あらすじ
心は、空を飛ぶ。
片耳を失聴したヒロイン、スズメの愛と勇気の物語――。
高度成長期の終わり、岐阜県の小さな食堂に生まれたスズメ。
小学生の時に病気で左耳を失聴してしまうが、我が子を愛してやまない両親と、
同じ日に同じ病院で生まれた幼馴染のリツに支えられ健やかに成長する。
高校を卒業したスズメは少女漫画家を目指し上京し、
人気漫画家・秋風羽織のもとで仲間と修業に打ち込むが……。
最注目の「連続テレビ小説」を小説でお楽しみ下さい
感情タグBEST3
映像が目に浮かぶ
朝ドラを観たことをきっかけにお試し版を読んでみました!主人公の男女つばめと律の物語はこうして始まるのか〜と出産シーンから立ち会うことができて、ますます作品に愛着が湧きます。
Posted by ブクログ
舞台は岐阜県。病気で左耳を失聴してしまったスズメと、同じ日同じ病院で生まれたスズメのサポート役を務めるリツの幼馴染二人が様々な出会いや別れを経て、互いの存在の大切さに気づきます。二人が何度もすれ違いをし、もどかしい一面もありますが、やっと思いが通じ合う場面では、感動を味わうことができ、読む中でスズメとリツと一緒に自分も成長しているような感覚に浸ることができます。(上海蟹)
Posted by ブクログ
北川悦吏子作品は、どれも傑作!!
朝ドラが大好きで小説も買っちゃいました。
朝ドラでは、描かれなかった描写もあり、
とても楽しんでさくさく読んじゃいました。
なんか、こうゆう関係っていいなーって思えるし、
近くて遠い存在って難しいなーって感じました。
結末を知っていても、ハラハラしたり、ドキドキしたり、ワクワクする仕掛けがたくさんあって読んでて楽しい!
話の切り替えが、さすがで早く読み進めたい!!
って思っちゃいました☺︎
Posted by ブクログ
めちゃ面白くて読みやすいです。
朝ドラ見るのは時間がとれなかったりしても、本にしたら自分のイメージした人物像で読み進められるしよいですね。本ってやっぱよい。
さすが北川悦吏子先生。下巻もすごい勢いで読んでしまいそう。
Posted by ブクログ
朝ドラを見ていた人が面白かったと言ってたので
読んでみました。
始めはエピソードが長すぎる気がして
イマイチかなと思いましたが、高校生あたりから
面白くなってきて、後半はどんどん読めました。
男女の信頼感が友情なのか恋愛なのか
もっと深いものもあるような、そういう2人の関係に
ヤキモキしながら読み進めました。
上巻とってもいいところで終わりました!
早く下巻が読みたいです。
Posted by ブクログ
随分前に買っていたが、テレビ放映が終わった後で読もうと思ってた。
テレビの思い出を振り返りつつ、蘇る記憶。テレビと同様に7月7日のスズメとリツのお別れは、ホントに切ない。
同郷の北川悦吏子さんは、素晴らしいね。
Posted by ブクログ
かなり好き。面白い。
さやさんの反応は正常だし、スズメみたいな女の子の幼なじみが彼氏にいたら絶対嫌だ(笑)
この後どうなるのか気になりすぎるから、後編今から借りに行く
Posted by ブクログ
上巻の前半はちょっと長くてイマイチ入り込めなかったけど、後半は面白くて一気読みしました。
同じ日に同じ病院で生まれて、イケメンで頭が良くてスポーツもできて、自分のこと守ってくれる幼なじみがいるなんて宝くじ当たるより難しいと思うけど、少女漫画のようでキュンキュンしました。
上巻を読み終わって朝ドラの配役をメインキャラだけチラッと見て、リツはちょっと違うなぁと思いました。
Posted by ブクログ
【※下巻と合わせて】
恋と愛を行ったり来たりするような話で、テレビ小説に合わせてか少しイベントが盛りだくさんすぎる気も少しだけ。「人生そんなもんだ」って解釈もできますね。
色んな人がいて、その多くが夢に破れてしまう。でも、だから不幸だと決まるわけではなく、むしろ沢山の大切な出会いに恵まれたりする。
そんな素敵な人生を私も歩みたいなと思いました。
Posted by ブクログ
読み進めていくほどページをめくる手が止まらなくなる。すっかり感情移入してしまい、19歳の七夕のエピソードは涙なしでは読めなかった。下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
2019年6冊目。
朝ドラはリアルタイムでは断片的にしか観てないです。それでも話題になったキスシーンは印象深かったし、総集編もぼけーっと観てました。今回は長編の上巻ということで、幼少から思春期の2人のやりとりが中心で、思わずほっこりしたりドギマギしたり、付かず離れずの距離感がとてもかわいい。自分には幼馴染はいませんが、感情移入していっしょに泣きそうになったり笑ったり、子の想いに浸り親の目線で考えたり、くるくると表情を変えるこの文章が好きだなぁと思いました。下巻も早く読みたいです。
Posted by ブクログ
ドラマを見てしまっているので、ドラマのシーンがないところは物足りなかったり、ドラマにない心情描写はへぇ〜と思ったり。よいと思う。なんだかんだで一気読み。
Posted by ブクログ
脚本のノベライズって興味ないんだけど「ラブストーリーの神様」北川悦吏子の書くものはどんな感じなのかなと思って。あと岐阜出身だと聞いて。
ちょっと変わってるスズメが上京して夢に向かって頑張る姿と、律とスズメのお互い全部知ってる幼なじみの距離感、ここは最後はくっつくんだろうけどそういうのが見えてる恋愛小説、その分かりやすさで嫌な気分にならずサクサク読める。あと蓬莱軒や朴葉寿司や金華山とかが岐阜感あって良い。
Posted by ブクログ
朝ドラで映像として観た後に読もうと決めていた。
スズメとリツの細かい心の動きとかを改めて知れて、
気づいた部分と、確認できた部分と。
結末を知ってるから、これはあの伏線か。あれに繋がってるのか。とか思いながら。
色んな人の言葉が素敵で、胸に残るセリフがたくさん。
切なさと、愛おしさと。