西森博之のレビュー一覧
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三橋、伊藤、今井ましてや中野まで全てのキャラクターに魅力がある。
この作品はただのヤンキー漫画では無い。
ギャグ漫画要素を詰め込み、ヤンキー漫画の皮を被った面白ボックスのような作品だ。
私はこの作品を小学生の頃から愛読している。
小さい時にはただただ面白いと読み込み、現在は当時分からなかった表現がわ...続きを読む匿名 -
最後まで拭い切れない不満はあった。
不死の宿命の孤独から柊を救う為に、「殺してやる」とまで言い放った圭二郎。
夜叉とその回路の謎等いくらでも絡められそうなポイントはありそうなものながら、残念にも1ページで流れきる時間。
正直行き着いた最終回の感動を盛り上げるには尺が足りてない感は否めないが、それでも...続きを読む -
他の作品の登場人物をひとくくりにみることができるのも、時空をこえた存在である柊様がいたからこそですね。西森漫画のひとびとは、みんな、柊様をとりまく愛によって、みたされているように感じられて、とてもうれしいです。
西森漫画はこれまで消化不良のものもありましたが、すべてはこのお話の結末をまって評価され...続きを読む -
謎の和服美少女をひろった男子高校生の物語です。姫属性のえらそうな娘の行動を笑いにしたギャグが続いていくのですが、これが微妙で、おもしろくしようとして空回っているところが残念です。後半でなぞのキャラが登場して、やっと物語が動き出しますが、それまでが退屈ですね。
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そういう意味で、西森先生も歳をとったということです。先生がかきたかった(つまり、読者がよみたかった)最終回が、ようやく今ここにあらわれました。ここにたどりつくまでには、ながい時間が必要だった、つまり、歳をとることが必要だったんです。そういう結末です。