アルテイシアのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とても読みやすくて痛快で、勇気と元気をもらえる言葉で溢れていた。
はじめに、の最後に書かれていた『本書には、この世にはびこる呪いをぶちのめす言葉をつめこんだ。それらを武器にして、どうか元気にすこやかに暮らしてほしい。』でもう優勝だった笑
幸いにも私は比較的口が達者で、反発的にモヤっとしたり、嫌なこと自分の考えや信条に反することを言われた際、(信頼できる場所や言い返せない相手でない限りは)とっさに言い返すことが得意な方だとは思う。
けれど、果たしてその反論が「言われた内容に対するものとして適切なのか」「相手にとって(反撃として)ダメージや(今後同じようなことを別の人に言わないような)気づきを与えられるものなのか」に関してはいまいち自信がなかった。
さまざまな場面や角度から具体的に例示されるモヤる言葉たちに対して、1対1でもなく複数の言い返しを提示してくれていてとても面白かった。
この返しは思いつくけど、こんなパターンもあるんだな、とどのモヤる言葉の場面にも発見があった。
「自分の怒りや不満を言葉にするのが苦手」
「怒ってる時ほど伝えたいことが伝えられない」と悩む心優しい友人たちにぜひ読んで欲しくなった。
思考はもちろん、思考を言葉にするための回路こそ、練習しないと口からは出てこないと思う。
思いついたこと考えたことをいくらでもお互いに話し続ける時間を取ってくれた、最近疎遠にしている幼馴染を思い出した。
何を言っても、どんな哲学を話そうとも対等に聞き、そして自分も意見を話してくれた彼女の存在があったからこそ、私はあの頃思いっきり思考と発言を結びつける練習ができて、怒りたい時にきちんと怒れる私でいるんだと思った。
ありがとう -
Posted by ブクログ
「毎日弁当、作ってるんだ。いい奥さんになるね」
「〇〇さんって、彼氏いるの?」
「新入りなんだから出勤時間の30分前には来て、掃除してね」
と4月から新卒で入った職場の上司に言われ、非常にモヤモヤ&ムシャクシャしていたが、なかなか上司に言い返せなかった。
しかし、本書を読み、今後は、「プーチン顔」で↓のように言い返すぞ、と心に決めた。
「毎日弁当を作ってるのは、節約のためです。それって、私が男性だったら言うんですか?」
(内心:この世の全員が異性愛者で、恋愛したいやつだと思うなよ。)
「その分、30分早く退勤できるなら、喜んで行きます!」
【若い女だからって、気弱そうな女だからってナメんじゃねえぞ】の精神で、家父長制バルス!と念仏しながら、ヘル発言に立ち向かっていきたいと思う。
そして自分のアップデートも忘れず。
もし自分が誰かを傷つけてしまった時には、すぐに反省・謝罪できる人でありたい。 -
Posted by ブクログ
女子を困らせる「モヤる言葉」の数々。
私もずっとモヤモヤしていたのから、「えっ、あれってそうだったのか…」と、無自覚なものまで。
女子にだけ押し付けられる価値観に理不尽を感じながらも抱く罪悪感。
「ジェンダーの呪い」の根深さに震えた。
笑いたっぷりなうえに勉強になりました。
そしてアルテイシアさんのぶったぎり効果でスッキリ!
周りの「モヤモヤ発言」にどう向き合えば良いのかお悩みに答えてくれるので嬉しい。
数々の体験談に共感の嵐。モヤモヤしながら耐えてきたのは自分だけじゃないと思うと、少しだけホッとする。
まずは不快な発言に愛想笑いはやめて、 「ハシビロコウ顔」をマスターせねば。
価値観のアップデートって大事ですね…。
『疲れた時は休んで、助けを求める』
『何もかもはできないけど、何かはできる』
『その場に居合わせた人の小さな行動によって、被害者を助けることができる。助けてくれる人がいるという安心感、社会に対する安心感があれば、被害者は助けを求められる』
『一人一人がジェンダーやルッキズムに自覚的になること。呪いの言葉をばらまかないように気をつけること。そうすることで社会全体のアップデートが進んでいく』 -
購入済み
目が覚めた
恋愛と結婚に夢を見ていたところを真正面からぶん殴られたような感じ。
とても為になりました。
相手に好かれる自分を演じたから一緒にいるのではなく、自分が自分らしくある状態でも一緒にいれる人は見つけられるんだと勇気を貰えた。
自分の人生、まだまだ妥協しなくてもいいんじゃない?
-
ネタバレ 購入済み
買ったら一気に読みました
タイトルで気になって、買おうか買うまいか数ヶ月結構迷ったが、買ったら一気に読んでしまいました。
電車の中で読んでいたらおもわず吹き出して変な人に見られたかもしれませんw
なんかいろいろ濃すぎてまだ消化しきれていないかもですが、筆者の方自身も戦っているんだなぁと感じ、なんか私も励まされ、パワーをもらい、私が購入した事で少しでも力になれたらなと思いました。上司達と仕事で取引先へ向かう地下鉄で痴漢にあって何も言えず、にやけていた犯人の顔を思い出し、今だったらこういう台詞をぶつけてやるのに!とモヤモヤしてますが、こうやってアップデートされていくのでしょうか。とにかく勉強になりました!ありがとうございます!これからもアップデート内容公表して欲しいです -
購入済み
オモ白かったー
なんのけなしに読み出したけど。アルテイシアさんのリズム感のある口調やセンスや、人間味の誠実さと。59さんの優しい強さに心惹かれました。いつまでもお幸せに💖
-
Posted by ブクログ
生き馬の目を抜く新日本プロレスを藤波が生き延びるために多用した切り替えし技は、逆さ抑え込み。ジェンダーギャップ指数120位ヘルジャパンを生き延びる返し技は、質問返し、明菜返し、菅原文太返し、エジソン返し、サンドウィッチマン返し、偉人返し、「〇〇さんはそういう考えなんですねbot」返し、ネズミ返し、スピ返し、右翼返し、ナイツ返し、狗法眼ガルフ返し、エシディシ返し、中二返し、ゴルゴ返し、ポリス返し、哲学返し、BL返し、アナル返し、布教返し、マンスプ返し、シーライオニング返し、ワタバウティズム返し、クソリプ返し、愚痴返し、ノロケ返し、修造返し、足クサ返し、ナウシカ擬態、よそ見、高村光太郎顔、プーチン顔、ハシビロコウ顔…著者自らがアップデートし続けて生み出した技の数々です。一見、ふざけているように見えるけど、逃げるのでもなく、自分を責めるのでもなく、そもそもの社会を変える、という太くて強い意志を感じました。そして悩める仲間の力になりたい、と思っている深くて広い意志も感じました。そもそも、自分も返されるような考え方して来たこと、きっと確かです。でも、この本を読んで、モヤモヤしてスカッとして、意識のアップデートをシミジミに自分事しなくちゃ、と思っていることも確かです。ほんとです。