茨木のり子のレビュー一覧

  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    作者は戦争を生きた人だ。戦時中は女学生で愛国心を胸に生きていきた。
    現代、少なくとも日本は戦時中ではない。そして多様化を推し進めようとしている。そのような中でも多数と同じであることを求められることは多い。「普通は」や「みんなは」といった言葉、同一であることを求めること。自分の感性を持ち続けることは難しいと思う。そんな現代人に「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と檄を飛ばしてくれていると感じた。自分だけが持ち得る感性を大切にしていきたいと思った。

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    2022年03月07日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    残念ながらと言うべきか、小学生の頃の自分にとって、詩とは「言葉が少なくて読むのが楽なもの」以上のものではありませんでした。

    大人になった今、何故だか詩というものに心をくすぐられながらも、「何がそんなに良いのか?」と問われれば、明確な答えは見つかっていません。

    ただ茨木さんの言葉をまとまった形で読むと、「無理に頭で解ろうとしなくていいんだ」ということを教えられるような気がします。

    論理的に解き明かそうなんて大それた事をやろうとしなくても、「あぁその感じわかるなぁ」と自分の中に自然と共振する部分を発見するのも、詩の楽しみ方かもしれません。

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    2021年03月07日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    「自分の感受性くらい」で頼りない自分に喝をいれてもらい、「幾千年」で桜蘭の少女の嘆きに耳を傾け、「倚りかからず」でしゃきんと背筋をのばす。
    「夢」で愛する人との重みを感じて、それをいつか失う日が来ることにおびえる。(存在)で透明な気と気の2人を感じ安心する。
    そんな風に読みました。

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    2014年04月27日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    「詩」には2種類あって(私としては)、言葉の羅列で意味は分からないんだけれども何となく雰囲気を楽しむというものと、分かりやすい言葉でダイレクトに伝わってくるもの。この詩集は後者。表紙の詩に魅かれて読んでみましたが、他の編もとても良く、静かに満ちていくような読後感。いつかまた再読したい。

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    2013年08月20日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    「自分の感受性くらい」が収録されているので読んでみましたが、解説が付いているにもかかわらず自分にはすこし難しい1冊でした。とても深く、詩と言うものはなんとすごいんだろうと初めてしに触れて驚きました。

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    2013年01月28日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ/ なにもできないことを人のせいにしないで生きてるだろか。自分。

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    2011年10月26日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    読み応えのある詩。厳しくも優しい言葉に魅力を感じました。悩み苦しむのは人の性。誰が読んでも共感を感じるんじゃないかなと思います。茨木のり子の詩に勇気付けられながら自分も強く生きていきたいなぁと思いました。

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    2011年09月14日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    手元に戻ってきて再読。何度読み返した事だろう。一人ぼっちを腑に感じた時は誰に会ったって寂しさや絶望は埋まらない。この本を眺め、抱いて眠るのです。孤独にきく薬は人の温もりじゃなく、甘えるなよと背中をぴしゃっと叩いてくれる言葉。でもね、なにより彼女が亡き夫に詠うのが好き。メロディーつけたくなるくらいピンク色。寄りかからずの独立した女性が、愛を謳えばただの可憐な乙女だよ。

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    2011年08月26日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    なんだか色々うまくいかないし、
    体調もいまいち。。。

    という頃に手にとった本。

    表題にもなっている

    「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」

    が、ガツンと効いた。

    それから、

    「一人は賑やか」
    「汲む」

    でハッとさせられ、

    「急がなくては」

    で泣いた。


    厳しい言葉を綴っていても、
    その裏にたしかに人への愛情が感じられるから、
    むしろ温かい。

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    2011年08月06日
  • 詩のこころを読む

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    【茨木のり子さんの偏愛詩集が素晴らしかった件】

    岩波ジュニア新書というレーベルと、『詩のこころを読む』というタイトルから、私はてっきり「詩をどう楽しむか」を教えてくれるHow-to本なのだろうと想像してページをめくった。♪♫

    読み終えて感じたのは、読み方を間違ってしまったなと……。 (;´д`)トホホ…
    本書は指南書ではなく著者の詩人、詩への押しの熱い語り『茨木のり子の「偏愛」詩集』だったので途中で迷子状態になってしまった。₍ (ง •ω•)ว ⁾⁾ ウロウロ

    茨木のり子さんの綴る言葉や、紹介されている詩の解説は、本当に素晴らしいものでした。ただ、彼女の詩に対する熱量と主観が強すぎて、茨木さんの言葉でページが埋め尽くされている分、読んでいる自分が自由に想像したり、人生を重ね合わせたりできる「余白」がもう少し欲しかったな、というのが正直なところ。 ((๑•́ ₃ •̀๑)

    それでも自分なりに茨木さんに必死についていこうとしながらも、素敵な詩への出会いもありました。
    谷川俊太郎さんの『かなしみ』を読んだとき、「何か大切なものを忘れてきてしまったような感覚」がスッと心に馴染みました。✨
    また、「ちびへび」の詩を読んだときは、みんなに煙たがれている孤独な姿が、宮沢賢治の『よだかの星』のよだかに似ているなぁ、と自分なりの景色を重ね合わせることができました。( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎

    正直よく分からない詩もあったけど、たくさんの詩と出会え自分なりに「感じ方」を得られた詩に巡り会えただけでも今回の読書は大成功だったかな!✨

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    2026年10月24日
  • 歳月

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    恋愛を超越した男女の甘美な大人の愛を詩編した一冊。妻から亡き夫へ送られる詠まれる純愛に赤面するような小っ恥ずかしさを孕み乍ら紡がれる言葉にロマンを感じる。

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    2026年10月17日
  • 自分の感受性くらい

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    表題作「自分の感受性くらい」→「存在の哀れ」→「知命」の流れがよかった。「木の実」も。

    表題作はもう、これを読んで、聞いて、何も感じない人間はいないのではないのかな。SNSでも度々注目を浴びてるね。

    時代背景があまりにも違うから、わからないこと、想像できないこともあるけど、それでも残るものはやっぱり普遍なんだなーと。

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    今年は茨木のり子さん生誕100年ということで、ミナペルホネンの特別カバー版で購入した3冊のうちの1冊。

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    2026年10月11日
  • 自分の感受性くらい

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    あくまで理解力ゼロの私が感じたものを簡潔にざっくり解釈してみたもので見当違いも多数あると思われ
    たぶん授業などで習ってるくらい有名なんだけど記憶にない(当時の先生に申し訳ない)
    最初の方で感じたのはエッセイのような親しみやすさ、解釈と言えるか分からないくらい分かりやすい言葉選びだった。略語を選んだのには日本語の七五調のようにリズムよくするためなのだと納得。
    どの詩も人との関係性を表しているものが多く、有名な表題作は確かに人を奮い立たせた。そんな熱い印象な人でなく他の作品の方はユーモアがあったり懐かしむといった哀愁あるものが多い。というか表題作だけ異質でもある気がした。

    ・詩集と刺繍
    2つの共通点のところが好きだった あってもなくてもいいだけどなくなることのない代物なのだと立ち寄った本屋でのエッセイのようだった
    ・癖
    愛情の裏返し この最後の締めくくりになるくらい角を丸くなりたい
    ・自分の感受性くらい
    波打っていても微動だにしない強い詩だった
    ・存在の哀れ
    許してきたものが記憶に留まってることなく前を向いてる詩だった
    ・知命
    助けてあげることが多いように感じるけど自分も助けられているという気づき
    ・青年
    目の前の青年の影に昔の自分を感じる詩
    ・青梅街道
    変わってゆく変わってしまった風景を歌った詩
    ・二人の左官屋
    壁を整えにやってきた人にうっとりさせられたことと昔のロシアの音楽家が左官屋にあった話と重ねてる詩
    ・夏の声
    いくじなしのむうちゃんは語呂が良かったのだろうかポエチカルに結合とあった 泣けない大人になるのは簡単だともとれた
    ・廃屋
    人が家に棲むというだけで家が守られているものかと歌った詩
    ・孤独
    分からなかった 孤独な親は親になってはならないということか
    ・友人
    数少ない友人を懐かしくきっと今あっても変わらないそしてその記憶もしかりか
    ・底なし柄杓
    金子光晴という偉大な詩人がおり人によく奢ってお金はなかったが詩に関してはどう作っていたのか分からないくらいすごいものだった。北斗七星の下あたり〜はその詩の作り方も星と一緒の運命を辿っているという詩
    ・波の音
    異国の波の擬音、波の音にはニュートラル効果も哀愁もある
    ・顔
    なんだろう悪口ではないにしろ顔のことで言われるとモヤっとする。そんなことも受け止め瞑想したぶんそうでしょうと答える技量を感じた
    ・系図
    系図そのものに対しての皮肉に感じた。先祖の果てが我々なのだとも。
    ・木の実
    なかなか暗い。太平洋戦の日本兵の死の報道があったのだろうか戦後暫く経ったころだと思う、戦死した子の母親が自分だったらとその赤ちゃん時代を慮る
    ・四海波静
    意味は2つあり世の中が平和と広いものに小さいものがあるたとえでもある。頼朝と後白河天皇の例えも飛び出し、戦争責任を答えた人をバカにしたのは分かったラスト2行がどんな意図があったのか
    ・殴る
    殴りたい奴が多すぎて夢の中にまで出てくるが顔がわからない 人を殴ったこともないが先祖まで辿るとこの思いは理解できるという
    ・鍵
    開かない扉はない鍵は待っているのだと。誰かとミステリーを読んでいたのかと思えるような印象も

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    2026年09月16日
  • 自分の感受性くらい

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    「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」
    自分を律する厳しい言葉。
    詩集を日頃読んだことがないけど、こんなに短い文章に自分を律することば、人のせいにするなというメッセージが含まれている。
    衝撃だった

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    2026年08月10日
  • ハングルへの旅 新装版

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    50歳からハングルを学び始めて、韓国の人と話せるようになるまで上達するなんて、新しいこと始めるのはいくつからでもいいのだと希望がもてた。韓国の文化や人となり、歴史など、知らないことがたくさんあって勉強になった。近い国なのに自分の無知を改めて感じた。

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    2026年08月02日
  • 自分の感受性くらい

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    自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
    このフレーズが刺さってしまった。

    詩集ってあまり触れてこなかったけど、自分で考える余白があって、良い。

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    2026年07月29日
  • 自分の感受性くらい

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    ネタバレ

    良い内容だと思うのだが、いまいち心に響かなかった。巻末の伊藤比呂美さんの解説を読んで、それが『型にはまらない』表現をする詩人だから、ということに気づいた。

    五七のリズムから外れると、表現の幅が広がる分、相手に伝わる力は減るのだと思う。制約が無ければ思考も技術も研ぎ澄まされない、と何かの漫画で誰かが言っていた気がする。

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    2026年07月27日
  • 自分の感受性くらい

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    生誕100年ということで
    ミナペルホネンのダブルカバーに
    なったタイミングで読みました。
    詩にあまり詳しくはないのだけど
    話し言葉のように流れるような
    テンポの良さで心地良く。

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    2026年07月23日
  • 自分の感受性くらい

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    ネタバレ

    「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」を読むために購入したのだけれど、ほんと自分に対して「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と思った。
    また、解説にて伊藤比呂美さんが紹介されていた『倚りかからず』という詩もとても痺れた。
    「倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ」
    この凜とした力強さに、パワーが漲ってくるのを感じる。自分を誇り、自信をもってよいのだと。
    美容室を予約していた朝、思いついて髪を30cmほど切り人生で一番の短さになった日に読むには最適であった。ものごとは、私がそうと決めれば変えられるのだ。

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    2026年03月13日
  • 韓国現代詩選〈新版〉

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    ほとんど韓国詩が流行しない日本でこの詩集は貴重である。斎藤の批判(途中までの掲載で3行ほどカット)があるものの、韓国詩に接触がない学生にとっては貴重な体験を提供するであろう。

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    2025年11月07日