園村昌弘のレビュー一覧

  • 天智と天武-新説・日本書紀- 4

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    愛情を与えてもらえなかったという、コンプレックスの塊の中大兄皇子。
    普段は、それを覆い隠し気丈な振る舞いをしていますが、ひとたびその重いが決壊すると、孝徳天皇の最後のようなことになるわけで。
    斉明天皇もその暴牙にかかってしまいました。

    そんな指導者が導く白村江の戦。
    その結果は、5巻で。

    大海人皇子の暗躍も、無駄に終わるんですけどね。

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    2015年02月10日
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 4

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    ネタバレ

    っつか、中大兄皇子がマザコンのキモイお人にしか見えなくなって来ているのだけど……。
    何と言うか、新解釈過ぎてびっくりする所が多いと言えばそうなのだが、まあ、そういうこともあるよねって方向で。だって、誰も見ていないんだから。このびっくり新解釈でどこまで行くんですかね。壬申の乱までやるんですか?

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    2014年04月10日
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 3

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    有馬皇子死亡。額田王登場。百済滅亡。

    状況が予想を超えて動き続ける中で、大海人皇子が朝鮮へ密かにわたります。
    向こうで何を感じ取ってくるのでしょうかね。それが、今後の大海人皇子の政略に影響してくるんでしょうか。

    額田王との別れが、瑕疵になりそうな予感。不倶戴天の相手の目の前で、別れの宣言。そして、相手の下へ。
    生まれの境遇ぐらいしか、引け目のなかった大海人皇子。自分自身ではどうしようもないことが、瑕疵になっていたので、ふっきったことも出来ていたのが、今までの大海人皇子。
    額田王の事件で、個人的感情が行動の起点になるときがくるはず。
    その時、中大兄皇子と同じと気づいたときに、どんな風にねじく

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    2014年01月13日
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 2

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    入鹿への憧れが、翻って憎しみになって今の中大兄皇子になってます。
    その心理を利用しているのが、大海人皇子と。

    二人の愛憎と野望に巻き込まれていく宮廷。中大兄皇子に負けた人達が哀れです。

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    2013年12月29日
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 3

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    ネタバレ

    有間皇子の処刑エピソードはよかったが、額田王と再会したものの宿敵の中大兄皇子に奪われてしまうエピソードに「あれれ?」と思い始め、大海人皇子が海を渡って半島に乗り込む展開に「ぽかーん……」と感じている第3巻。中村真理子さんの画が好きなだけに最後まで読みたいと思っているのですが。

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    2013年10月30日
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 1

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    『日出処の天子』が好きすぎて、いろんな場面で疑問が浮かぶけれど、【義慈王の息子=豊璋=藤原鎌足】が、一番びっくりした!

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    2013年05月28日