大道晴香の作品一覧
「大道晴香」の「「イタコ」の誕生 マスメディアと宗教文化」「オカルト・ニッポン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大道晴香」の「「イタコ」の誕生 マスメディアと宗教文化」「オカルト・ニッポン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
感想ツイートを以下に貼ります。
大道晴香さんの『「イタコ」の誕生 マスメディアと宗教文化』、やべぇまじやべぇ。 これ、むちゃくちゃ面白かった。むちゃ資料も理論も調べてるのに、むちゃ読みやすいん。しかも、フィールド調査まで。 宗教もメディアも興味ない人向けに言うと、シャーマンキングとぬーべーのイタコ表象の分析もある。
柳田など多くのイタコ研究をおさえると共に、心霊主義とイタコみたいな話題はもちろん論じてある。 オカルト興味だけでなく、冒険的な「旅」への欲求と相まった形で、イタコが人口に膾炙していく描写が刺激的だった。
(以上、第一部の感想)
大衆の興味集中と観光地化で、イタコというローカル
Posted by ブクログ
「怪異」と「遊び」というテーマで、領域横断的に論考を集めることによって、私たち人間が、自分自身を喪失することに恐怖を感じながらも、どこかでそれを希求し、それに魅せられる存在であることが浮かび上がってくる。
怪異怪談研究会のこの論考集のシリーズは『怪異を歩く』『怪異とは誰か』『怪異を魅せる』などすでにいくつか出版されているが、『怪異を歩く』が都市・地域文化論的な視点から「怪異」を浮かび上がらせ、『怪異とは誰か』『怪異を魅せる』が、文学的なアプローチから表象としての「怪異」に迫ろうとしているのに対し、本書から見えてくるのは自己やアイデンティティといったものと「怪異」との関わりだ。
本書の説明に「怪