松山剛のレビュー一覧

  • 雪の翼のフリージア

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    あぁ~,翼の折れたエンジェル~♪
    というわけで読んだよ.
    前回はロボットで今回は有翼人ですね.
    レース中の墜落によって飛べなくなった少女が
    義翼職人の元を訪れて,再び空を目指す.

    お約束満載ですね.
    図太いアイツが憧れのあのお方で…,とか.
    ライバルはお金持ちでちょっと嫌味を言ってきたり,とか.

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    2014年03月26日
  • 雪の翼のフリージア

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    前作『雨の日のアイリス』とセットで読むべき、と思い読破ー。なのでついハードルを上げて読みがちだけどこれはこれで。
    1冊にまとめようとしたせいか消化不良の感があるのがもったいない。1巻完結なのはいいけどもう少し長めのシリーズを見てみたいかな。

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    2014年03月10日
  • 氷の国のアマリリス

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    氷河期が訪れ、すべてが氷の下に閉ざされた世界。
    人間は冷凍冬眠施設で眠り続け、それを守るためのロボットたちは小さな村を形成し、細々と生活を続けていたが・・・。
    機械たちの生き方を描く物語。

    松山さんは世界観の雰囲気を出すのはホントにうまいですね!
    キャラもしっかり立てるし、読んでいていつの間にか引き込まれてしまいます。
    ただ、今回はロボットたちの立ち位置というか性能というか感情というかそのあたりに若干の違和感を感じました。
    全体的なまとまりや伏線回収は素晴らしさを感じましたけど、そこだけがねぇ。

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    2013年10月15日
  • 氷の国のアマリリス

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    たまたま電撃文庫の新刊情報を見ていて面白そうな感じだったので買ってみたら当たりでした。ラブコメ要素?の強いものばかりが最近のラノベは多い気がして(勝手な偏見ですが...)ここのところあまり買っていなかったのです。これはあらすじを見る限りSF要素?がどちらかというと強そうだったので惹かれました。
    一巻限りで終わりですし、そんなに長くもないのでサクッと物語を楽しみたい人にはオススメです。中身のたっぷり詰まった重厚な物語が読みたいと言う方は別の本をあたって下さい。
    最後は、割りと在り来たりな終わり方だったのように思えましたが、最近どうにも涙腺が弱いのか若干うるっと来てしまいました。
    逢えて難を挙げる

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    2013年04月15日
  • 雪の翼のフリージア

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    面白かった!良かった!一人称で男女それぞれ語られる形はどうなんだろうと最初思ったが、心配はいらなかった。
    挫折した少女の再起の物語。あとがきにあるように、コンセプトが明確。読み物として面白い。イラストとの相性も非常に良い。ある意味王道ながら、楽しませてもらった。著者はこの路線で進んでいって欲しいなぁ。

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    2013年02月05日
  • 雪の翼のフリージア

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    翼を持つ人々が住む世界で、事故で翼を失った『飛翔士』の少女フリージアと『義翼』職人ガレットとの努力と信念の物語。
    少女は再起を目指して飛翔士達の最高峰の舞台『天覧飛翔会』を目指す。

    イラストと文章でこの舞台の世界観がホントにキレイに描かれていて、人と風景がそこに生きているような感覚になる。
    文句のつけようがない。
    が、どうしても松山剛さん×ヒラサトさんというコンビだとどうしても前作『雨の日のアイリス』と比べてしまって…
    もう少しフリージアの過去に触れてほしかったとか、1冊にまとめようとして物語の前半部があっさりしすぎに感じてしまったりとなにかとハードルが上がってしまった気がする。

    1巻完結

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    2012年12月11日
  • 雨の日のアイリス

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    良い話だった。 
    美しい話だった。 
    悲しい話だった。 
    頑張った話だった。 
    幸運の話だった。 
    希望の話だった。 
     

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    2012年11月21日
  • 雪の翼のフリージア

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    すごくシンプルな王道作品。
    「雨の日のアイリス」で評判だった松山氏の新作ですが、
    個人的にはこちらの方が好きですね。
    というか「雨の日のアイリス」が周りほど高くないですが。

    妻によく空物好きだよねと、言われていて、
    その辺も理由の一つかもしれませんが、
    どちらかと言うとロマンスがあるってことの方が大きいでしょう。
    ロマンスってほど大層な恋愛があるわけじゃないですが、
    王道には欠かせないですよね。

    ただまあ、前作同様物語の展開重視のためか
    ご都合的だったり強引なとこはありますが、
    そこそこ名作な感じだと思います。

    にしても、フリージアは髪伸びるの早すぎですねww

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    2012年09月09日
  • 雨の日のアイリス

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    これは、素敵な、童話。ロボット少女アイリスの一人称が幸せと慟哭、絶望と様々な感情を表している。あとがきで筆者が謳っているように、これは「破壊と再生」の物語。アイリスの博士との幸せな日々も、スクラップ工場での底辺を這うような日々も、全てがアイリスの今に繋がっている。電車の中で泣きそうになった。生きていけ、アイリス。

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    2012年08月04日
  • 雨の日のアイリス

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    ストーリーはだいたい予想通りの展開。
    けど、それはいい意味で。

    この展開ならこうなるしかないっていう感じで話はすすんでいきます。

    泣かしにかかる展開なので興ざめする人もいるかもしれませんが、受け入れて欲しいな。


    さてさてこれはロボットの話なのでどうしてもアイザック・アシモフのロボット三原則を思い出します。

    第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
    第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
    第三条 ロボットは、前掲第一

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    2011年11月08日
  • 君死にたもう流星群2

    ネタバレ

    話があまり進まない

    過去改変の作品にしては、記憶があまり役に立たない。続刊で徐々に明らかにしていくのだろうけれど、すっきりしない。先が気になる。

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    2022年01月19日
  • 魔術監獄のマリアンヌ

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    ネタバレ

    「アイリス」と「アマリリス」が概ね満足できる内容だったので読んでみたが、良くも悪くもライトノベルらしい作品だった。
    著者あとがきでも少しだけ触れていたが、お色気要素が多く、挿絵も主人公の胸や脚を強調するようなものが大半。「アイリス」「アマリリス」にそういった要素が皆無だったので、言い方は悪いが読者に媚びているように見えてしまい、驚きと不快感があった。
    これでストーリーが面白ければ悪感情を払拭できたのだが、脱獄囚を追って旅をする、というだけの話。反乱軍の正体だったり、旅の相棒であるギルロアの素性だったり、ちゃんと驚くポイントは存在するが胸に迫るものはなく、あっさり読み終えてしまった。
    余談だが、

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    2019年12月07日
  • 氷の国のアマリリス

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    SFチックなファンタジー、という印象のライトノベル。

    序盤、世界観に馴染むまではちょっとしんどいかもしれないが、そこを越えれば、するすると読み進められる。話の筋としては面白い。また、SF作品が志向するような文学的な要素も楽しめる。が、後半、ややバタバタしている感じは否めない。

    とりあえずアイスバーン君は格好いい、ということで。

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    2018年10月09日
  • タイムカプセル浪漫紀行

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    暖かい気持ちになれる、感動ものファンタジー小説です。主人公が負った過去の傷と、本当にやりたいことへの想いとの葛藤が、自分と重なりました。誰しもが似たような葛藤に悩まされたことがあると思います。少しベタな内容でしたが、共感できてほっこりできる作品です。

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    2017年01月11日
  • タイムカプセル浪漫紀行

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    10歳で死んだ少女との約束だったタイムカプセルを掘り出しに行く物語。

    とても綺麗な文体で、情景描写もこなれている。だが、ストレートな展開で、少女のキャラにも違和感を感じて、ワシはちょっと入り込めなかった。ファンタジーならば振り切って欲しいなと思ってしまうし、人間ドラマで押し切るには素直すぎると感じてしまったが、喪失からの復帰というこのストレートさが魅力でもあるのかも。安心して読める一冊。

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    2017年01月10日
  • 機動執事 ―とある軍事ロボットの再就職―

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    作者買い。うーん、感想に困る。軍人の忘れ形見である一人娘が、執事ロボットに恋をし、どたばた恋の試行錯誤をする話。ヒロインが少女漫画を参考にしてラブアクシデントを起こそうとするのだが、そのどれもが失笑もの。そもそも感情を持たないロボットに恋愛感情を持つことが無駄なのでは?小さい頃から一緒にいたのなら、執事ロボットであるベルが感情に乏しいことぐらい気付くだろうに。ヒロインの奮闘具合が可愛く思えず、ヒーローの執事ロボットもかっこよく思えず、登場人物に親近感なり共感なりを抱けなかったのが敗因かと。世界観はもっとダークでもいいのよ?

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    2016年01月10日
  • 機動執事 ―とある軍事ロボットの再就職―

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    私的にアマリリス以来の同著者作はかなりコメディ色の強い作品でした。挿絵の雰囲気も相俟って、リーゼのはわわ感がとても可愛らしかったです。朴念仁どころの騒ぎじゃねーぞ!って感じのベルですが、感情を出来るだけ廃した設定なら仕方ないね。…少なくともラノベでよく見る難聴系主人公よりは納得できるかな(笑)シリアス部分も回収しきれてない部分はあるし、何よりリーゼの状況も結果的に曖昧なままに思えるしで、続きが出てくれると信じて。出てもこの作品ならコメディ多めだと嬉しいな。

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    2016年01月01日
  • 白銀のソードブレイカー ―聖剣破壊の少女―

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    世界を統べる七人の剣聖.

    その剣聖を次々と襲っていく銀髪の少女.
    そしてその少女を勘で追いかけるストーカー.

    まさか続いていくとは….
    この作者のはこれまで一冊完結だったんで
    この展開は予想していなかった….

    しかし「七」って数字の汎用性とか.
    月の満ち欠けの周期を四分割して一週間(七日)
    ってのが多分よく使われてるからじゃないかな.
    それともアレかしら?
    1~10の数の中で7が孤独な数字だからかしら?

    素数だ! 素数を数えるんだ!

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    2015年03月31日
  • 白銀のソードブレイカー ―聖剣破壊の少女―

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    ラノベはあまり知らないのだけど、可愛い女の子が出てきて活躍するもんだと思って読めば悪くないんじゃない?
    変に高校生とかの現実世界の設定を持ってこないから割り切れて良い。

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    2015年01月10日
  • 白銀のソードブレイカー ―聖剣破壊の少女―

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    力と平和の象徴とされる7本の聖剣とその使い手剣聖。
    しかし、その聖剣が少女によって強奪された。
    そこから一夜にして敵になった少女と復習に生きる傭兵が織りなす物語。

    どうも少女と主人公の考え方が理解できなかった。
    っていうか異能なのかファンタジーなのか生き様なのかどこを主に見せたかったのか…。
    松山さんの作品で期待値が大きかったので批評っぽく書いてしまったけど読みやすくて悪い作品ではないと思います。
    まぁ、のぞきとかのシーンはまったくいらないかったと思うけど…。

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    2014年05月24日