日本経済新聞社のレビュー一覧

  • パナソニック再起 2030年への新・成長論
    パナソニックのリチウムイオン電池事業の位置づけを知りたくて手に取った。パナソニックの過去と今をざっくり理解した。
  • 「低学歴国」ニッポン
    小中学から準備して親が高収入でないと入れない大学。そして、入学も卒業も簡単な大学。
    そんなところで4年学ぶ気になりますかね?
  • 「低学歴国」ニッポン
    最近読んだ他の本と合わせて、本当に日本の学校はオワコンだなと。
    かといって国が変えてくれるのを待つのではなく、現場レベルで変えられるところから変えていかないとと思います。
  • 「低学歴国」ニッポン
    テレビ東京で朝放送している「モーニングサテライト」(モーサテ)で、中国の話題を取り上げていた。




    現在の中国は買い手市場で、企業側が学生に求める要求も上がっている。





    企業の中には「博士」あるいは「修士」限定の募集をしている所もある。




    日本はどうかというと、学部卒の方が院卒より...続きを読む
  • 国費解剖 知られざる政府予算の病巣
    もう少し体系的なら良かったとは思いますが、財政投融資や乱立する基金など、無駄使いの一端が明らかにされています。
  • 国費解剖 知られざる政府予算の病巣
     税金の無駄遣いは、本当に目に余る。コロナで飲食店に配った補助金が多くの個人事業者たちに今まで払ったことのない金額の税金を払わせている。税金だから大盤振る舞いするという政治家とその利権に群がる人達。
     これらの実態を訴えるにはタイムリーな著書である。
  • 関西スーパー争奪 ドキュメント 混迷の200日
    関西スーパー、H2O、オーケーの関西スーパー争奪のやりとりが詳細に書かれている。何度も同じ内容が重複して書かれていたため、もっとシンプルでも良いのではないかと感じた。
  • 北の200万都市 生らサッポロ 豪雪メガシティの挑戦
    日本経済新聞の2020年夏からスタートした、北海道の未来に関する連載記事を再構成した一冊。

    2019年末から流行したコロナを逆バネにして、北海道・札幌が持っている現実のメリットとデメリットを丁寧に洗いだしている。

    また過去も振り返りながら、現在北海道内外で活躍する政治家や財界人といったキーパーソ...続きを読む
  • これからの日本の論点2023 日経大予測
    目下の国際情勢の中で、日本では賃金が上がらない、社会保険料は上がる、物価は上がる、後期高齢者は増える、子供は減るという状況が続く。世論は、政府の失策だというが、他責ばかり言い募って給付やバラマキばかり求めることが、賢明な行動であるとはいえない。自分の首をますます締めることになるのは自明。俯瞰でみれば...続きを読む
  • シャープ崩壊--名門企業を壊したのは誰か
    シャープが液晶への大型投資を始めるのは2000年代前半である。2004年1月に亀山第一工場が稼働する。続けて2006年8月には亀山第二工場を稼働させる。大型投資は、これで終わらず、2009年10月には堺工場を稼働させる。
    この投資は、はじめはうまくいった。亀山第一工場稼働前の2003年度のシャープの...続きを読む
  • ビジネスの名著を読む〔戦略・マーケティング編〕
    「成功はゴミ箱の中に」の章が特に良い

    表題の章は、原著がアツい内容の本のようで、本書はアツさをうまく活写している。
    どこがてお目にかかった概念が多いが、各章の執筆者の工夫によって、単純な紹介にとどまらない内容になっている。
    なお、本書は過去に出版された日経文庫の2冊の内容を再構成したものなので、こ...続きを読む
  • シャープ崩壊--名門企業を壊したのは誰か
    保身、メンツ、自己正当化などドロドロに渦巻く大企業の凋落ぶりが見てとれる。
    何を大切にどこを向いて仕事をするかを見誤ると、シャープのような豪華客船でも沈みゆくことがよく判った。
    結果として鴻海に買ってもらって良かったのだと思う。
  • 逆境の資本主義 格差、気候変動、そしてコロナ……
    「逆境の資本主義」

    1.購読目的
    2020年から2022年にかけて、コロナそして政治情勢の大きな変化が発生している。
    過去、現在そして未来の資本主義を学ぶことにより、大局/マクロの流れを押さえたかったため。

    2.この書籍の魅力
    FRB元議長のグリーンスパン氏をはじめとして、多くの見識に触れること...続きを読む
  • 関西スーパー争奪 ドキュメント 混迷の200日
    ちょっとした関係者だけれど、記事という断片的なものだけ見ていると全体がわからなかったけれど、この本はオーケー、関西スーパー、H2O、株主や取引先などそれぞれ取材してあり、本件が今後の株主総会やTOBに与える影響まで書いてあり、素人の私にもわかりやすかった。H2Oが関西スーパーを傘下に入れる必然性もよ...続きを読む
  • 限界都市 あなたの街が蝕まれる
    「車依存社会からの脱却」
    『限界都市』昔東京は「首都移転」構想などあったが、問題は「東京での中央集権国家体制」だと言う。やはり東京直下大地震等がない限り国政は動かない、やらない、やりたくない姿勢だ。政治家もそうだが日本は今「考えることもめんどくさい」国民となっていることに寂しさを感じる。だから急激な...続きを読む
  • シャープ崩壊--名門企業を壊したのは誰か
    経済誌かなんかの書評で読んで知ってから積読。
    2016年にシャープが鴻海に買収された直前まで、シャープの転落の様子を日経の番記者が描く。
    大叔父がシャープの電器屋だったし、仕事でも多少絡んだこともあるので、比較的好きな家電メーカーではあったシャープ。でも、書かれている内容はまるで日曜劇場のドラマに出...続きを読む
  • トヨタの未来 生きるか死ぬか
    変化に向けて、仲間づくりを大切に挑戦を続ける。
    世界のマーケットに向けては、各地域に根付いて勝負。

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    【過去〜今の状況変化】
    車をつくって80年。
    97年にエンジンとモーターを併用するハイブリッド車プリウスを発売。
    エコカー市場を牽引してきたが、EV(電気自動車)、完全自動運転、ライ...続きを読む
  • パクスなき世界 コロナ後の正義と自由とは
    冬休みを利用して読んだ本。
    コロナについても書かれているが、それ以上のページを割いているのが格差の問題。第四次産業革命の特徴から、解消解決のための経済的方策、格差と社会不安の関係などについてページを多く割いている。
    何事にも効用とそれに対する反動があるが、そのスパンが短くなっていること、過去の産業革...続きを読む
  • これからの日本の論点2022 日経大予測

    ニュース理解のベース

    主要トピックを広くカバーしており、それらの復習や整理の用途としては手頃な本。普段ニュースを見聞きする際のベースとして非常に重要な情報や背景がまとめられていて、今後の最新ニュース理解に役立ちそう。自分が弱いトピックについては新たに知ることもあったが、基本的には広く浅く今後のニュース理解を深めるための知...続きを読む
  • 日経業界地図 2022年版
    学生時代から文学や哲学に没頭する日々が続いたが、実業社会に投げ込まれて以後、次第に目の前の現実がどんな構造なのか、関心が生まれる。その関心の中には、新聞報道へのそれもあるし、医療もそうだし、そしてさらに強い関心としてビジネスもある。ビジネスの学習面においては、書店をうろついて参考文献を発見するという...続きを読む