【感想・ネタバレ】天智と天武-新説・日本書紀- 4のレビュー

あらすじ

豊璋の母国・百済が滅亡した。
百済残党軍からの救援要請に、朝廷は大揺れとなる。
朝鮮半島に日本軍を派兵し、新羅と戦って百済を復興させたい
中大兄皇子に対し、大海人皇子は和平工作の道を選ぶ。
海を渡って新羅に密航した大海人は、武烈王と再会して
百済残党軍との調停役を買って出る。交渉はうまくいくかに
見えたが……
あくまで出兵にこだわる中大兄と、強大な唐・新羅連合軍との
戦争を回避したい大海人との確執が本格化!
母親の斉明女帝は大海人に同調するも、中大兄に押し切られ、
日本軍はついに出陣することに…!?

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購入済み

こういう解釈もあるんだね

それにしても中大兄皇子が実にアブなそうなアンちゃんに描かれているのも大海人皇子が新羅に渡って倭国が百済復興のためのいくさに参戦するのを止めようと画策するとかぶっ飛んだ解釈ですが嫌いじゃないです。

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2017年02月05日

Posted by ブクログ

うっかりして予約入れておかなかったのですが、いつもの本屋さんが届けてくれました。

中大兄皇子(のちの天智天皇)の苦しみがよくわかりました。歴史の上では百済救済と覚えていたはずでしたが、救済ではなくこれは。新説と謳っているのだからいいのでしょうね。朝鮮半島の歴史ももっと勉強しておけばよかった。今更ですが。

それにしても、斉明天皇の老けっぷりがイタタ。

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2014年03月29日

ネタバレ 購入済み

新説

蘇我入鹿の息子を大海人皇子としたり、中臣鎌足を豊璋としたりが通説とは異なりますが、鎌足、豊璋説は以前から言われており、また大化の改新と呼んでいた蘇我入鹿虐殺も、乙巳の変と呼ぶのが現在(抑々、日本書紀には雄略天皇等や物部氏、葛氏含め悪いことも沢山書かれており、曽我氏の専横を描いた書とした明治時代の読み取りが間違いで)なので、意外と沿っているかと思います。
中大兄皇子が敵役でサイコパスに描かれていますが、元々、奥さんの親を殺して、生首を塩漬けにして、奥さんに送るという逸話が描かれており、抑々、サイコパスだったと思われます。
本巻は、白村江にたどるまでの緊張から、直前まで。斉明天皇の死には、愛されなかった中大兄皇子が直接手を下したとしています。

#ドキドキハラハラ #タメになる #ドロドロ

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2022年06月18日

Posted by ブクログ

中大兄がただの冷酷なだけじゃなくて寂しすぎる人に見えてくる・・。いや、最低だと思うんだけどさ・・・。

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2015年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大海人のまさかの渡朝にびっくり……!史実的に見たら荒唐無稽なのかもしれないが、こういう隙間の埋め方ができるのが漫画のいいところだし、本当に面白く読んだ。それにしても天智の妖艶さ……!こういうのはやはり「づるてん」が切り開いてくれた道なのかもしれないと思った。

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2014年08月23日

Posted by ブクログ

愛情を与えてもらえなかったという、コンプレックスの塊の中大兄皇子。
普段は、それを覆い隠し気丈な振る舞いをしていますが、ひとたびその重いが決壊すると、孝徳天皇の最後のようなことになるわけで。
斉明天皇もその暴牙にかかってしまいました。

そんな指導者が導く白村江の戦。
その結果は、5巻で。

大海人皇子の暗躍も、無駄に終わるんですけどね。

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2015年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

っつか、中大兄皇子がマザコンのキモイお人にしか見えなくなって来ているのだけど……。
何と言うか、新解釈過ぎてびっくりする所が多いと言えばそうなのだが、まあ、そういうこともあるよねって方向で。だって、誰も見ていないんだから。このびっくり新解釈でどこまで行くんですかね。壬申の乱までやるんですか?

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2014年04月10日

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