【感想・ネタバレ】さよならさよなら、またあしたのレビュー

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感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月28日

シギサワさんのコメディアンテイストの中に切なさを滑り込ませた作品。
生きることを再度考えたくなる物語でした。

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Posted by ブクログ 2013年01月28日

物心着いたときから余命宣告を受けてた女の子。そんな女の子にプロポーズされて、(半ば無理やり?)結婚してしまった先生。でも、読み進めるほどに切なくて胸がいたくなって、でも生きる希望も沸いてくる。

お涙ちょうだいの病人漫画じゃない。泣ける作品じゃない。「明日」を迎えるための約束が素敵なお話。

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Posted by ブクログ 2012年07月29日

あ~こういう作品のせつなさ、好きですねぇ。

内面をえぐりすぎるのは、最近、ちょっともたねぇ。(笑)

まぁ、その女性の書くエロっぽさに、まぁいいですなぁ。といえる自分もアレなんだけどね。

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Posted by ブクログ 2012年06月29日

シギサワカヤはそれが不倫であっても本作のような薄命の主人公の話であっても、細かい感情や描写の積み重ねで物語を紡いでいくのがうまいと感じる。読み返してみると、そうしたディテールがさらに心に沁みる作品になっていると思う。

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Posted by ブクログ 2012年03月14日

凄くバランスの取れてる作品だと思った。
登場人物全てがリアリティがありそうで、遠い人に思える。しかし最後のあの主人公で色々持っていかれました。
いい作品に出会えた事に感謝します。

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Posted by ブクログ 2012年02月10日

シギサワさんの描かれるお話は全部愛しい。
この本の登場人物達も全員、強くて弱い。不安定だけどもきちんと前を向いていて、愛をしっかりと持ってる。
生きている描写が本当にうまい作家さんだと思います。

余命を宣告された主人公とその周りの日常を静かに描いた話。
死というどうしようもないものがちらついている...続きを読むのに
悲観的でないお涙ちょうだいではない。
なのに読後は号泣でした。

買ってよかったなぁと思う本でした。

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Posted by ブクログ 2012年01月09日

いつやってくるか分からない終わりがあるのに、重苦しさが突出することはなく、基本的にはコメディタッチで軽いことも多い。それでも、彼女の幸せや悲しみはより増幅されて感じられる。
下手に感情が誇張されることがないところに人臭さがみえる。
カバーや口絵のイラストはただ物憂げなだけではないもっと複雑なものがあ...続きを読むると改めて思う。
それにしても、最後の章はちょっとたまげた。育の表情が出てこないのはどういう仕掛けなのかと読み進めていたら、最後の3ページでああなるとは。

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Posted by ブクログ 2011年12月06日

生まれながらにして余命を宣告された育。育の高校時代の担任であり、今は夫である正嗣。育の命を軸に、その命の単位=時間の表れである過去と未来を描く。

シギサワカヤさんお得意のシリアスとちょっとしたギャグの境目ギリギリをいく走法は健在ながら、そして珍しく?熱くなるシーンもあるけれど、全体としては静かに物...続きを読む語が進んでいく。それは静かに死へ向かう育の命のようで、中身と読者が雰囲気を共有できるいいマンガだと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月04日

絵はとても繊細で柔かいが、脆弱と言う感じがまるで無い
内容といえば、身も蓋もない言い方をしてしまうと、ありがちではあるが、逆に読みやすく、感情移入もしやすい気がする
そして、登場する女性達は『強い』と言うよりかは、『芯がある』と表現したほうが的確なほどの魅力を持つ。男性陣も彼女等に劣らない存在感があ...続きを読むり、一読の価値が十二分にある作品と私は思う、否、断言したい

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Posted by ブクログ 2011年11月29日

相変わらずシギサワ女史の話は甘くない。
「好きになった相手は不治の病に冒されていて余命幾許も無いよ。でも私たち愛し合うことを止められない!」って書くとどこのケータイ小説だよって感じですが、そこはシギサワワールドの登場人物、みっともなくても格好悪くても、小さな幸せを糧にして生きています。
主人公、育の...続きを読む最後の表情は「綺麗事で幸せになれるものか」と叫んでいるかのよう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月09日

もし、あなたが生まれたとき、「20歳」まで生きられないと宣告されたら
あなたはどのような人生を歩みますか?

不貞腐れ、自暴自棄になってダラダラと毎日を適当に生きますか?
それとも、その運命の日までノンストップで全力疾走して生きますか?
はたまた、そんなのその状況になってみないとわからないと言います...続きを読むか?

主人公の育は、少しでも運動をすると呼吸が苦しくなります。
毎日一錠4000円もする薬を飲み続けなければなりません。
幼い頃から何度も入退院を繰り返し、次に生きて家に戻って来れるかは、本人にも、家族にも、医者でさえわかりません。
でも彼女は生きる行為をやめなかった。
今日をなんとか乗り切り、明日を引きづり寄せようと必死にもがきます。

こんな話を聞くと
「またお涙ちょうだいのお話ですか…、はいはいセカチューセカチューwww」
と思いますよね。
僕も実際そう思いましたよ。

でも、個人的にはこの漫画で泣けるところなんてほとんどないです。
むしろ、主人公の生きる執念が強すぎて、正直ゾッとしました…。

この漫画を読んで僕は一つ理解しました。
生きる力。
それは今日という日を精一杯生き、そして明日を手元に引き寄せる強さ、
明日を渇望する願いの強さなんじゃないかと。

シリアスな話ってわけでもないです。
むしろ、この話は幸せをしっかりと噛み締める話でもあります。
全一巻、是非読んでみてください。

余談ですが、禅の有名な言葉に「日々是好日」というのがあります。
この言葉は文字通りに解釈すれば「毎日が平和で無事の日である」という意味です。
しかし、実際の意味は
「毎日が最良の日とは限らない。雨の日もあれば晴れの日もあるように、様々な問題が起き頭を悩ますかもしれない。しかし、どんなことがあろうともこの日は二度とこない。一瞬一瞬を精一杯生き、その一瞬を積み上げて一日を過ごす。それができればまさに「日々是れ好日」なのである」
という意味なのだそうです。
僕の座右の銘の一つです。
まぁ、なかなかこの言葉通りにはできないですけどね…。

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Posted by ブクログ 2012年02月26日

好き嫌いがはっきり分かれるだろうなぁ
よくこういう題材で描いたものだなぁと思った。

あいだあいだにギャグやら挟まってはいるけど、
結構未来のない暗い話ではあるからな。
裏のあらすじを読んで大丈夫そうなら読んでみては?

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