川口マーン惠美のレビュー一覧
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購入済み
はじめて知ること多し
日本人がリズム感があるって説は意外でおもしろかったですね。あと、ヨーロッパにはロマという凄く悲惨な物乞いが今の時代に存在してることに驚きました。他にも興味深い話がたくさんありますが、読んで思うことは、日本はなんだかんだ言ってまだまだ良い国なんだなぁということですね。
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ドイツとの比較であった前作に引き続き、今作はヨーロッパの国々と日本を比べたものである。
やや政治色の濃かった前作と比して、今作はより主題に集中している感があり、求めていたものが読めた気分がして大変安心した。前作を読んだ折りは、当てが外れたと思ってしまったのだ。
内容的には、著者個人の体験をベースにした比較であり、それはヨーロッパという地で生活する人が見た別個の社会の比較であるということに他ならない。
ヨーロッパで大々的に報道された事件などを、我々が日本で報道された事件を見るのと同じような感覚で読み解いているのは、非常に面白いところである。
新刊であるから、より現況に則した内容である -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目13箇所。【ウィキペディアのドイツ語版】尖閣諸島はすでに1372年、明王朝時代の古文書に記述されており、1534年から中国の領土として認識され、中国の沿岸防御システムに組み込まれていたという、それどころか、尖閣の一部の島は、当時の女帝の手によって薬草商人に貸与されたとのことだ。領土問題が実効支配によって決まる限り、北方領土はもう戻ってこない、竹島もおそらく駄目だ、尖閣諸島でも、日本政府はあからさまな実効支配を避けているが、それを裏付ける軍事力がないのだから当然かもしれない。ドイツは、連合軍から押しつけられた基本法(憲法)を削除や変更も含めれば59回も改正した、軍隊の復活、東西ドイツ
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共感するところもあれば、そういうことか!と納得したり、初めて知ってショックを受けるなど、知識欲も満たされすごく楽しく読んだ。特に、ロマの話は衝撃的で、教育も受けられなければ職も得られない、生まれた時から運命が決まっている、その閉塞感に改めて絶望的な気持ちになりました。イタリアでロマの女性がこちらをじっと睨む眼差しを見たときは、ショックだったけど…その背景をこの本で知り、本当にいたたまれなくなった。
世界には私が思いもよらないような問題がまだまだあるんだろうと思う。日本のことだって、知らないこと、国外からは違う見方がされてることはたくさんある。関心はあれど、努力しないと情報は得られない。その努力 -
購入済み
ちょっと思ってたのと違った
ドイツと日本を比較した軽い読みものだと思っていたら、ドイツの原発の現状について結構なページ数を使って書かれていたのでとまどいました。その後はドイツのあまり知られていないことが色々書かれており興味深かったです。ドイツは日本と同じ時間に厳しい国だと勝手に思っていましたが結構適当であることを初めてしりました。そういう意外なことがいくつかあって面白かったです。
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Posted by ブクログ
ドイツのかつての首相メルケル氏に対する痛烈な批判から本書は始まる。彼女は、異様なまでに民主主義を強調し、脱原発を加速させ、移民難民を無制限に受け入れ、LGBT擁護にお墨付きを与え、再エネ、Eブイの促進、中国と接近、EU加盟国の主権をEU本部に移すことに力を注いできた。
ドイツの今日の治安の悪化、経済産業の衰退は彼女のこれらの政策によってもたらされた。
そして、ドイツでは、ユダヤ人と反ユダヤ、イスラム教徒にパレスチナ問題、人道主義を掲げるグローバルエリートとそれに反発する国民など、あらゆる分断と対立が生じている。
メルケル氏は本来保守政党の党首であったが、ドイツを見事に左傾化させた。
そして -
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コロナ騒動の真っ最中で、恐らく会社への出勤も制限がありリモート勤務を余儀なくされている時に読んだ記憶がある本です、部屋に放置されてある本を整理に目処がついたなと思った矢先に見つけた本です。
この本の著者の川口女史は、このような本を人としては異色の経歴(ピアノ科卒業)をお持ちの方ですが、ドイツにお住まいでドイツから見た日本について、今までに何冊か本を書かれています。機会は無いかもしれませんが、川口さんのピアノ演奏もお聞きしたいと思っています。
以下は気になったポイントです。
・バイデン政権になって米国はイランとの核合意(イランの核開発を黙認)したので、イランと欧米の間は一瞬修復されるかのよ -
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東欧のハンガリーやスイスが「嫌われてもいい」と移民や難民の流入に厳格な姿勢を貫く。その背景には自国の文化や治安を守るという強い意志がある。一方、イギリス、欧州共同体(EC)の中心国は寛容を掲げ多様性を受け入れてきたが社会の分断や治安の悪化に直面している。イギリスは迷走しドイツは経済と政治の不安定化フランスは暴動とテロに揺れる。理想を掲げたECは今試練の時を迎えている。ハマスの奇襲やウクライナ戦争など世界の緊張が高まる中優しさだけでは国を守れない現実が突きつけられている。日本もただ善意を重ねるだけでなく「何を守り、どう生きるか」を本気で考えるべき時に来ているのではないか。
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政府はカーボンニュートラル推進(火力発電・原発を無くしガソリン車を廃止)としながら電気不足を火力発電に、ガソリン車に頼っている現状、ノーベル経済学賞ポール・クルーグマンは市場の自由化をしてはいけない分野は教育、医療と電力であるという。教訓から言えることは世界の潮流に流されず独自の「電力エネルギー」に関して正しい数値と根拠で対処しなければ経済発展もないと言う。「歴史の検証を怠るな」「エネルギー対策を正当な根拠とデーターで構築せよ」(決してカーボンニュートラル世論に突進する事なく自国の技術を高める)、更に国防意識と外国人に対する規制(入国・移住・不動産売買・医療保険)など国民の税金の浪費と都市問題
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Posted by ブクログ
人口7000万のドイツが百数十万の難民を毎年受け入れれば社会規範がグチャグチャになるのは当然。ハンガリーが受け入れず欧州入りの壁となっていることに内心感謝しているだろう。23日の選挙で「極右」と表現され」るAfDは第二党で文化防衛を訴え、与党社会民主党は大敗の見込み/日本政府保有の米国債残高が短期間に44兆円減少しているという。「支援」で米国製兵器に使われているのだろう/中国は米国債を売って、敵国となった際「支払い放棄」となるのに備え、GOLDを買うので値上がりしている/戦争は始めるより止めるほうが難しい。だからこそ、始めないように「話し合い」の枠組みをもっていなくてはならないのだが。
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Posted by ブクログ
ネタバレ【スイスについて博識な気分になれます】
日本よりもスイスについて知ったのではないか、と思えるぐらい、
分野横断的にスイスについて学べた一冊でした。
突っ込みたいところに著者がどんどん突っ込んで答えてくれます。
・なんでそんなにお金持ちなの?物価も給与も高いの?
著者は、カルヴァンにプロテスタントに成金スイスをたどっています。
・連邦制度と直接民主主義はどうなっているのか。
年に4回も、国民が擬態に対して投票するとか、中には特に議論の内容を知ることもなく投票する人もいる、そして投票率はそこまでよくなく、50%など。
それでも、国民が発動できるレファレンダム制度は、選出された後も議員に緊張感を -
Posted by ブクログ
未来がガソリン車から電気自動車に置き換わるという単純な話ではないことが、本書を読むとよく理解できる。
これについては、よくよく歴史の流れを紐解いて考えれば理解できるはずなのだ。
しかしながら、我々は生まれた時からこの車社会の環境で当たり前のように暮らしていたため、大きな変化が訪れることになかなか気付けない。
それは「地球で普通に暮らしていたら、まさかその地球が動いているなんて気が付かない」ということと似ているかもしれない。
当たり前のことに感じるが、やはり物事の事象は「点」だけで捉えてはいけない。
過去からの歴史を「流れ」として見なければ、本質が見えないのである。
この自動車・石油・エネルギー