市川伸一のレビュー一覧

  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    「結果に賛成だと、推論過程も正しいと思ってしまう」

    「その行為が無意味である(つまり新しい情報をもたらさない)とき、仮説の確かさは当然ながら高まらない」

    シェマ フレームによる知識表層 スクリプト ボトムアップ

    面白さを「ドラえもん」という漫画に帰する為に必要な条件

    一貫性 テレビでも、映画でも、雑誌でも「ドラえもん」を面白がっている

    合意性 うちの子だけでなく、他の子も「ドラえもん」を面白がっている

    弁別性 他の漫画に比べて、とりわけ「ドラえもん」を面白がっている

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    2023年10月26日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    全四章。第一章では動機づけに関する心理学理論をコンパクトに紹介。心理学の教科書よりもわかりやすい。
    二章、三章は精神科医、教育社会学者との対談。良い動機づけとは、外発的vs内発的のどちらかという単なる二項対立ではないことがわかる。
    第四章では著者の提唱した二要因モデルをもとに話が進む。具体的にどうすれば人は動機が高まるのか。この章では実証的な議論というより、著者の想いが語られる。

    全体を通して、よくまとまっているなあと感じる。本の構成としても、心理学や生徒指導の入門としても活用できるだろう。

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    2022年04月05日
  • 勉強法の科学 心理学から学習を探る

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    ●モチベーションについて
    ・モチベーションは内的/外的に分けられる。
    ・内的要因の肝は、分かる、ということ。丸暗記ではなく、例えば、同じ事柄について、2つ以上の方法で説明できると身についたと言える。
    ・外的要因では、努力の成果(得られる報酬の大きさと得られる確率の積)が肝。報酬の観点で適切な課題を、確率の観点で適切な方法・手順、を設定しよう。

    ●スキーマについて
    ・経験や知恵を、一つの有用なモノとして扱う概念を、スキーマと呼ぶ。ヒトは無数のスキーマを集めながら日々を送ります。しかし、学習毎に、自分の言葉で振り返り、内容を要約するなどして説明すると、より効果的・効率的にスキーマを身につけられま

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    2021年05月01日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    心理学の観点からみた学習における動機「やる気」についての考察。
    内発的動機(学ぶことそのものに楽しみをみいだす)
    - 充実志向、訓練志向、実用志向
    外発的動機(報酬や罰などを理由に勉強する)
    - 関係志向、自尊志向、報酬志向
    これらの2つの軸を中心に、「なぜ人は学ぶのか」「教育において勉強をどのように教えていくのが望ましいのか」などについて考察している。
    外発/内発動機に関する意見を異にする人たちとの対談も交え、話し言葉でわかりやすく書かれている。

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    2021年01月09日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    われわれのおこなっている推論にかんする認知的なエラーやバイアスについて、さまざまな実験などの事例を引きながら解説している本です。

    ベイズの定理にかんする認知的な錯誤を解消するために、ルーレットで表わされる同型図式を用いて説明する箇所は非常にわかりやすいと感じました。ほかにも、認知や行動を改善するための具体的な方法について多少語られてはいますが、基本的にはサブタイトルの「推論の認知心理学への招待」ということばが示しているように、この学問分野のおもしろさを一般の読書人に向けて紹介しており、興味を引く話題が多くとりあげられています。

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    2018年12月15日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    臨床推論を勉強するにあたり、認知心理学に興味を持ち手に取った。
    人がどのように考えて推論しているのか、どういうクセがあるのか。
    人間はさまざまな状況と能力的な制約の中で、
    「だいたいにおいて」うまくやっていくための思考のしかたをとる。のだと。なるほど。
    この領域を、より掘り下げて学んでみたくなりました。

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    2018年11月04日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    「『人間はもともと日常生活では合理的で賢いものだ』という人間観に対する、私の部分的な反論」と言うとおり、人間の考えると言う行為が当てにならないことも往々にしてあることを説明している。内容としては、『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』や『人間この信じやすきもの』と共通している。ただ 、『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』より説明が体系だっており、読みやすかった。書いてある内容は、最近読んだ書と似ている部分が多かったため、真新しさは当然なかったのだが、ひとつ最近個人的に考えるとと共感できたのは、以下の部分。「子どもたちのふだんの学習の様子を聞いてみると、問題が解けるにせよ、解け

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    2021年08月08日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

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    岩波ジュニア新書ということで、高校生向きに書かれてはいるが、大人が読んでも十分読み応えがある。
    特に長文を理解すること、文書を書くことに関するヒントは自分を振り返るいい機会になった。
    Science Windowと題されたコラム欄も興味深い。
    心理学の専門家としてのアドバイスにとどまらず、自分に合った効果的な勉強法を探そうというスタンスで書かれているのも好感がもてる。この本を読むことで”変わる”ことができるかは、要は自分次第ということかもしれない。

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    2018年08月18日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    著者は学ぶ動機づけを二つの要因モデルで解説している。学ぶことを手段として報酬や名誉を得るための外発的動機、学ぶことそのものを目的とする内発的動機。人、目的、対象によって動機を使い分ける必要がある。1章4章は著者の持論が展開され、学ぶところが多い。2章3章は、脳医学者和田秀樹、教育学者苅谷剛彦との対談。

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    2018年02月04日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

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    ネタバレ

    ■要約 :『考えることの科学』『勉強法の科学』『勉強法が変わる本』市川伸一著 より、KJ的にひも解いてみた。
     
     『世の中にある問題というのは、初期状態、目標状態、操作がはっきりとは決められないものが数多く』、『どのような手が使えるか…を考え出すことがたいへんなのである』。
     『何らかの認識にいたるというときには、つねに推論がからんで』おり、『考えてアイデアがいきなり湧いてくる…、けっしてそうではない』。これらとどう向き合うかというのはとても重要なテーマだ。
     
     問題を解くには、推論したり、創造したりする必要があるが、この際、『事実を関連づけていくことが決定的に重要な役割を果たす』ようであ

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    2018年01月18日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    ネタバレ

    心理学者による一般的な動機の分類と教育評論家(和田秀樹)や教育社会学者(苅谷剛彦)との対談。

    前半は主に心理学的にみた動機の分類。

    一般的な動機の分類に関しては「学習の功利性(報酬への関心の強さ)」か「学習の重要度(学習内容自体への関心)」の2軸で6つの動機づけを分類している。

    一般的には外発、内発に近い分類手法。著者自身は内発、外発どちらにもメリットはあるといっているが、どちらかというと内発型を推進するスタンス。

    後半は和田氏との対談や苅谷氏との対談

    和田氏との対談に関してはざっくりいうと、外発的要因の大切さを主張する和田氏と外発だけに偏ることの危険性を指摘する筆者というスタンス。

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    2016年08月14日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    教育心理学のエッセンスをわかりやすく述べている。特に内発的動機と外発的動機について、専門家の視点から丁寧かつ詳細に語られている。一読をおすすめする。

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    2016年03月09日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    認知心理学や論理学等々、「考えること」について考えさせてくれる本。
    一つ一つに深い突っ込みはないが、なんだろう、無自覚に生きてるのが不思議にさせてくれる。

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    2015年12月05日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

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    良書。典型的な良い新書。
    新しく知ることやこれまで考えたことのなかった視点が、実にわかりやすく解説されている。
    (唯一、条件付き確率はもうちょっと詳しく書けたかも、と思う)
    問題や具体例をうまく盛り込んで、読者を飽きさせない工夫もたくさんあるし。

    わずかな記述に感じさせる著者のユーモアもよい。
    けっこう昔に出た本なんだねえ。今まで知らなかったのがもったいない。

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    2015年06月28日
  • 勉強法の科学 心理学から学習を探る

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    人に教えようとすることは、自分自身で、物事を深く理解すること。
    改めて、自らの勉強法のまずさを考えさせられた高校生向けの優しい例示が分かりやすい著書でした。

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    2015年03月08日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

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    心理学的知見から勉強法について述べた本。実践的な本ではあるが,研究に関する言及もあり,認知心理学の入門的な本としても楽しめる。

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    2015年03月04日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

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    結構よかった。高校三年生とか、受験をひかえて、どういう勉強をするか模索している人に結構いいと思う。例とkがそうなので。自分は因数分解とか忘れてしまっているので、けっこう辛かった。

    小論は、考えを書くのではなく、考えるために書く。
    数学の問題は、パターンを覚えることと、そのパターンをどうつなぎ合わせたり、利用するかを訓練することが大切。
    英語は、トップダウンであり、知識として内容を知っていることが大切。知ってると予測できるから。でも、全部知ってるのもムリなので、ボトムの勉強も必要。。。うーん。英語に関しては市川さん、自分の体験談とか持ち出して、あんまりすっきりしてない(笑)

    でも、わからない

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    2015年01月13日
  • 学ぶ意欲の心理学

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    教育心理学の授業の感想文の題材として読んだ。人が学習する動機についてを心理学の理論から説明し、さらに実生活に生かせるように述べられている。筆者の提唱する二要員モデルは自らの学習を振り返るいい機会になると思う。2章3章は1章で述べられた理論の理解を助ける役割にはなっているが、ややわかりにくい部分もある。全体的には今までにない視点が得られ、これからに生かせるものであった。

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    2014年10月12日
  • 認知心理学を知る

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    認知心理学の様々なトピックが簡潔に纏められていて読み易い。第三版で 1996 年の刊であるが、未だ価値を失っていない一冊だろう。

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    2014年07月18日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

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    勉強法・受験テク本。人の勉強をする時に陥りやすい心理や、勉強に効果的な心理を中心に解説をしてくれる。全体を通して文中コラムなどの心理学的ワードが具体的なのが更に誰かに説明するのに役立ちそう。

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    2014年05月06日