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ここにロボットの残骸がある。『彼女』 の名は、アイリス。正式登録名称:アイリス・レイン・アンヴレラ。ロボット研究者・アンヴレラ博士の元にいた家政婦ロボットであった。主人から家族同然に愛され、不自由なく暮らしていたはずの彼女が、何故このような姿になってしまったのか。これは彼女の精神回路(マインド・サーキット)から取り出したデータを再構築した情報 ── 彼女が見、聴き、感じたことの……そして願っていたことの、全てである。 第17回電撃小説大賞4次選考作。心に響く機械仕掛けの物語を、あなたに。
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Posted by ブクログ
そのロボットが愛されようが愛されまいが、見た目がいくら人類に似ていようがロボットに対する偏見は消えないのが悲しい。
アイリスの想いとは裏腹に彼女を取り巻く環境は悪化していくのが読んでて辛かった。
あんなにひどい目に遭っているのに、いつでも笑顔を絶やさずにニコニコへらへらしているような様子は可哀そうを通り越して痛々しい。
最後は都合がよすぎる気がしないでもないが、救われて良かった。
今回の場合、ロボットの反乱は人間からの見方であって、ロボットからすれば当然の権利を主張しているだけだと思うと、ロボットと人間の共生も人間のエゴでしかないような気がしてくる。
フランケンシュタインコンプレックスも人間が上位にいることが前提の考え方だと思うし…。
そういえば、アイリスの見た目からして、恐怖の谷は越えているということだと思うが、その技術力はすごいと思う。
良かった
最後は救いのある終わり方で良かった。
人とロボットとの関係性は、古くからのテーマの一つ。
感情を持ったら、その時点で我々も感情移入できてしまう。
そうなったら単なるロボットとは見られない。
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