腰乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
腰乃さんの作品は、キャラの情けない所やみじめな所、恥ずかしい所なんかも、包み隠さず読者の前にさらけだしてくれるから、登場人物一人ひとりがいとおしくなる。
きっとそれは、腰乃さん自身が、ちょっと人とは違った変な趣味を持っているひとや、ネジが一本外れたようなケッカンのある性格のひとたちを、優しく包み込むような慈しみの眼で見ているからで、その眼(まなこ)に私達もいつのまにか包まれているからだろう。
「みんなちょっとずつ違っていて、何かが少し欠けているけど、人と補い合っていけばいいんだよ。君はそのままでいいんだよ。」と言ってくれている気がする。 -
Posted by ブクログ
3年付き合った彼女にプロポーズしたら振られて、呑んでいたら初めて会った男とラブホに入って襲われ、その男が社内の人間だった黒岩。崖っぷち(笑)
堅物なために人生をきっちり生きてきた男の常識では考えられないような人間関係をどうするかとぐるんぐるんする様がいい。
腰乃先生ってこういうぐるんぐるんが上手いよね。脳内全部マンガにしてる感じ(笑)
攻めも振られてるんだけど、その相手とはもう全然揉めないまま別れられているんだよね。
2本目「名前で呼んでください」
コンビニのバイトをしている大滝は毎日買いにくるお客様・高島が気になって仕方ない。どうにかしていろいろ知りたいと思っていたらあっさり自宅が -
Posted by ブクログ
eroticaというタイトルがふさわしいエロス満載の一冊。
6作の短編が収録されている今作だが、どれもアブノーマルで背徳的なお話がつめこまれている。
「剃毛」「リバ」「3P」「玩具」「ガチムチ女装攻め」「放尿プレイ」・・
以上の単語にひっかかる方は十分楽しめるのではないだろうか。
短編集ながらも随所に盛り込まれている内容の濃さに驚くばかりである。
しかしノーマルエッチ大好き人間としては些か1話ごとに小休止をいれたいほどハードな内容であった気がする。
もうすこし経験を積んで再読したい。
今回の本の中で、ネットからの投票でお題を決めるという企画から書かれたお話がある。
いくつかの選択肢から、そ
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