一柳廣孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Twitter経由で知り「面白そう!!!」と思っていたマンガ。最近、こういう出会いが増えました。Twitter様々ですわ。
こちら、日本の名だたる文豪たちが天国で巻き起こすドタバタギャグなのですが、なんかもういろいろ突き抜けてました……(他の方々がレビューで口を揃えて「岡田あーみん的」と仰っているのを見て、とにかく「それな」という気持ちです)。
有名なエピソードからマニアックなネタまで盛りだくさん。
個人的には中也好きなので出番が多くてとても嬉しい。
監修者である一柳廣孝氏による人物解説もとても親切。
だって、文豪たちを扱った他の作品(出版社問わず)まで紹介してくれるんですよ!?
読後確 -
購入済み
笑いすぎて倒れそう
文豪達の闇は深い←名言です 有名な文豪だらけなので、色々とエピソードが出てくるだけでも笑いがとまりません
ぜひとも読んでください。損はさせません -
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Posted by ブクログ
本というよりは、雑誌という感じで実際雑誌の構成になっている。
妖怪をテーマに、様々な人が文章を投稿している。それぞれの立ち位置が異なるため、すごく雑多なごった煮みたいな内容になっているけれども、雑誌だとするならば当たり前だし、それを読むとなれは読む方にも作法というものがあるよなあ……などと考えたりした。
この本でなにか天啓を得たりとか、物事を理解したりというのはなんか違う気がする。この本はあくまで手引き書で入口であろうと思う。実際この本を読んでから、参考図書としてあげられたものに興味を持ったし、是非読んだみたいとも感じた。
2006年に発行されたものなので、情報としては多分古い。しかしながら『 -
Posted by ブクログ
「怪異」と「遊び」というテーマで、領域横断的に論考を集めることによって、私たち人間が、自分自身を喪失することに恐怖を感じながらも、どこかでそれを希求し、それに魅せられる存在であることが浮かび上がってくる。
怪異怪談研究会のこの論考集のシリーズは『怪異を歩く』『怪異とは誰か』『怪異を魅せる』などすでにいくつか出版されているが、『怪異を歩く』が都市・地域文化論的な視点から「怪異」を浮かび上がらせ、『怪異とは誰か』『怪異を魅せる』が、文学的なアプローチから表象としての「怪異」に迫ろうとしているのに対し、本書から見えてくるのは自己やアイデンティティといったものと「怪異」との関わりだ。
本書の説明に「怪 -
Posted by ブクログ
なぜか知らないが興味を持ってしまうことの1つがオカルトだ。
著者によると、「霊」を呼び起こしているのは、「近代」という制度の弊害である。西洋思想が明治時代に入るまでは、「霊」は日本民族の土台としたのが柳田国男だった。
現代の「科学」に重きをおく世界と、「霊」の存在を疑わなかった時代とでは、越えられない壁がある。
いつから「こっくりさん」が始まったのか気になるが、諸説ある。その中でもよく知られているのが明治の妖怪博士と呼ばれた井上円了の説明だった。
1884年頃、伊豆下田沖で難破したアメリカの帆船乗組員が、下田にいる間に人々に伝えた。下田にいた各地の漁師たちが、この -
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気になる作家さんが居るとき、なるべく第1作目を読むようにしている。可能ならば、書かれた順に読みたい派だ。
そんなわけで、最近気になっている郷内心瞳さんのデビュー作が収録されているこちらを手に取る。
そうか。デビュー前から拝み屋としてのスタンスを出しつつ怪談書いてたのか。と驚いた。それから最初から構成力とか文体がずば抜けている。
どうして書き始めたんだろう。供養という意味合いもあるだろうけれど、これでもかというくらい構成を練ったり、余計なものをそぎ落とすような文体は、書いてみた、だけでは収まらない気がする。それはいつか語られるのだろうか。
それから、文末のコンテスト講評を見ると、表