ローラ・インガルス・ワイルダーのレビュー一覧
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日付を見ると…1か月以上、旅していたのだな…しかも馬車で。しかも夏。あの後ローラたちは終の住処を求めて小さな町を出たのだな…あそこじゃ農業できなさそうだったもんね…時代もあるのかな。ローズの書いた部分がすごく参考になる。あの100ドル札は結局、えっ、箱の中の?隙間に?あったということ?そんなことある...続きを読むPosted by ブクログ
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農業ってたいへんだ。農家さんって本当にすごい。ローラとアルマンゾの新婚生活は試練の連続。竜巻、病気、火事、なんでこんなに続くのだろう。続く時は続くのか…それでもローズが希望の光だなあ。とうさんとかあさんがほとんど出てこないから気になる。メアリ、キャリー、グレイス、元気かな。訳者さんのあとがきでいろい...続きを読むPosted by ブクログ
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題名からして『長い冬』に比べたら安心して読める…しかし最初のうちは本当に、楽しき日々なんだろうなと心配になった。ブルースターさん酷すぎない?特に奥さん。病んでるのだろうけど、旦那さんもケアしてあげないんだろうな…でも先生としてしっかり勤めたローラえらいよ…お針子さんとしても立派にやったし、違う学校で...続きを読むPosted by ブクログ
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春が来た。本当によかった。この巻は少し安心して読める。ローラ勉強がんばってるなあ。メアリもついに大学へ。ちょっと寂しくなった。でも門出はおめでたいよね。キャリーも立派になって…アルマンゾいい人なんじゃないか。でもお姉さんは酷いよ。ローラたちの先生で来た人。ローラも先生になるのか…頑張れ…そりでドライ...続きを読むPosted by ブクログ
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本当に『長い冬』だった…あまりにも、ずっと冬で、読んでて心配になった。どんなにかたいへんだっただろう…まさに想像を絶する…だから春が来て、汽車が来て、嬉しかったなあ。私なんか、読んでるだけなんだけど、よかった〜!と思ったもん。ああ…太陽ありがたい。春の風って素晴らしいのだな。あのインディアンのご老人...続きを読むPosted by ブクログ
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若いローラが生きていたのはもう百年以上も前。それでも親しい友達のような気持ちがします。
今よりずっと不便で限られた生活だけれど、本当に今の方が豊かだろうか?私はローラたちが羨ましく思えてなりません。養老孟司さんの本の中で「大事なのは身体を動かして働くこと。」という言葉がありましたが、本当にそうだと...続きを読むPosted by ブクログ -
たかだか200年弱前なのに、こんなにも現代とかけ離れた暮らしだったのかと驚く。
小さい頃は主人公の目線でワクワクしながら読んでいたけど、自分も母になり、ローラの母親の目線で読むと、さぞかし苦労しただろうと頭の下がる思い。Posted by ブクログ -
西部開拓時代のアメリカ。
美しくも厳しい自然の中で暮らす家族が描かれる。
今と比べれば、夜も暗くて冬も長く不便なはずだが、彼らの生活は丁寧で豊かさを感じる。
安野光雅氏の挿絵が素晴らしい。Posted by ブクログ -
断続的な猛吹雪に町は孤立。物資は底をついていく。アルマンゾは小麦を手に入れるため、命を賭けて町を出る決心をする。
小麦が手にはいる保証もなく、無事に帰れるかどうかもわからない。そんな旅に、「いっちょうやってやろうじゃないか」と乗り出していくアルマンゾ。『農場の少年』の読者なら、これを誇らしく思わずに...続きを読むPosted by ブクログ -
ローラは初めて家を離れ、教師として2ヶ月働く。ブルースターさんの家が居心地が悪くて苦労する。
週末はアルマンゾが迎えに来てくれて家に戻り、何とか無事任務期間を終えたローラ。
「キャリー、あんた、こんないいうちに暮らして幸せだと思ったことある?」(p58)
そう、ローラは家を出て、初めてその素晴らしさ...続きを読むPosted by ブクログ -
猛吹雪で家に閉ざされてしまった長い冬を越し、そのまま町で暮らすローラたちに春がやってきた。
p21のメアリの述懐が深遠だ。
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「ほんとうはいい子なんかじゃないのよ」「そうなりたいと努力しているだけ。でも、あたしだってときどき、すごく反抗的で、いじわるな気持ちになるのよ。それがあんたにわか...続きを読むPosted by ブクログ -
小3で手に取り、”小さな家”のメアリがメリーになっていたことに衝撃を覚え、母に変だと訴えていた。笑
町の発展と共に、ローラが成長(というか確実に大人の階段を駆け上がっている)していくのがわかる。子供の頃好きだったのはワイルダー先生との学校での対決。今思うと、小姑との開戦?だけど、確実に私のコアにな...続きを読むPosted by ブクログ -
福音館の「大きな森の小さな家」を初めて読んだのは小学生の時だった。
それからシリーズの福音館で出版されているものは全て繰り返し読んだのだが、本作を読むのは初めてである。
昔の訳がよくないという話を聞いて、何となく遠ざかってしまっていた。
結果、この谷口由美子訳で読めて良かったと、本当に思う。
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