【感想・ネタバレ】さよならさよなら、またあしたのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シギサワさんのコメディアンテイストの中に切なさを滑り込ませた作品。
生きることを再度考えたくなる物語でした。

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2019年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵はとても繊細で柔かいが、脆弱と言う感じがまるで無い
内容といえば、身も蓋もない言い方をしてしまうと、ありがちではあるが、逆に読みやすく、感情移入もしやすい気がする
そして、登場する女性達は『強い』と言うよりかは、『芯がある』と表現したほうが的確なほどの魅力を持つ。男性陣も彼女等に劣らない存在感があり、一読の価値が十二分にある作品と私は思う、否、断言したい

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2011年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もし、あなたが生まれたとき、「20歳」まで生きられないと宣告されたら
あなたはどのような人生を歩みますか?

不貞腐れ、自暴自棄になってダラダラと毎日を適当に生きますか?
それとも、その運命の日までノンストップで全力疾走して生きますか?
はたまた、そんなのその状況になってみないとわからないと言いますか?

主人公の育は、少しでも運動をすると呼吸が苦しくなります。
毎日一錠4000円もする薬を飲み続けなければなりません。
幼い頃から何度も入退院を繰り返し、次に生きて家に戻って来れるかは、本人にも、家族にも、医者でさえわかりません。
でも彼女は生きる行為をやめなかった。
今日をなんとか乗り切り、明日を引きづり寄せようと必死にもがきます。

こんな話を聞くと
「またお涙ちょうだいのお話ですか…、はいはいセカチューセカチューwww」
と思いますよね。
僕も実際そう思いましたよ。

でも、個人的にはこの漫画で泣けるところなんてほとんどないです。
むしろ、主人公の生きる執念が強すぎて、正直ゾッとしました…。

この漫画を読んで僕は一つ理解しました。
生きる力。
それは今日という日を精一杯生き、そして明日を手元に引き寄せる強さ、
明日を渇望する願いの強さなんじゃないかと。

シリアスな話ってわけでもないです。
むしろ、この話は幸せをしっかりと噛み締める話でもあります。
全一巻、是非読んでみてください。

余談ですが、禅の有名な言葉に「日々是好日」というのがあります。
この言葉は文字通りに解釈すれば「毎日が平和で無事の日である」という意味です。
しかし、実際の意味は
「毎日が最良の日とは限らない。雨の日もあれば晴れの日もあるように、様々な問題が起き頭を悩ますかもしれない。しかし、どんなことがあろうともこの日は二度とこない。一瞬一瞬を精一杯生き、その一瞬を積み上げて一日を過ごす。それができればまさに「日々是れ好日」なのである」
という意味なのだそうです。
僕の座右の銘の一つです。
まぁ、なかなかこの言葉通りにはできないですけどね…。

1
2012年10月09日

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