北川悦吏子のレビュー一覧

  • 生きとし生けるもの

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    ネタバレ

    原作ではなく、テレビドラマ版を視聴。
    一人の患者にあれほど感情移入する医者という設定がイマイチピンとこない。この辺の背景説明があればもっと楽しめたはず。
    終末医療は誰のためにあるのか?という根本的な問いが重い。

    『生きとし生けるもの』は、テレビ東京系列で2024年5月6日に放送されたテレビドラマ。主演は妻夫木聡と渡辺謙。妻夫木はテレビ東京初出演で初主演。
    北川悦吏子のオリジナル作品であり、テレビ東京開局60周年特別企画。
    人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が各地を巡るヒューマンドラマ。

    あらすじ:
    内科医の佐倉陸。彼は人生に悩みを抱いていた。そして、余命宣告を受けた患者の成瀬翔。2人

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    2024年08月17日
  • 夕暮れに、手をつなぐ

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    ドラマ?を観てからの方が面白かったかも。展開がサクサク変わるので読みやすかった。BPMの歌はYouTubeで聴いてからの方がのめり込める。

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    2024年05月21日
  • 恋をしていた。

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    ネタバレ

    詩集というのは、一つでもものすごく刺さる言葉があればあたりなのでは、、と思うほど選ぶのが難しい気がする

    最近失恋したので読んだが、案の定以下の言葉たちが心臓を抉ってきた

    「更新されない私たちの思い出について、考えてみた。」

    「ねぇ、私、誰と会っても少し淋しいの。
    それは、相手があなたじゃないからよ」

    またページにひとつしか文がないのも良かった

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    2023年12月22日
  • 運命に、似た恋

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    思い出の男の子に再会するバツイチ子(高校生)もちの女性が主人公。
    人と人との関係性がさまざま描かれているけれど、この主人公親子の関係が良かった。幸不幸入り乱れる中、親子の絆は揺るがない。
    思い出の男の子(仮)をはじめとするデザイナーの産みの苦しみの描かれ方、元夫とのどうしても切りきれない関係などなど苦しくなるシーンもあり、起承転結の結部分が特に良かった。

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    2023年03月02日
  • 恋をしていた。

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    ネタバレ

    ロンバケ、好きだったなぁ。
    まだ中学生だったから、大人たちの恋にドキドキ。大人になってから見ても、やっぱりドキドキした。北川悦吏子氏にハマってた時期が、あったなぁ。

    たまたま目について、懐かしくって、読んでみたけど…うーん、恋愛から遠ざかり過ぎてたわ。共感できず。キュンとしない。

    一文だけ、恋をしていた頃の自分を思い出してジンときた。
    『…ただただ渾身のおやすみ、を言うのだが、
    それは、もう、どうしたってどこにでもある、
    「おやすみ」に聞こえてしまうのだった。』

    引用してみて気付いたけど、読点の使い方が好き。

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    2022年02月04日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    ロンバケなどの有名ドラマの脚本家、北川悦吏子さんの作品。

    ドラマフルな恋愛ストーリーな感じがするので、よく悪くもそういうところはある。でもやっぱり要所要所に見える、男女のよくありそうな対話の心情が丁寧に描かれているあたりは、響くところがある人が多いだろうなと思わられる。ここは人気ドラマの脚本家の腕が見せる力なのかなと思いました。

    そう恋人と、パートナーと、夫婦で、仲のいい人も喧嘩している人も、何か響くところが見える小説です。

    以下抜粋

    - カンゴは心の中で答え、スズメに向かって微笑んだ。
    「質問攻め、カンちゃんに嫌われる……」(P.174)

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    2021年12月19日
  • 半分、青い。 下

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    ネタバレ

    上巻は、グダグダ続いている感じがあり下巻を読むかどうか迷ったが、続きがなんとなく気になったので読んでみることに。
    スズメが夢破れて漫画家を諦めてしまうところや、ワコの最期のシーン、ユーコの死など、心にグサッとくる場面が多々あった。
    スズメの調子のいいところにはイラッとするところがあったけど、いい話だなとおもう。
    最後の終わり方は個人的にちょっと?だったかな。

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    2021年11月07日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    現実味の無い設定がまた映画っぽくて良く単純にドキドキしました。
    気軽に読めてよかった。
    主演のふたりとパリの美しい情景が浮かんできて、映画も見てみようと思いました。

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    2019年11月20日
  • 恋愛道

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    北川さんはたくさんの恋愛を経験しているんだなぁ。
    ふうん。
    という感じで読み進めていたのだが、あとがきで腑に落ちた。

    "仕事や、家族や、生活や、つらいことや悲しいことが、たくさんあるけれど、やっぱり、恋や愛だけが、そんな私たちを救うんだと思う。
    だから、ちゃんと、恋や愛や人の気持ちや風や、そんなものを感じられる自分でいたいと思っている。"

    あすなろ白書もロンバケも観たことないけれど、
    北川さんのかく恋愛は綺麗なんだな

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    2019年01月06日
  • 半分、青い。 下

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    膨大な量の脚本をこのサイズにまとめるのは、きっとたいへんだったろうな、と思う。
    ただ、読んでいて、途中からブツ切りのような文章が気になりだした。いいシーンだと感じるところもあるけれど、それはTVを見てから時間が経ってないので感じられたような気もする。
    5年後に読んだ時、同じように感じるだろうか?

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    2018年12月09日
  • 半分、青い。 上

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    朝ドラで映像として観た後に読もうと決めていた。
    スズメとリツの細かい心の動きとかを改めて知れて、
    気づいた部分と、確認できた部分と。
    結末を知ってるから、これはあの伏線か。あれに繋がってるのか。とか思いながら。
    色んな人の言葉が素敵で、胸に残るセリフがたくさん。
    切なさと、愛おしさと。

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    2018年10月09日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    「あすなろ白書」などの脚本で有名な北川悦吏子さんが監督を務めた同名映画のノベライズ?作品。

    実家に転がっていたのですが、ライトに読めそうなので拝借。サクッと読めました。

    人生つまづくことがあっても、愚直に前向きにやっていれば、何かが開けるかもしれない。この歳になって、人生に楽しみが持てなくなっている今だからこそ、前向きに頑張ろうと思えました。

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    2018年08月05日
  • 半分、青い。 上

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    読むのが早すぎた。まだドラマを覚えているので楽しめなかった。思い出し笑いで、ニヤッとするくらい。忘れた頃にもう一度読もう。

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    2018年08月01日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    パリで偶然出逢ったセンとアオイが3日間のあいだに心を通わせていくお話。

    名前がカタカナのまま話が進むところに、知り合いたてのふたりのぎこちなさを感じてくすぐったい。

    あっという間に読めて読後さわやか。

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    2015年11月26日
  • 恋をしていた。

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    さらさらーっと読み終わった。
    共感も感動も皆無に等しい。
    それでも北川さんはちょっと特別な感じがする。

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    2015年08月29日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    向井くんを観に映画に行ったのだけど、すごく好きだった。なので、本も読んでみることに。軽くて、あっという間に読み終わった。映画でもあのピアノの音楽のようにテンポよくさらっと進んでいく。映画ではわからない、会話中の心情が見れてよかった。ワインを飲みながら、ピアノを弾いて語る。オシャレなその場面が好きで憧れる。

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    2014年12月15日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    ネタバレ

    映画を観てから本を読んだけど、
    個人的には本の方が好きだな。

    ラストの橋の願いはそうだったんだねぇ。
    スズメも長く付き合ってからの決断だったんだなぁと思ったし。


    ポペリーニ食べたことないけど、食べてみたいなぁ。

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    2014年10月03日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    映画先行なのですか?
    50円が七割引だったので手に取ってみました。
    アオイは、まんまミポリン(古っ!)なのかなぁというキャラに思えます。
    スズメちゃんの恋は終わり、センの恋は始まる、その対比の方が見ててツラいぞ。
    同日に乙一氏のデビュー作を読んだのですが、そちらの方がたぶん薄いのに、何故かこっちの方があっさり読み終わる不思議。
    ザクザク読み飛ばしても何ら問題ないせいでしょう…ごめんなさい。

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    2014年09月01日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    ネタバレ

    表紙からわかるように、すでに主人公たちのヴィジュアルが向井理、桐谷美玲と決まって作られてる脚本をなぞってる感じなので、小説ではないのかも。
    あの人と運命的な出会いっていいな、こんな恋いいなって
    女の子の理想がつまった恋物語

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    2013年09月05日
  • 新しい靴を買わなくちゃ

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    この人が手掛ける物語はいつもどこかのんびりしていて、柔らかで、温かい気持ちにさせる。

    パリに降り立ったセンと、パリに住むアオイの数日間の日々を描く。
    靴をきっかけに出会った二人のじれったくも、長年連れ添った夫婦のようなやり取りが始終なごやか。

    こういう恋愛っていいな。

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    2013年06月13日