日本経済新聞社のレビュー一覧
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人口減トレンドなのに,どうしてこんなにタワマンが建設されているんだろう?というような疑問に,すべてではないけれど,よく答えてくれる一冊.
本書は日経新聞で連載されていた「限界都市」シリーズの書籍化版で,記事も拾い読みをしていたが,書籍となったことで,よりストーリーとして頭にはいってきやすい形になっ...続きを読むPosted by ブクログ -
働き方改革に対する政労使の動きや読者アンケート、事例、コラム、インタビューなど豊富な内容で飽きさせない良著だと思う。
働き方改革は制度設計やマインドの改革とセットで考えるべきで、経営層がその重要性を認識していなければ進まないように感じる。
家族を顧みなかった事を自慢気に語る年配社員を良く見ることか...続きを読むPosted by ブクログ -
近ごろニュースで取り上げられているオプジーボとは何ぞやという人におすすめの本。
実際にオプジーボを投与された患者の話をはじめ、どれだけ有効性の高い新薬なのかということが分かる本。ニュースでは非常に薬価の高い抗がん剤として報道されているがそれだけ価値の高いものであるというのも納得した。もちろん、価格が...続きを読む -
未だに危機から脱しきれない株式会社シャープ。複数回のリストラ、本社売却、鴻海との提携を経たものの、明るい兆しは少しも見えない。ロボホンなんぞ作っとる場合か。
ここまで悪化する事態が長引いている理由は本書を読んでよくわかった。ズバリ、シャープには創業一族を除いて、まともな経営トップが現れていない。リ...続きを読むPosted by ブクログ -
事実は小説より奇なり。
世界の亀山モデルと液晶薄型テレビがもてはやされてからまだ10年足らず。
人事抗争や堺工場への投資失敗などであれよあれよと言う間に苦境に立たされてしまった。
関連ニュースに対する理解が深まった気がするので、鴻海による出資契約もまとまった今、シャープがどうやって復活していくか...続きを読むPosted by ブクログ -
・会社の柱は人事。
・過剰な投資は慎むべきである
・信頼のあるトップのもと、合議制にする。
・意思決定は素早く。
淡々と書かれていて、
シャープがなぜ堕ちていったのか
非常に良く分かる本です。Posted by ブクログ -
大企業を扱った本をいくつか読んできたが、この本に関してはその立ち位置からして異なっていて非常に前向きになれた。時にはこういうのもちゃんと読もうと思ったPosted by ブクログ
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藤井聡太が八冠となった王座戦を中心に振り返る一冊。
永瀬九段をはじめとする周囲の藤井評を知ることができて良かった。Posted by ブクログ -
毎年10月終わり頃に出版する、翌年の政治・経済・社会・国際の重要トピックスに対する日経編集者やコメンテーターの予測。
2024年も4月を迎え、もう結果が出ているトピックスもあるが、日本と世界における重要な問題の、これまでの経過と今後の展開予測が確認できるのが嬉しい。
個人的には下記の項目が参考に...続きを読むPosted by ブクログ -
八冠を達成した藤井聡太さんの強さの秘訣を記した本。棋譜が丁寧な解説付きでたくさん載っているので、将棋アプリで駒を動かしながら読むと面白い!Posted by ブクログ
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2021年6月〜12月に勃発したオーケーとH2Oによる関西スーパー争奪戦について分かりやすくまとめられています。
各社の歴史や立場、H2Oとの経営統合の投票が行われた関西スーパーの株主総会のあらましだけでなく、この事件を通じた日本企業のM&Aや株主総会の運営などコーポレートガバナンスへの提言もなされ...続きを読むPosted by ブクログ -
毎年刊行の業界地図。培った情報網と取材力を生かして鋭い着眼点で様々な業界構造や論点が一覧性と網羅性を持って理解できる。さっとした調べもの用に手元に置いておきたい一冊だ。Posted by ブクログ
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読後メモ(トーク変換)
冗長な内容が多いので、斜め読み。
最もリスクがあるのは、2024年の米国大統領選、ロシアプーチンの大統領選、韓国の大統領選。
半導体の米国囲い込みが、中国の経済をさらなる悪化に導く事実。中国内での就職率が一流大学でも20%が就職できない事実。中国の不満を台湾に持っていくリス...続きを読むPosted by ブクログ -
日経新聞社編なので、やはり経済を軸に、政治や国際情勢及び社会問題に切り込んでいる。
既に2023年も、最後のコーナーを回っているが、こうして見ると、1年前の出版時に対して、大きく情勢が変化している訳ではないようだ。(と言うか、予測の範囲のブレ)
新聞や経済紙に目を通していても、改めて「そうなのか」...続きを読むPosted by ブクログ -
TPPの是非が一時期騒がれましたが、その協議内容や問題点を説明できる人はほぼいません。
日本の農業が〜などと感情論ではなく理解できる手助けとなる本です。Posted by ブクログ