田崎健太のレビュー一覧

  • 横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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    いつも行ってる西が丘で起こったボイコットとか、最後に昨日の対戦相手だったYSCCが出てきたり、地続き感があってリアルに考えさせられた。昨日のYSCCの応援は仕上がってて流石J3だったサポータは違うな、新宿は今後これができるのかなとか思った。

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    2025年10月12日
  • 真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

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    タイガーマスク佐山サトルが、現在に至るまでの足跡をまとめた本。佐山の本質は何かを作りたい人で、その周りに集まった人は、佐山の次の発想についていけなくなって離れてしまう、という繰り返しなのかなと感じた。とどまらない、水のような生き様だと思う。

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    2025年06月06日
  • 横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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    Jリーグ開幕時に川崎に住んでいた私は、テレビでしょっちゅう放映していた試合中継を見るうちに、横浜フリューゲルスを応援するになった。
    三浦カズや武田にチャラい印象を持っていた私に、当時川崎を本拠地としていたヴェルディを応援するという選択肢はなかった。
    マリノスはそれなりに好きなチームではあったが、エドゥーやモネール、GKの森敦彦などがいる個性派集団の方に惹かれていったのだと思う。
    チームの雰囲気も、プロ野球で応援していた横浜大洋ホエールズに近かったような気がする。
    その後もアマリージャ、前園、三浦アツ、波戸(ゴールセレブレーションで鳩のような動きをしていた。)、楢崎などの印象的な選手がいたフリュ

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    2025年05月10日
  • 横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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    テクストとは、織物のことだという、初歩的な知識を思い出させてくれる。それだけ多くの人達の声を集めて丁寧に織り上げてくれた。厚みもあり、まだるっこしいと感じる向きもあるかもしれないが、歴史を当事者の生きた証として描くためには必要なことだ。きっとこの何倍もの情報が書き留められなかったに違いない。 
    直ぐに横浜FCができたように、知恵はいくらでも出せたはずだ。そこが企業の持ち物という意識から抜け出せなかった初期のJなのだろう。
    それにしても、最後に触れられているYSCCの下位リーグからの復活を心から祈る。

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    2024年12月17日
  • 横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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    1993年にJリーグがスタートして、
    たったその6年後
    1999年元日の天皇杯優勝を最後に
    横浜フリューゲルスというチームが消えました。

    今ではその痕跡は合併相手となった
    横浜Fマリノスの「F」と、横浜FCの本拠である
    三ツ沢球技場くらいでしょうか。

    この本の題名にある「なぜ」に対して、
    本書では明確に答えは提示されていません。

    しかしヒントは散りばめられています。

    創世記のJリーグバブルの崩壊があまりに早く、
    クラブチームの運営というものを理解している人間が少なかったことが一つ。

    現在、同じようなチームの経営危機が
    発生すれば、高給選手を放出し、若手主体の
    チームへ切り替えるのが普

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    2024年09月01日
  • 横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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    読み応えがあった。「真説・長州力1951-2018」、「真説佐山サトル」でも思ったけど取材がすごいし説得力がある。

    Jリーグ発足当時をリアルタイムで知っていた身だけどフリューゲルスの消滅はなんとなくしか知らなくて、フリューゲルスと言えば真っ先ににレゲエの森くんを思い出す程度の思い入れだったけれども今見ると驚くような登場人物や当事者がいたり、経営やマネジメントの側面での話などはサッカーとは関係なく面白かったな。オススメです。

    あとジャンルは全然違うのだけど、結末があらかじめわかっているという意味でルディ・サーゾが書いた「オフ・ザ・レイルズ」で読み進めるにしたがってランディ・ローズの死に向かっ

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    2024年04月18日
  • 電通とFIFA~サッカーに群がる男たち~

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    今回、五輪に関する贈収賄が事件として注目を集めていたので読み直しました。スポーツビジネスに興味を持つ人にはFIFAや電通がサッカーに限らず、スポーツビジネスの世界でどのような影響力をもち、どのような役割を果たしてたかを知ることはもしかしたら必修科目ではないかと思います。

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    2023年02月04日
  • 真説・長州力 1951‐2015

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    ネタバレ

     世評に違わず、すっごく面白い。

     藤波との名勝負数え歌の時が一番熱くて、その後も海賊男のあたりは長州が見たくてもだえるほどだった。それから後はUWFが好きになって特にファンではなかったのだけど、プロレスを見ていた時には必ず長州がいた。長州をめぐるプロレス史解説でもある。トップアスリートはプロレスに対して冷ややかな人が多いのだけど長州はその代表だ。近年カミノゲで、愉快な側面に触れていたため、昔のおっかない感じが記憶からよみがえる。

     マサ斉藤はずっとすごく好きだったが、悪い意味でアメリカンな銭ゲバな側面を初めて知って引く。

     オレも専修大学出身で秋山とためなのだけど、レスリング部には全く

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    2020年12月22日
  • ドラヨン なぜドラフト4位はプロで活躍するのか?

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    ドラフト4位には好選手が多いという。本書では桧山(阪神)、渡辺俊介(千葉ロッテ)、和田一浩(西武)、武田久(日本ハム)、川相(巨人)、達川(広島)を収録。「ドライチ」「ドラガイ」に続く良作。

    ドラフト上位指名も素晴らしいが、一芸に秀でたりスカウトの眼力が問われる下位指名も面白い。本書では出てこないがイチロー、中村紀洋、金本なんかもドラフト4位。本書はそんなドラフト4位の元プロ野球選手をテーマにしている。

    プロ野球に入りたくて入りたくて仕方なかった選手もいれば、まさか自分が指名されるとは、という選手も。弟の方が才能があったがケガで断念など実力だけでない運の要素も。

    指名される選手にはコンプ

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    2019年12月23日
  • 全身芸人――本物(レジェンド)たちの狂気、老い、そして芸のすべて

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    もともとの雑誌連載では絶滅芸人というタイトルだったという。読み終えてみれば、まさに絶滅寸前の凄まじい人生を歩んできた芸人ばかりであった。ほとんどの芸人はリアルタイムで知らないしその凄さも今一つわからないが、とても濃密な取材のもとに構成されていて読みごたえがある。何ヵ所か読めない漢字があったがルビがないのは著者の矜持か。
    月亭可朝は豪快というかいい加減というか、とても堅気の商売はできないであろう人だった。
    松鶴家千とせは逆に真面目でぼくとつな人柄が滲み出ている。ビートたけしの師匠を自認しているが、弟子に否定されていて切ない。
    毒蝮三太夫はラジオが終わってもファンサービスを徹底していて素晴らしい。

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    2019年09月07日
  • 全身芸人――本物(レジェンド)たちの狂気、老い、そして芸のすべて

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    登場するのは、“全身芸人”の名に恥じない、
    強烈な個性の持ち主ばかり。
    一般人と、かすかな差異しかない“芸能人”と
    覚悟や生き方が全然違う。

    浅香光代をリスペクトし、
    「沈みゆく西日の太陽」を少しでも長く
    輝かせることに人生をかける世志凡太とか
    凄すぎる。

    平成も終わろうとしている今、
    もはや異世界の話のような昭和の世界の
    話も貴重。

    自分の過去語りも“芸”にしてしまう
    怪人たちを相手に、真剣に斬り込む聞き手の
    姿勢も素晴らしい。

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    2019年04月07日
  • 真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

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    佐山サトルという一人の天才がいて。
    その類稀なる運動能力に魅せらた人はプロレスを求め、先見性のある明晰な頭脳に触発された人々は本物の格闘技の創設を望み、礼儀正しく謙虚な人柄に惹かれた人たちがお金を出す。
    そうして様々な人が集まり去って行き、多くのものを生み出したはずなのに最後に残ったのは虎の布切れだけだった。
    切なすぎる。

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    2018年09月21日
  • 真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

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    「正当なノンフィクション作品は、取材対象を傷つける可能性を内部に孕んでいる。取材とは心の中へ踏み込んで、触れられたくない記憶を掘り起こす作業でもあるからだ」(プロローグ 佐山サトルへの挑戦状)

    昭和の新日本プロレス絶頂時のスーパーヒーロー タイガーマスク。

    第1次UWFの象徴 スーパータイガー。

    そして、格闘技団体 修斗の創設者・佐山サトル。


    プロレスファン、格闘技通の間でその名を知らぬものはいない。

    大きな大きな影響を与え、今でも語り草になっている。

    だが、その実像、その人物にキッチリと向かい合って記録に残されてきたものは殆どなかった。

    都市伝説のような流言飛語。

    根拠の

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    2018年09月08日
  • 真説・長州力 1951‐2015

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    もちろん、昭和プロレスファンとしてメチャメチャ引き込まれる逸話の数々が語られているんだけど、それ以上に人間 長州力=吉田光雄 のドキュメンタリーとして読みごたえあり。

    両親が朝鮮半島出身、レスリングのミュンヘン五輪代表、渋々入ったプロレス界、でもプロレスという魔界のど真ん中を、最強レスラーとして、変わらぬ姿勢で走り続けた人生。インタビューからは、心優しい吉田光雄の素顔が感じ取れます。

    同世代の昭和プロレスファンにはお薦めです。

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    2018年04月29日
  • 電通とFIFA~サッカーに群がる男たち~

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    FIFAの腐敗の歴史、と言えば簡単なのだが、現実はそう簡単で単純ではない。それより話は大きく、五輪や国際陸上のマネーの話も出てくる。
    欧州中心主義と戦ったアベランジェ、マルチリンガルでバランサーのブラッター、その周りに企画と集金係としての電通(特に高橋治之)、スポーツをマネーにしようと企てた張本人のホルスト・ダスラー(アディダス創設者の長男)…。
    その他、ピーター・ユベロス(ロス五輪組織委員長)、高橋治之の弟・治則(「長銀を潰した男」)、等々。
    著者の長年の人脈を活かした著作であり、この田崎健太氏ではないと書けない本だと思う。文章もとても読みやすく、先へ先へと読み進めてしまう技量が素晴らしい。

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    2016年06月26日
  • 真説・長州力 1951‐2015

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    昭和の新日本プロレスを少しでも好きだった人にはぜひ読んでほしい。ウソや適当な話ばかりのプロレス本とは明らかに取材の量も質も異なる。WJ以降の長州はリアルタイムではあまり追っかけてなくて初めて知るようなことも多かった。少年時代から新日入団までの話はほぼ初めて聞くエピソードが多くてとても興味深く読んだ。新日全盛期、ジャパンプロレス・全日、新日に戻って以降の話はリアルタイムで見ていたけれども、見えないところでの魑魅魍魎とした数々の話もとても面白かった。そして登場する数々のレスラーの人柄もすごくよくわかるし、嫌いだった奴はやっぱりくそだったと思わざるを得ない、特に北尾な。あいつは本当に最低な男だ。そし

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    2015年09月01日
  • ドラヨン なぜドラフト4位はプロで活躍するのか?

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    一応ドラフト枠。
    でも期待されてる訳ではない中途半端な4位という順位。
    彼らがプロに辿り着き、生き残った物語は興味深いものがあった。
    皆、知っている選手ばかりなのも良かったかな。

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    2025年05月25日
  • 球童 伊良部秀輝伝

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    沖縄で生まれ、尼崎で育ち、尽誠学園、プロ野球入団、メジャーへ、、、華々しい実績とその複雑な生い立ちや、優れた能力があるがゆえ出る杭打たれたり。子どもたちに教える姿がとても優しく、報道される姿は演じられたヒール役だったことに気づく。もっと生きていて好好爺になった姿を見たかったです。私たちの兄貴分として。

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    2023年12月30日
  • 真説・長州力 1951‐2015

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    よくぞ語ったと思ったが、引退後人気タレントになった現在を考えると、長州は昔からクレバーだったということ。

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    2023年11月16日
  • 球童 伊良部秀輝伝

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    人はパズルのピースのように凸も凹もある。彼は、凸も凹も突出していて、それを受け取る凹も受け入れる凸も限られていた。まさに「球童」、野球界から離れ、童でもなくなったときに、残された道はあれしかなかったのかもしれない。

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    2021年11月10日