天野英のレビュー一覧
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主人公がカッコいい!
主人公は元日本人男性で記憶持ちというTS設定ものですが、主人公は非常にさっぱりとした性格なので性別と心が一致しないことを気にしてる様子は一切ありません。そのせいで「TS設定いる?」感じになっていますが、それはWeb小説になりがちな特に必要ないけどそういう設定で書かれているから、という気持ちでスルーして読みました。
主人公は強キャラですが、転生ものにありがちなチート能力は一切持っておらず、訓練と実戦で培った故の強さで、強い設定に腹が立つことがないのが好ましいです。
主人公の性格も面倒見の良い姉御な感じで、人を助けることに躊躇いはないけど不必要にお人好しな訳ではないというバランス感も良い。
培った -
Posted by ブクログ
帝国との戦争が終わって3年後。
ロンド公爵として、ロンドの森の水田開拓をしつつ、王の執務室でダラダラ過ごし、錬金術の研究をしている涼。
帝国、連合、王国で西方諸国へと使節団を出すことになったわけだけど、道中がトラブルだらけで、国は滅亡するは、国のトップは死んでるわ、国が消えてるわで、先行きが悪すぎる。
涼とアベルが仲良しのまま、心が繋がり視界の共有をしたり、テレパシー会話をしたりしながは、二人で旅をしているのは微笑ましい。
皇帝は譲位して先帝になってるし、連合の策士たる前王が登場するし、使節団はなかなかにたぬきの化かし合いで、ヒューさん可哀想。
お話の展開は、涼周辺の人物の視点で進むこと -
Posted by ブクログ
面白かった。
異世界転生ファンタジーだけど、一部物理法則は地球と同じということで、地球に居た頃の知識を元に、独学で努力しながら魔法の鍛錬をして、あらゆる精度を上げつつ、スローライフというよりは異世界サバイバルライフを満喫している涼の生活は楽しい。
コツコツと真面目に、壁にぶち当たりながらも、挫けず前向きに、時折問題を先送りしながら、日々過ごす涼は孤独だけどまったく寂しさはないようだ。
アベルという遭難者を助けることで、亜大陸にたった一人の人間だったのが、人の社会へと混じりこんでいくことになってしまった。
どこか浮き世離れした涼くんが、どんな冒険をしていくのか、どんな人と出会いどんな時間を過 -