茨木のり子のレビュー一覧

  • 詩のこころを読む

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     詩、単体で「好き」と思うものと、茨木のり子さんの鑑賞により「おお、そうか」と思うものと。生まれて/恋唄/生きるじたばた/峠/別れ、という章の編み方も良い。
     また十年後に読みたい。

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    2023年12月11日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    テレビで紹介されていなかったら、おそらく読んでいなかっただろう。表題作の『自分の感受性くらい』は喝を入れられているような感じが特に良かったが、『わたしが一番きれいだったとき』も良かった。

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    2022年07月19日
  • 詩のこころを読む

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    面白かった
    いままであまり詩には触れてこなかったけど
    詩の読み方、触れ合い方が丁寧に記されていて入り込みやすい
    一読してはてなと思った詩も、解説を読むとなるほどとなり読み方・感じ方が変わっていくのが面白い

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    2022年04月16日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    ネタバレ

    茨木さんの詩集2冊目。
    前回の詩集と若干ダブっている。
    好きな詩は2作品。

    『知命』:
    「知命」とは「五十にして天命を知る」(論語)から五十歳の称らしい。
    小包の紐のほどき方やこんがらかった糸の束をなんとかしてよ、と人から言われ鋏で切ったら、と言っても了解しないので、もそもそと手伝う。
    「ある日/卒然と悟られる/もしかしたら/たぶんそう/沢山のやさしい手が添えられたのだ/一人で処理してきたと思っている/わたくしの幾つかの結節点にも/今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで」
    これまで何事も一人でしてきた、とおごっていてはいけない。
    周りの誰かのやさしい手がさりげなく差し伸べられたに違いない

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    2018年11月14日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    自分の感受性くらい、がやっぱりすき。ばかもの!
    この本を読んで初めて、ああ戦時中の方だったんだなあ、て強く感じた。言葉の味が素敵。

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    2013年11月28日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    ネタバレ

    太い詩だ。全面的に訴える様な太い主張の通る詩だ。 感受性ぐらい自分でまもれ、ばかもの。 きっとその通りだ。 皆、感受性さえも守れないのだ。

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    2013年08月09日
  • 永遠の詩02 茨木のり子

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    この本は、茨木さんのいくつかの詩集から、いくつかずつ詩が載せられていて、各詩に高橋順子さんという人の解説がついています。いつの間にか、間近でにらみつけられているのに気がついたような気分になる、茨木さんの若い頃の詩が衝撃的です。

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    2011年08月20日