からのメールや著者の経験を深く熱く掘り下げていきます。温度を感じる本でした。こういう本も良いと思います。「考えると...続きを読む
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか
    「話が通じるためには、日頃から人との関わり合いの中で、自分というメディアの信頼性を高めておく必要がある」という初っ端の一文に、本書で著者が言いたかった事のほとんどが凝縮されている気がします。

    結局話を伝えるうえで一番大事なのはそれまでにニ者間でつくられた「信頼」である。言われてみるとすごく納得しま...続きを読む
  • あなたの話はなぜ「通じない」のか
    等身大のメディア力をまとうために、
    →自分がいつも思っている、他の人の話もする
     →正しいとされる意見
    これがあることで、
    自分が思う正しい意見
    →説得力が高まる(意見を聞いてくれる)人が多くなる
    →正しい意見を理解した上で考えているから

    多くの人は聞いたことのある意見を
    自分の口から聞くことで、...続きを読む