アルテイシアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレウェブ連載を一冊にまとめたアルテイシア氏の新刊。
10年前の母の変死、父の自殺、すぐ音信不通になる双子の弟、借金取りの来襲…なんて波瀾万丈の人生なんだ。ハードな内容をアルさんの軽快な筆致のおかげで読み進められる。
家族変死の時の立ち合い~葬式までとか、借金・相続についての対処法など…もしかしたら今後の人生に役立つかもしれない内容と。
日々、日本で女性が暮らしてると感じる「男尊女卑」思想でいらぬ苦労を強いられた時の怒り方など。
本当にどの章を読んでいても痛快爽快で面白かった!
解説で金田さんも仰っていたけど、これ以上アルさんに災厄が降りかかりませんように!残るアホアホ丸の弟氏!! -
Posted by ブクログ
ネタバレネットでチョコチョコ記事を読んでいた方の書籍化です。
いや、すんげー面白かったです!!表現力が素晴らしくて何度声をあげて笑ったか!!
熟女をJJと呼んで色々起こりうることや女性としての考え方をテンポの良い笑える文章で書いてくださって、私もJJの仲間入りをしたい。と考えるような本でした。
「忘れっぽくなる」というJJの能力を早く身に着けたいものです。いつまでも腹の立つ出来事を引きずって、一人で思い出し怒りを繰り返してメンがヘラったりしているより、すぽーんと忘れてしまいたい!!私にはJJ力が備わっていないようです。「この恨み晴らさずにいられようか…」とハンカチかみめているので。
老後のシェア -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらずアルテイシアさん節が炸裂していてとても面白い!
熟女をJJって!!
そして「これは怒っていいことなのか」と気づかせてもらえたりもする。笑ったり学んだり、読んでいてとても心がスッキリする一冊。
私もあと数年でJJの仲間入り。
楽しそうなアル先輩たちの様子で予習させて頂きました。
はじめに
このJJが男にチヤホヤされたいために女磨きしてると思っていたのかァーーーーッ!!
地下鉄の窓に映る自分を見て「亡霊!?」とギョッとするJJは疲れている
処女の生き血を浴びるJJは元キラキラ女子かオタサーの姫か
「さすがJJ!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ」と称えられるJJ力とは? -
Posted by ブクログ
ネタバレ女子校出身・多数の票を集めたいのではなく、自分にぴったりの1票が欲しい・・読み進めれば進めるほど、自分のことが書いてあるんじゃないかと思うほど、筆者の思いに共感してしまった。
結婚したいけれど、結婚式のイメージはかなり妄想できているのに、結婚後のイメージがなかったことにも気付いたり(・・というか、既に気づいていたけれどこれまで気づかないふりをしてたが正直なところ)。
とりあえず、自分の理想の結婚後の姿をノートに書き出すところから始めようと思う。
☆納得した箇所
・「この人の子供を産みたい」じゃなくて、「この人と子供を育てたい」が理想
・自分もリラックスして楽しむ姿勢が大事
・合わない理 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんとなく購入。
内容は面白かった。ジェネレーションギャップ感じる部分(オタク的なのも含め)は多々ありつつ、品のない言い回しもありつつも、ネット世代ならそこまで気にならないような。
良いなと思ったのは、
なんらかのトラウマが抱えている人に対して、カウンセリングや医療をすすめる文章が散見されるところ。
そして、行動のハードルが低くなるように書かれているところ。例、カードを使った思考の整理術、カシュクールワンピースなど
自分のことは自分で決められるように、優先順位をつけたり、問題を見極めるように、自分のことを自分が大切にできるように書かれているからわりと良かった。下品な描写もあるので人にすすめ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで色々と婚活本や恋愛コラムなど読んできたけれど…この本が一番自分の中で納得できたと思う。
とても面白かった。勉強になった。
「夫婦とは下痢嘔吐している時に看病しあう関係です」そうだ!家族ってそうなのだ!
「ファッション、そこだけ男受け仕様にすれば他で男受けを狙わずに済むと気づきました」本当に!?それなら頑張ってワンピース着るよ・・・!コスプレだと思えばいいなんて目から鱗。
自分とマッチングする相手に出会うその日まで、まだやれる!
はじめに
・恋愛は選挙じゃない!モテとマッチングは別物です
第一章 自信がない!
・脱コンプレックスのための「コスプレ作戦」
・喪女卒業の5つのカギ「準備・妄 -
Posted by ブクログ
アルテイシアさんのネットのコラムが好きなので、新刊が出たと聞いて読んでみた。一部はネットに上がっていた内容も含まれているけれど、改めて読んでもおもしろかった。
「オクテ女子」の例が過去の(一部は今でも)自分に当てはまりすぎてびっくりした。
例えば
・好きになられるとキモい(→キモい私を好きになるなんてキモい)
・食事に誘われて「口説かれる?ハッ、図々しい。何調子乗ってんだ自分、勘違いしてんじゃねーよ!」という長いセルフツッコミ
・男にモテるより女に受ける方が嬉しい
口説かれないのは自分が相手をそういう目で見ていないから、というところに納得。それでも突撃してきてくれた人には感謝するしかないな -
Posted by ブクログ
派手な日常とはうらはらに、何か満たされない30歳の女性と、異性からあえて目をそらし、趣味の世界に没入するオタク男性という現代社会を象徴するキャラクターどうしの、一見ちぐはぐなカップルの物語。
私は基本的に恋愛本は読まないんですが、この人の本だけは別です。少し内容説明すると著者は国立大学を卒業後、大手広告代理店に就職。現在は独立してフリーの広告エージェントとして活躍しているそうです。で、今まで58人の男に言い寄られて59番目に出会った男がオタクの格闘家だったという話です。
彼女の文章もさることながら59番氏のグレイシー柔術の道場に通っている頻度がこれまたすごい!いわく
「大学時代は週