シギサワカヤのレビュー一覧

  • さよならさよなら、またあした

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    シギサワカヤはそれが不倫であっても本作のような薄命の主人公の話であっても、細かい感情や描写の積み重ねで物語を紡いでいくのがうまいと感じる。読み返してみると、そうしたディテールがさらに心に沁みる作品になっていると思う。

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    2012年06月29日
  • さよならさよなら、またあした

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    凄くバランスの取れてる作品だと思った。
    登場人物全てがリアリティがありそうで、遠い人に思える。しかし最後のあの主人公で色々持っていかれました。
    いい作品に出会えた事に感謝します。

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    2012年03月14日
  • 誰にも言えない

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    百合好きとしてはエンディングが一番好きです。リアル方面のストーリーだから読んでてちょい苦しかった……

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    2012年03月10日
  • さよならさよなら、またあした

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    シギサワさんの描かれるお話は全部愛しい。
    この本の登場人物達も全員、強くて弱い。不安定だけどもきちんと前を向いていて、愛をしっかりと持ってる。
    生きている描写が本当にうまい作家さんだと思います。

    余命を宣告された主人公とその周りの日常を静かに描いた話。
    死というどうしようもないものがちらついているのに
    悲観的でないお涙ちょうだいではない。
    なのに読後は号泣でした。

    買ってよかったなぁと思う本でした。

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    2012年02月10日
  • 未必の恋

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    ☆5つ付けるにはちょっと躊躇いたいところなんですけど。
    でもぐさぐさ感が半端なさすぎてもう…。
    シギサワさん大好きです。
    表紙がえろいけど。買いづらかったけど…!

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    2012年01月30日
  • さよならさよなら、またあした

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    いつやってくるか分からない終わりがあるのに、重苦しさが突出することはなく、基本的にはコメディタッチで軽いことも多い。それでも、彼女の幸せや悲しみはより増幅されて感じられる。
    下手に感情が誇張されることがないところに人臭さがみえる。
    カバーや口絵のイラストはただ物憂げなだけではないもっと複雑なものがあると改めて思う。
    それにしても、最後の章はちょっとたまげた。育の表情が出てこないのはどういう仕掛けなのかと読み進めていたら、最後の3ページでああなるとは。

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    2012年01月09日
  • さよならさよなら、またあした

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    生まれながらにして余命を宣告された育。育の高校時代の担任であり、今は夫である正嗣。育の命を軸に、その命の単位=時間の表れである過去と未来を描く。

    シギサワカヤさんお得意のシリアスとちょっとしたギャグの境目ギリギリをいく走法は健在ながら、そして珍しく?熱くなるシーンもあるけれど、全体としては静かに物語が進んでいく。それは静かに死へ向かう育の命のようで、中身と読者が雰囲気を共有できるいいマンガだと思う。

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    2011年12月06日
  • さよならさよなら、またあした

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    ネタバレ

    絵はとても繊細で柔かいが、脆弱と言う感じがまるで無い
    内容といえば、身も蓋もない言い方をしてしまうと、ありがちではあるが、逆に読みやすく、感情移入もしやすい気がする
    そして、登場する女性達は『強い』と言うよりかは、『芯がある』と表現したほうが的確なほどの魅力を持つ。男性陣も彼女等に劣らない存在感があり、一読の価値が十二分にある作品と私は思う、否、断言したい

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    2011年12月04日
  • さよならさよなら、またあした

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    相変わらずシギサワ女史の話は甘くない。
    「好きになった相手は不治の病に冒されていて余命幾許も無いよ。でも私たち愛し合うことを止められない!」って書くとどこのケータイ小説だよって感じですが、そこはシギサワワールドの登場人物、みっともなくても格好悪くても、小さな幸せを糧にして生きています。
    主人公、育の最後の表情は「綺麗事で幸せになれるものか」と叫んでいるかのよう。

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    2011年11月29日
  • 九月病 上巻

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    タイトルに惹かれて購入、ちょっとえろくてビビった思い出。
    しかしおかげさまでばっちりシギサワカヤにハマったよ、何このどす暗さ。
    癖になりました。

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    2011年10月24日
  • ファムファタル(1) ~運命の女~

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    気持ち良いくらいにぐらぐらですね。キャラ設定とかどういうタイミングでしてるんでしょう?恋愛経験の浅い身としては、もっと早くこういう本に出会えたらなぁとか思ったり。

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    2011年07月09日
  • 誰にも言えない

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    短編集です。「楽園」関係の作品が主にって感じ。書き下ろしもあるので、ちょっとうれしいですねぇ。

    WEB版もあるのが、なおうれしい。エロはごにょごにょ。

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    2010年12月05日
  • つめたく、あまい。

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    全12本の短編集。恋愛とカラダの危うい関係が繊細に描かれている。ひとつひとつのセリフに重み、生々しさがあり、共感する所やズキンとくる所も多い。恋愛系マンガで最近一番好きな作家かも。クールビューティーな理系女子のデレが最強の「あなたさえいなければ」が相当オススメ!

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    2010年11月10日
  • つめたく、あまい。

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    思った通りの内容で満足です。

    普通のオリジナルアルバム並みのボリューム感で内容タップリだと思います。

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    2010年05月12日
  • つめたく、あまい。

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    カバーがセクシーですが。
    中身は完全に女子向け笑

    割り切れる事も割り切れない事も。
    意外と複雑な人間の感情。

    でも割り切ってしまうと意外と単純な物じゃない?

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    2010年05月08日
  • つめたく、あまい。

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    同人誌と他の掲載作品をまとめた作品。この作者さんは、かなり好きな感性ですねぇ。

    エロも多いのがなかなか(笑)

    中でも一品なのは、「帯」です。買って見てみては?

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    2010年04月20日
  • 九月病 下巻

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    シリアスとコミカルの切り替えが絶妙。中途半端になることなく、どちらも失わなかった珍しいダークな恋愛マンガ。海老沢さん、ステキです。

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    2010年03月10日
  • ファムファタル(1) ~運命の女~

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    この作者さんの海老沢三姉妹の三女作品。一様作者さんいわく全3巻らしいのですが、うまくまとまるのでしょうか。コミック派としては気になりますね。

    掲載雑誌が廃刊合併とともに、きれいに完結。うむ~個人的に良い感じで、終わった感じです。

    しかし「海老沢」三姉妹の物語は終わったのかな。そこはちょっと残念。

    次の作品を楽しみにしてます。

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    2010年09月12日
  • 箱舟の行方

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    リアルな恋愛を求めたいならぜひ!


    絵の雰囲気、ストーリー、世界観・・・いろんな意味で魅力的。

    シギサワカヤ作品に触れたことのない方は、まずこの1冊から入られることをオススメします。


    最初の1冊としても、他の作品を読んだあとにしても、特別な1冊になると思います。


    表紙を見て気に入ったら、もう迷う必要はなし!!

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    2009年12月08日
  • 九月病 下巻

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    むかつく くらい
    綺麗で 卑怯だ

    ああ・・なんか・・人ってこうなんだよね・・。

    そんな人間の精神をまざまざと見せつけられる作品です。
    愛情も友情も感情も・・それは全て『情』でしかない。

    それは日常に潜む狂気
    人間が持つ内側は結局、見る事はできないから。
    何かに確信を持つことも正解を導き出すこともできない。

    「オフィスラブ」と 呼ぶには硬すぎて、 
    「ツンデレ」と評するには 甘さが足りない・・・ そんな関係。

    相手の望む姿に応じてしまう
    それでしか相手を幸せにできないから。

    だってそれが『あなたのしあわせ』だと思うから。

    たとえそれが誰だったとしても・・。
    仮に兄と妹だったとしても

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    2009年10月04日