アルテイシアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすい表現の中でフェミニズムの知識がつくから、とりあえずみんな読んでみたらいい本だと思う。文庫だから安いし。
わたしもフェミニストだった。
ただ女であるってことだけで性暴力に遭わなきゃいけないの、ほんと意味不明だよな。犯人全員まじで消えろよと思ってる。
実親からの性暴力に遭ったことも、小学生の頃に自宅マンションのオートロックに入ったら、後ろからつけていたであろう男にスカートの中に手を入れられたことも一生許さないし呪っているし、実体験としてその気持ちを知っている。
なんでキモ野郎のせいで、出歩くときは後ろをめちゃくちゃ警戒しなきゃいけないのか。近づいてくる人がいたら超避けなきゃいけないの -
Posted by ブクログ
ネタバレ具体的でスカッとする内容でした。紹介されていた返答を身につけて撃退できるようになりたいです。ただ、例え話の際に分からない名前やカタカナがよく出てきてその度に調べるのが少し面倒でした。私が無知なことがいけないのかもしれませんが名前やカタカナだけでなく「○○というアニメに登場する××」「△△という楽器があり」のように書いていただけるとより分かりやすかったのかもしれません。
いくつかの項目の中で特に共感した箇所があります。
・「たとえば若い男性の営業マンが「体育会系は元気があっていいなあ」と社長に気に入られた場合「男を使った」「若い男は得だよな」とは言われないだろう。広告会社時代も客と風俗に行 -
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ネタバレ-------------------------
「男と女、
どっちが
つらい?」
そんな不毛な争いはやめて、
みんなで
ジェンダーの呪いを
滅ぼそう!
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JJ(熟女)のエッセイを読んで以来でしたが、
前回読んだエッセイはただただ笑いと共感と憧れでした。
今回はジェンダーについて。
生理の貧困、痴漢、性暴力、差別、
声を上げれば上げるほど、叩かれ煙たがられ。
男は男で、「男らしさの呪い」から抜けられないしんどさ。
バイアスって本当に至る所にあるなあ、と。
俺だって、私だって、お前だって、と人を責めるのではなく、どんな人でも生きていけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分のためにも同じように苦しむ人たちのためにも、独特なユーモアを活かしつつ、グレッチを振り回して怒り散らかしてくれる人って感じで笑えた。日本のジェンダー意識の中で過ごす中で生きづらさを感じてきた私(そもそもそうやって自覚できたのは大人になってからだけど...)もクスッと笑えて、胸張って生きていきたくなれる本。
私が社会の中でいろいろとモヤってしまう瞬間ってたくさんあってそんな自分に落ち込んだり自分を責めちゃったりもするけど、「モヤれるのは、自分がアップデートしている証拠なのだ。差別に敏感でいる方が、無意識に誰かを傷つけずにすむ。」って言葉に救われた。。これからもモヤりを誇りに代えて、そのまま敏 -
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フェミニズム系の本の中でかなりかなり読みやすい。
これなら読める人多いのでは?と思う。
現状はこうだ!だからこうあるべきだ!という書籍はあるけれど、それ読んで
「でもじゃぁ実際に私はどうすればいいの・・・?」
と宙ぶらりんな気持ちになることが多いんだけどこの本には
「そんな時はこうすればよいよ」
ということが書かれているのが良い。
そして被害者であると同時に加害者でもあることにもきちんと言及していて今自分がそれをどう受け入れているかも書かれている。
書き口はとてもサラッサラなんだけどそれゆえに読みやすく、なぜだかちょっぴり漂うサブカル臭・・・(笑)
タイトル通り自分も傷つきたくないけど。 -
Posted by ブクログ
「いい奥さんになりそうだね」「私だったら笑顔でかわすけど」
ジェンダーの押し付け・マウンティング・セクハラ・パワハラ……女子を困らせる「モヤる言葉」を元気よくバットでかっとばす、痛快エッセイ!「モヤる言葉に言い返す方法」や「ヤバイ人から身を守る方法」など、言葉の護身術が詰まった一冊!
明菜返し、エジソン返し、哲学返し、猫&BL返し、ナイツ返し、ネズミ返し、マンスプ返し、イキリオタク返し、オカルト返し、エシディシ返し、アナル返し…その他、あらゆるシチュエーションに対処する方法が満載。
弁護士の太田啓子さんとの対談「法律の護身術」も収録。
セクハラやパワハラに遭ったら?
モラ -
Posted by ブクログ
読みやすくて、フェミニズムについての理解をまた深められたと思った。
理不尽な事には怒ってもいいんだと思えた。
その相手がたとえ大切な人だったとしても、自分が感じた不快を無かったものにしたり、見ないふりなんてしなくていいのだと。
同時に自分がやらかしてしまった事や発言に、読みながら目を覆い耳を塞ぎたくなったけど、きっと自分だけじゃないんだと、これからアップデートしていけばいいのだと背中を押してもらえた。
自分の浅はかさに頭を抱える日々だけど、勉強する姿勢をたやしてはいけないなと。むしろ勉強を積み重ねていくしかここから抜け出す術はないのだと。