日本経済新聞社のレビュー一覧
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セブンイレブン創業から鈴木敏文氏の退任までを追ったルポタージュ。
正に、現実は小説より奇なり、である。
創業家一族(イトーヨーカドー創業者である伊藤家)
中興の祖(鈴木敏文)
社外取締役
モノ言う株主
後継者候補
様々な人物が織りなす人間模様。
カリスマ(天才)であるが故に後継者が見つからず鈴木...続きを読むPosted by ブクログ -
職住近接主義&人混み嫌いの私といたしましては、申し訳ないですが都市圏でのタワマン乱立の意味が分からないわけです。
本書を通じて、それがある意味利己主義の集積が生んだ歪みであることは理解できたものの、テレビで見る朝のラッシュ時の武蔵小杉駅の「外」の行列の異様な姿は、どう考えても、そこに並ぶ個々人の利己...続きを読むPosted by ブクログ -
少子化に伴い、住宅の空き家問題も増えつつある中、それに反して新築物件は増え続ける。人口の集中化に伴い、地域によってはアンバランスが生じ、行政も後手になるなど新たな問題も。また、マンションもタワーマンションの人気に伴い、国も後押しをする部分があるが、建設をすれば終わる話はなく、その後の維持も含めて考え...続きを読むPosted by ブクログ
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シャープ関連のニュースを見る時、どうしてこのような状況になったかの背景がわかる。池井戸潤の小説のよう。
これが悪いとネチネチと愚痴を言うこと、粗探しをして怒ることは日本企業得意だけど、じゃあどうすれば成果が上がるの?効率良くなるの?という部分、施策を考える部分は本当に下手くそだ。現実を見ないで根性論...続きを読むPosted by ブクログ -
日経新聞の土曜日朝刊に「リーダーの本棚」という記事が月2回掲載されています。
経済、政治など各界トップが推奨する本を、まつわるエピソードを交えながら紹介するという、本好きにはたまらない企画で、私も楽しみにしている記事です。
2016年に、それまでの記事を元に書籍化され、本書はその第二弾となります。
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人間の体は、約60兆個の細胞からなる。この細胞が日々、細胞分裂を繰り返すことで人間は生命を維持できる。毎日 約1兆個の細胞が生まれる。
日本では、毎年100万人がガンと診断され、そのうち35万人が死亡する。
そのガンは、本当になくすことができるのか?
京都大学 名誉教授 先進医療振興財団理事長 本...続きを読むPosted by ブクログ -
日経新聞の取材陣による、経営者にスポットをあてた、シャープ崩壊までのルポ。
淡々と述べられているので、事実関係を把握するためには、お勧めの書である。
そして、決して誰が悪いというものでもなく、ある意味歴史の必然かもしれないと感じた次第。
鴻海の傘下に落ち着いたこれからのシャープの行く末が楽しみです。...続きを読むPosted by ブクログ -
「目的」
入社年になり、リクルートのこれからの目標とそれに対する課題、ひいてはどのような人材が求められるかを考える為に読んだ。
読む前の考え方はIT化のシフトが大きい為、エンジニアとそれらを既存の営業組織と結びつけるディレクターの仕事が重要になってくると考えている。
「まとめ」
財務情報や事業会社...続きを読むPosted by ブクログ -
流石日経新聞というべき、骨太のシャープ崩壊のドキュメント。
メーカーの立場から言わさせていただければ、液晶やプラズマなどのパネル投資をSamsungを引き合いに煽った新聞が何を批評するか?と思わんでも無いですし、為替は読めんよなーとも思うけど、プラズマで死んだパナソニックが復活している以上、シャープ...続きを読むPosted by ブクログ -
ホンハイ出資前のH28年2月に出された本。
社長がこんなに血縁関係多い人がいたことに少し驚いた。
太陽電池事業の赤字の要因が、割高なシリコンの長期調達契約ということに驚いた、いくらシリコン不足だったとはいえ、ヘッジ率を抑えなかったのか?と思う(結果論かもしれませんが)
しかもトップが赤字事業の要因を...続きを読むPosted by ブクログ