【感想・ネタバレ】歳月のレビュー

あらすじ

最愛の夫が他界したあと書き継いだ,亡夫に贈る愛の詩篇.夫婦という極めて私性の強い密室を描き,女性としての息づかいが濃厚にただよう,死後にもつづく永遠の愛.戦後の女性の生き方を読者の知性に訴え続けてきた詩人が,没後にはじめて詳らかにした,純愛に生きるみずからの生(なま)の姿.口絵二丁.(解説=小池昌代)

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Posted by ブクログ

今年買った詩集の中一番心に残る素晴らしい一冊だった。あとがきになる「Yの箱」でこの一冊がどういう経緯で生まれたのかを読み、また一つ好きになる。繰り返し読みたい。

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

茨木のり子という人は
感受性豊かなとても素晴らしい人で
その詩には
真面目さとしなやかな強さが表れていた
こんな女性には会ったことがない
こんな女性と言葉を交わしてみたかった

彼女の交友ある人もさすがの人ばかりで
死んだ夫だってさすがは彼女の連れ合い
あふれ出る思いを読むたびに
心ふるえる体験をす

茨木のり子という人は
実は
こんなに弱そうな心の持ち主だったのだなあ

0
2025年05月25日

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