一柳廣孝のレビュー一覧

  • 文豪失格

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    告白します。

    千船翔子さん、Webでオリジナル漫画を公開してる頃から死ぬほど好きでした。
    そのころから恐ろしく教養のある人だなあと思っていたので、文豪ギャグを題材にされたのは納得。

    しかし、キリスト教というテーマでないのが意外でした。
    私この人の、ギャグとみせかけおそろしく芯をえぐってくる問いかけのような漫画が大好きなんです。
    キリスト教のからんだ漫画で、「ううっ・・」と胸をおさえたい気持ちになったのは、この人の漫画と、Under the rose冬の物語くらいです。
    似たような気持ちになるのは遠藤周作とか。小説だけど。

    おっと、どうでもいい個人的な前置きが長くなりました。

    この本自体

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    2015年11月30日
  • 怪談実話コンテスト傑作選 お不動さん

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    ホテルの備品の話が、一番こたえたかな。
    額縁のウラに御札。というのが、旅館やホテルの怪談あるあるだけど、備品というのがね。
    こっそり見えないところに御札をはって、怪異がなければ知らぬが仏。そんな対処では追いつかない怪異なので、簡易ではあるけれど常備にしておくという。
    怪異が起こるのが当たり前、となっている状況が怖いです。

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    2015年04月06日
  • 心霊写真は語る

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    [ 内容 ]
    複製技術の向上で容易に「作成」できると知られているにもかかわらず、私たちを惹き付ける心霊写真―。
    時代に鬱屈した無意識の心性を投影する「鏡」としての心霊写真に、社会学や心理学、文学、現代風俗研究、口承文芸研究などの多様な領域からのアプローチを試みる。

    [ 目次 ]
    第1章 写真論としての心霊写真論―心霊写真の正しい憑かせ方
    第2章 ヴァナキュラー・モダニズムとしての心霊写真
    第3章 心霊写真を信じる心への心理学的アプローチ
    第4章 心霊写真の発生
    第5章 回帰する恐怖―『リング』あるいは心霊映像の増殖
    第6章 精神医療と心霊写真―霊や精神疾患は写真に写るか?
    第7章 口承文化の

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    2010年07月31日
  • ホラー・ジャパネスクの現在

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    【目次】
     「闇」への想像力をかきたてるために−「ナイトメア叢書」刊行にあたって(一柳廣孝)
    第1章 新たなる怪異の発生
     −−平山夢明インタビュー(平山夢明/一柳廣孝/吉田司雄)
    第2章 怪異を語る
     正夢体質(芳川泰久)/女が男に,男が女に(武田雅哉)/不可能な夢(稲生平太郎)/夢を妬む(遠藤徹)
    第3章 怪異を読む
     土俗系ホラーの問題領域プログレマティーク−−岩井志麻子における「オカヤマ」の表象(木村功)/心霊からウイルスへ−−鈴木光司「リング」「らせん」「ループ」を読む(奈良崎英穂)/オカルト・ホラー小説がひらくものーー田口ランディ「コンセント」(生方智子)
    第4章 怪異を撮る

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    2009年10月04日
  • 妖怪は繁殖する

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    小松先生の対談が載っているので購入。

    しかし何度見ても京極センセの書棚は凄いな。
    私もああいう書庫が欲しい。

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    2009年10月04日
  • 文豪失格 文豪、同人マーケットに出る!?編

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    ネタバレ

    文豪失格シリーズ第3弾
    第一話 文豪ダイエット大作戦
    第二話 文豪、同人マーケットに出る!?
    第三話 文豪の子供時代
    第四話 開講!文豪ゼミナール

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    2018年05月06日
  • 「学校の怪談」はささやく

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    学校の怪談にスポットを当て、その流れを生み出した・その中から生み出された「怪談レストラン」「学校の怪談」「現代民話考」「口承文芸の研究」についてを扱う所の印象が強い。学校の怪談の外の外側へ一歩踏み出している。類著はあまり覚えがない。

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    2015年11月04日
  • ライトノベル・スタディーズ

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    読み物としてはおもしろかったけど研究書としてはいまいちかもしれない

    個々の原稿にむらがあるのも楽しめないこともないが、これでいいのかと思えるようなものもあった

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    2014年05月08日
  • 映画の恐怖

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    再読本。
    チョイスが??な映画や自分の理解度が追いつかない文章も
    あるが、映画における恐怖をとても多面的に解説している。

    ジョゼフ・ロージーの「パリの灯は遠く」小津安二郎の「晩春」に
    おける恐怖はとても興味持てるので、これはチェックしてみよう。

    ヒッチコックの日常にある恐怖では、「引き裂かれたカーテン」なので
    これもチェックだ。

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    2013年05月23日
  • 天空のミステリー

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    アガルタ

    鳥は卵から抜け出そうと戦う。卵は世界だ。生まれようとする者は一つの世界を破壊しなければならない。

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    2013年04月18日
  • 映画の恐怖

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第1章 ホラー・ファンダメンタリストの原点―小中千昭インタビュー
    第2章 映画の恐怖をたずねて
    第3章 恐怖は伝播する
    連載
    第4章 死者は遍在する
    第5章 恐怖を読む視点

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年06月21日