あらすじ
生涯のパートナーを求めて七転八倒しオタク
格闘家と友情結婚。これで落ち着くかと思い
きや、母の変死、父の自殺、弟の失踪、借金
騒動、子宮摘出と波乱だらけ。でも「オナラ
のできない家は滅びる!」と叫ぶ変人だけど
タフで優しい夫のおかげで毒親の呪いから脱
出。楽しく生きられるようになった著者によ
る不謹慎だけど大爆笑の人生賛歌エッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
夫とのあれこれを書いたエッセイかと思ってたらいい意味で裏切られてめちゃくちゃ面白かった。
子宮筋腫の手術篇、毒親特に父親の自殺から借金取りの顛末までなど勉強になりました。
そして何より夫氏のおおらかな生き方と二人の関係がすてきです。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白いのにタメになる。壮絶すぎる体験にも関わらず、ふざけすぎるくらいユーモラスに表現されているのでとても読みやすく深刻になりにくい。なのに、筆者の心情が迷いも動揺も、あまりにも素直にまっすぐ書かれていてその人間くささがかわいらしい。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃに面白かったし腑に落ちることが多かった。語り口が独特なので苦手な人もいるかもしれないが、壮絶な経験をここまでポップに語ってもらえれるのは聴き手側として大変ありがたい。
毒家族に対する世間の目を気にした対応なんてしなくていい、と何度も言い切ってもらえて助かった気分だ。結婚だって未婚が増えたというが、それで幸せなら未婚という選択肢を卑下することなく、どうどうと独身人生を楽しめばいいと思う。
そんな考え方が浸透すると嬉しい。著者の他の本も読みたくなった。
Posted by ブクログ
こんなにも声を出して笑ってしまうエッセイは初めてだった。50年も人生を共にする夫婦にドラマはいらなくて、話し合いができるか、思いやりを持てるか、病めるときベースで支えられるかが大切ということに共感した
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■印象に残ったこと…
・耐え難いことがあったら、「バルス!」で全てを片付けよう!
・テロリストとは一切の交渉をしない。無視一択!
・今まで出会った中で最高の本。30代になったら、また読み返したい。
Posted by ブクログ
この本は、共感と驚きと学び全てが入っていてすごいと思う。
共感もただの共感じゃない。普段からなんかモヤモヤしていることを、悪態込みで直球の言葉に表してくれてて、そうなの!私が感じてたのそれ!!って気持ちにしてくれてる。
悪態込みというのも、自分が口に出来なかったこのヤロー!をそれ以上の言葉で表し、かつコチラを笑わせてくれる。
波乱万丈人生と旦那さんのタフさ優しさにびっくりして、毒親を持つ人がどんな気持ちでいてどう向き合えばいいか教えてくれるし、更には葬式から借金取りに出会った時の対処法などなど学べるなんて…
この本、ほんと教科書。
Posted by ブクログ
"私は冷たすぎたんじゃないか。そんな罪悪感が浮かぶのは、私に良心がある、サイコ田パス子じゃない証拠である。パス子じゃないのでつい自分を責めそうになるが、それをやると毒親育ちは生きていけない。"(p.222)
"毒親は毒一辺倒じゃなく、たまに優しいときもあるからつらいのだ。子どもの頃、父と映画館や動物園に行ったり、喫茶店でホットケーキを食べた記憶が浮かんで、息が苦しくなってきた。"(p.239)
"死んだ父の方が生きている父よりも愛せる。死んだ父はもう二度と私を傷つけないから。"(p.250)
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ウェブ連載を一冊にまとめたアルテイシア氏の新刊。
10年前の母の変死、父の自殺、すぐ音信不通になる双子の弟、借金取りの来襲…なんて波瀾万丈の人生なんだ。ハードな内容をアルさんの軽快な筆致のおかげで読み進められる。
家族変死の時の立ち合い~葬式までとか、借金・相続についての対処法など…もしかしたら今後の人生に役立つかもしれない内容と。
日々、日本で女性が暮らしてると感じる「男尊女卑」思想でいらぬ苦労を強いられた時の怒り方など。
本当にどの章を読んでいても痛快爽快で面白かった!
解説で金田さんも仰っていたけど、これ以上アルさんに災厄が降りかかりませんように!残るアホアホ丸の弟氏!!
Posted by ブクログ
面白かった。
Webコラムで読んだものもあったりなかったり。
しかし、冷静になって考えると、弟は最初から普通にクズだな。
弟が変わってしまったのではなく、最初から父親そっくりのクズだっただけかと。
それまでは、被害者バイアス?がかかって、クズと思えなかったんだろうなあ。
今後、弟がまた何かやらかして出てくるのだろうか。
Posted by ブクログ
たまに肩震わせて笑いながら、時に共にグレッチを振り回したくなりながら、オッペケペ〜〜と気楽に読める本でさくさくと読み進められちゃった!あんまり本読むモチベない時にこそおすすめなアルさん✌
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好きだなーアルさん。恋愛しくじり女子のわたすはいつもざっくばらんな彼女の言葉に救われる。まるで目の前でしゃべってるかのようなテンポのいい語り口が控えめに言って最&高。
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結婚生活しんど…ってなっていて、タイトルを見て読んでみたけど欲しかった以上の発見があって最高、これからはアル姐さん!と呼びたい。
自分も確かに「この人と家族になりたい」と思っていたはずなのに。子どもにとって、もしわたしたちが親ガチャで外れなのだとしたら、せめてわたしたちくらい仲良くないと全員不幸だものね。
Posted by ブクログ
【もろだしガールズトーク】の著者、アルテイシアさんの本。こちらの1冊も爆笑だった。
【モロだしガールズトーク】よりも下品さは多少控えめだけど、それでも露骨笑 でも爆笑
こちらの本も、花田菜々子さんの【出会い系サイトで知り合った70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった】に書いてあったのかどうかは失念!
女性は読む価値ある!
タイトルの【離婚しそうな…】の意味は、夫婦仲が悪いんじゃなく、「え!あんた離婚してないの!?」
という、アルテイシアさんが周りから見られるイメージからのものだった。
書いてあるのは当時40過ぎのアルテイシアさんからの目線だけど、20〜30代の女性にもぜひ。
特にお勧めしたいのが、子宮筋腫で子宮全摘した話。
実は私も子宮筋腫で子宮全摘手術してるんだけど、アルテイシアさんと全く同じ理由で後悔のひとつもしてない笑
その辺がものすごい共感できすぎて、私には面白いくらいだった。
ちなみにアルテイシアさんも私も子供はいない。
さらにちなみにそんな私は子供大好きである。
結婚当初は欲しかったとも思ってた。そんな人間。
子宮がないと女性らしさが…とか悩んでる人とかにアルテイシアさんや私の気持ちが前向きに伝われば良いなと思った。
女性なのに子供も産まずに子宮がないなんて…
って思っちゃう方は読まない方がいいと思う…かな。
あとはアルテイシアさんは毒親持ちだったそうで。
実はこれも私も同じく笑
私はアルテイシアさんのようなめちゃくちゃポジティブ!には未だになれないけど、自分の親も毒で、それに悩んでる人や、周りにそういう人がいて
なんて声かけて良いかわからないって人とかも、読んだら勉強になると思う。
夫婦関係のことはアルテイシアさんのご主人がぶっとび過ぎてる感は否めないけど、面白い笑
"夫婦は恋愛感情がなくなってからが本番"
これは本当にうなずけた。
相変わらず下品な話やドギツイ下ネタが苦手な人にはお勧め出来ないけど、気になる方はぜひ。
Posted by ブクログ
もっと、この本の内容にあった題名はなかったのか、と思う
内容はものすごくおもしろかった
結婚していない人も、離婚した人も、結婚している人も楽しめると思う
歯に衣着せぬ罵詈雑言がたまらない
あと、漫画の『ゴールデンカムイ』を読んだばかりなのも、ネタが出てくるのでよかった
Posted by ブクログ
タイトルだけを見ると、真面目な内容かな…?と思いきや、単純にめちゃくちゃ面白いエッセイでした!笑
結婚や恋愛はいいぞ、という押し付けがましいものは一切なく、寧ろ結婚していない人こそ楽しく読める内容だと思った。
あまりにも波乱万丈な人生が描かれたエッセイで、こんなの辛すぎる…と思ってしまうけど、その気持ちを吹き飛ばすユーモア溢れた文才。
楽しく読めてしまいました。
Posted by ブクログ
タイトルに釣られて読んでみたら
思っていた内容とまったく違ったので驚き、
でもとても面白かった。
「痛快」という言葉がピッタリの面白さ。
結婚に悩んでいる身としては
ただただ、羨ましい夫婦関係。
50年の共同生活を送る相手として
我が夫は
ふさわしいパートナーではないと言うことを
確信しました…orz
それでも離婚せず結婚を続けている理由は…
ってなると自分の話。
(そーゆう感じの内容だと思ってた)
Posted by ブクログ
もう、めちゃくちゃ痛快な本でした。
筆者であるアルさんがほんまにえぇ人すぎて、こんなに心が広い人が嫁とかうらやま!と、ご主人に対して嫉妬を覚える程でした。ぶっとんでるようで、人間の大切な部分はきちんとあって、日常を大切にする姿勢にとても共感できました。
Posted by ブクログ
・ドラスティック 徹底的で激烈なさま
・キャトルミューティレーション 1970年代のアメリカ合衆国などでおきた、家畜が惨殺される事件のこと。臓物の一部のみがなくなる、全身の血が抜き取られるといった人間技とは思えない死体の様子に加え、事件の前後に未確認飛行物体(=UFO)がたびたび目撃されているため宇宙人の仕業ではないかと話題になった。
・メメントモリ ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。
Posted by ブクログ
家族とは「最小単位の変態集団」だと思っている。端から見るとイカレた習慣でも、当事者たちが楽しみ、癒しになっているなら何より。
しかし、家族に対する配慮や敬意を失ってしまうと、過干渉や虐待、DVにつながりやすいのも事実。
Posted by ブクログ
Webのコラムでだいたい読んでたけど、何回も読み返して自分の血肉にしたいパワーワードがたくさんで元気出る。パートナーと暮らすにあたって後押ししてくれるエピソードや言葉がたくさんあってよかった。