高橋浩一のレビュー一覧
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長年の営業経験から腹落ちする観点が多く、体系的にまとめられているから科学という言い方になっていると思う。備忘として記載しておく。
・はぐらかしの仮面→質問の引き出しを増やす
BANTCH、枕詞、特定質問、核心質問、接戦状況
・忙しさの仮面→価値の根拠を示す
お客様文脈、事前準備、お役立ち情報
・いきなりの仮面→高速ラリーに持ち込む
レスポンス、接触頻度、電話商談、お客様の頭整理
・とにかく安くの仮面→価格以外の判断基準
網羅的、具体的、優先順位で要件整理
・検討しますの仮面→前進のための助け舟
商談終盤の10ヶ条、4階層、論理、感情、政治 -
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「お客様がもう一度会いたい」と思う営業は6分の1であり、どういう営業かというと「分かってくれる営業」。逆に言うと、「ほとんどの営業は、お客様が求める期待とズレてしまっている」というのが現実。
本書ではこのズレが生じないようにするための「3つの質問」と「4つの力」を解説されてます。これが秀逸で、納得感が高いです。書かれている内容もかなり具体的で、ほぼそのまま使えます。
また、営業と一言で言っても様々なのですが、本書では、ルート営業(キャラバン営業)とアカウント営業に大別したうえで、それぞれのやり方も説明されてます。これも納得感があります。
2点注意が必要で、1つ目は、これが通用するのは商談 -
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◆所感
・そこまで営業に自信がないからこそ、営業力はセンスではなく、研究と行動量でいくらでも向上していけることが分かり、モチベーションが上がった。接戦案件をどれだけ知恵を絞り勝ち切れるかで地力は上がっていくので、組織全体として鍛えていきたい。
◆学び
・ほとんどの商談は自分の想像と違う場面で決着している。自身が思うサービスのストロングポイントが刺さらないケースも往々としてあるので、できる限りFBを拾うべきだ。特に、決め手と決めたタイミングをヒアリングすることを徹底したい。
・質問の深掘りレベルを自分で制限しない。及び腰にならず怒られると思うまで深掘りするくらいで良い。そこまではスタンスを -
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政治、論理、感情。
お役立ち情報をつけてリマインドすること。
安さで負けているのではなく判断基準を知ってもらえてない。
質問をすることは迷惑ではない。
電話商談は相手の作業効率化のためなら良い。
枕詞。「とおっしゃいますと?具体的には?他には?なぜ?」
オープンとクローズの併用。
接戦商談の振り返り、ヒアリング。
数字や事例を入れた根拠の提案。
熱意ある営業で終わらせない。
御用聞きでなくて、打てば響くリアクションで勝負。
レベルの低い営業には時間は使いたく無い、ハイパフォーマンス営業は値引きでクロージングしない。
見積もり提示の前にテストクロージングをする。値段関係なく -
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具体的な指導方法がわからないマネージャーが頼れるのは、「目標達成プレッシャー」「大量行動」「関係構築」の三種の神器がガンバリズムの罠を生む。
購買者の仮面を外すことが営業の1歩目
ハズレの営業に時間を割きたくない忙しさの仮面
※全ての仮面は表参照
不信・不要・不適・不急の壁を越える
・(見積もりを出したら)すぐに決まりそうですか?
・具体的にはどの水準まで上げたいのか?
・なぜそのやり方を続けてきたのか?
・なにが解決されると成功に近づくのか?
・顧客はサービスの情報を欲している(売り込まれたくないだけ)
・いきなり見積りが来る時は裏側で相見積もりの状態
→高速レスポンスで最初の返答は1日 -
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営業に関する本は初めて読んだので、参考になるところも多かったです。ただ、ちょっと厳し目にレビューすれば、あまり内容が整理されておらず、体系的にまとまっているという印象は受けませんでした。タイトルから、営業の全体像がわかる本かと思いましたが、どちらかというと「お客様の本音を引き出すためのテクニック全集」といった感じです。また、想定している業界はよくわかりませんが、サービス寄りの内容な気がします。
本書では「お客様は購買行動における負担から逃れるために仮面をかぶっているので、真に受けて頑張るのではなく、それを外すように努力しましょう」という哲学が一貫して語られています。仮面をかぶっていることが膨 -
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ネタバレ・感想
感想が消える3回目。。。
これで消えたらもう投稿しない。。
高橋さんのTwitterはフォローして定期的に画像保存して見直しますがこの本めっちゃオススメです...
・Todo:
★できる営業は
・わかってくれる。意図を把握してくれ、的確で明確
・提案力と説得力がすごい
・迅速、早い、即答、機敏
・誠実、誠意、正直
・柔軟、機転、トンチ、融通が利く
・粘り強い、努力、諦めない
・気が利く、プラスアルファ、痒いところに手が届く
最後に豊富な情報と知識。
お客様が求めるのは
・顧客理解して、貢献しようという姿勢
・要件に合った提案をしてくれる
・人柄に信頼や好感が -
Posted by ブクログ
「無敗営業」の著者である高橋さんが、「無敗営業」よりもさらに踏み込んでわかりやすく、「若手営業パーソン」と「メンバーの育成に悩む営業リーダー」のために書きたい、と書かれた本。 「若手営業パーソン」と「メンバーの育成に悩む営業リーダー」をストーリー形式で登場させ、ロールプレイもふんだんに交えており大変平易な本で一時間もあれば読めてしまう。
僕はプレセールスも含めると法人営業は15年以上も担当しているので、既にベテランと言われる領域になってしまうのかもしれないが、都合上一二年生を指導する機会も多く、そうした彼らにとっては格好のガイドとなるような本だと思った。 というのも無敗営業を彼らには買っ