園村昌弘のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1巻で感じたような衝撃が無かった。残念。
遣唐使船に真人を乗せた経緯は初めて知った。史実と違う点もあるでしょうけれど。
中大兄皇子が考徳帝をないがしろにして遷都をした辺りは想像以上に軽々しく(もっと根深いはず)ちょっと物足りない・・・
斉明帝の重祚を計るところや有間皇子を謀るところなど益々中大兄皇子のしたたかさが楽しみ。したたかと言えば、大海人皇子の方がもっと歴史に残っている表現ではしたたかなはず。さわやかな青年風に今は描いているけれど今後の二人のドロッドロな展開、目が離せない。
かかわってくる女性たちももっとたくさんいるでしょうが、まだあまり登場してはいない点も物足りない。 -
無料版購入済み
着眼点は面白いが…
藤原氏が百済の王子豊璋の子孫?
蘇我入鹿が実は超善人?
大海人皇子が蘇我入鹿と皇極天皇の子?
ちょっとトンデモ説過ぎるんじゃないだろうか?
古代日本の話なので創作は当然アリだが、これはちょっと…。
もっとも、その設定自体は面白い。
トンデモ説ではあるが、物語としてはアリかも。
この、「誰もが知っているけれど物語のテーマに選ばれにくい」時代に着目したのも、非常に新鮮味がある。
ただ、乙巳の変に至るまでの流れが駆け足過ぎる。
好青年・蘇我入鹿もどこまで本当かわからないうちに亡くなる。
豊璋に至ってはわき役から突然主役に躍り出てきた感じ。
そもそも、中大兄皇子が蘇我入鹿を殺す理由が唐突過ぎる。
ここまでを3~4巻ほど使ってじっくり描き、豊璋も徐々に「=中臣鎌足」という事を分からせるような展開にした方が良かったのではないかと思う。
ところで、本作の絵を描いているのは中村真理子。
彼女は今個人的にかなり気に入っている「卑弥呼」でも、リチャード・ウー(=長崎尚志)と組んで作画を担当している。
「卑弥呼」の展開は完全に長崎尚志によるものかと思っていたが、本作との類似性を考えると中村真理子自身の発想も多いのだろうか?
これまた「原作者問題」が出てきそうな疑問だ。
-
ネタバレ 無料版購入済み
中大兄皇子が恐い
段々と中大兄皇子が暴走気味になってきて、少し見ていて恐かったです。天上の虹に比べると女性陣の出番が少なく、中大兄皇子と大海人皇子のBLっぽい絡みが目立つ感でした。
-
ネタバレ 無料版購入済み
新解釈過ぎる
大海人皇子が蘇我入鹿と皇極天皇の息子。衝撃的な新解釈でした。中臣鎌足の素性もビックリ設定。ただ物語は上手く流れて進んでいて読みやすかったです。夢殿の救世観音像からの始まりは良かったです。