茨木のり子のレビュー一覧
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「あらためて私の好きな詩を、ためつすがめつ眺めてみよう、なぜ好きか、なぜ良いか、なぜ私のたからものなのか、それをできるかぎり検証してみよう、大事なコレクションのよってきたるところを、情熱こめてるる語ろう」
この「はじめに」がすごく好き。大学生の頃この文章に出会って、自分も好きな本について記録していきたいなと思ったのを覚えている。一時期は好きな詩を貯めていたりもしたなあ。やめちゃったけど、またやりたい。
司書になって再読した。茨木のり子さんが選んだいろんな詩やその鑑賞を改めて読むのは楽しかった。ああ、すてきだなあとうっとりする詩もあれば、身につまされるような詩もあり、ちがう見方を提示してくれ -
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2026.06.14
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
青年…暗鬱な青年と富士と夕陽の美しさの対比、そして青年に過去の自分を重ねるのが綺麗で好きです。二昔前の自分と重ねるのも、まだ2段階は成長があるら暗示のようで良いと感じました。季節の移り変わりを太陽の沈む位置で表現するのも素敵ですね。
木の実…残酷で辛い現実を自分ごととして捉えた途端、その先の言葉が出てこなくなる。続く言葉を絶句する、という言葉で残酷さを表現するのが秀逸だと感じました。
鍵…探し出せなかった大切な鍵の存在を通して、すれ違いや失敗に寄り添ってもらえたような気がします。鍵は見つけられなかったけど、ちゃんと当時の -
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## 感想
『自分の感受性くらい』の厳しくも優しい言葉が好きだ。
「人のせいにするな。」
そんなメッセージを感じる。
この詩を読んで、最近読んだ三宅香帆さんの『好きを言語化する技術』に書かれていたことを思い出した。
「自分が見て良い!と思ったものは、他人の感想を知る前に書き出そう」というもの。
人は他人に影響を受けやすい。
自分が映画を観て素晴らしいと思い、Xで調べてみたら、どうも否定的なレビューが目につく。
「自分のセンスが悪いのかな…」と不安になる。
それに近しいことが、色々なジャンルである。
私は幸いあまり他人を気にしない性格だから、それほどダメージは受けないが、人に -
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ネタバレ好きなバンドのボーカルがオススメしてたから読んだ
以下好きだった詩とか茨木さんの言葉とか
賭け(黒田三郎)
“馬鹿さ加減が ちょうど僕と同じ位で 貧乏でお天気屋で 強情で”
“毒舌を吐き散らす 唇の両側に深いえくぼ”
僕はまるでちがって(黒田三郎)
“ぼくはまるでちがってしまったのだ”
“それでもぼくはまるでちがってしまったのだ”
君はかわいいと(安水稔和)
を紹介したあとの茨木のり子の言葉
↓
言葉のヤツはくるしがって君のからだ中をかけめぐり憤然と死んじまうに違いない
葉月(阪田寛夫)
“おれはほんまにつらい あんまりつらいから 関西線にとびこんで死にたいわ”
“まるでろうやにほう