【感想・ネタバレ】ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

フェミもここまで来たんだなあ。RBGの話とか。ほかの人がそれに賛同するような戦い方、なんて懐かしい。なんて難しい。自分をケアすることはなかなか慣れない。結構大変。ヒトのケアならできるのにね。というのはみっちりと染みついた呪いですね。よたよたと続けるしかないのだろうなあ。

0
2023年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめに
ジェンダーを知らなきゃヤバい時代がやってきた①~⑥
私が嫌われてもフェミニストを名乗る理由
俺の股間と黄金のような夢の話
JJはなぜDaiGo化せずにすんだのか?
ミナミさんがこのコラムを読んでくれるといいな
「男の子はどう生きるか?」JJからボーイズへの遺言
「ぼくの推しを守って」イマジナリー桶を打ち鳴らす仲間たちへ
ロリコンに甘すぎる国で子供を守るためにできること
おらこんな村イヤだけど、諦める気はさらさらない
「性が乱れる」に歯茎がめっさ痛いやないか
祖母の名は
ノットオールメンはもう聞き飽きた
「#共通テスト痴漢撲滅」に涙が出たのは
男と女、狂っているのはどっち?
次世代の男の子たちをミソジニー沼から守るため
RBG先輩、私もあなたのように闘いたいです
特別対談せやろがいおじさん☓アルテイシア

タイトルはドキっとするし、本文はうん●が沢山出てきて相変わらずアルテイシアさんの勢いが止まらないんだけど、やっぱり読んでよかった。
中盤以降は「そう!わかる!!」と私も膝パーカッションしたり、こんな事件があって闘ったから今この生活がある、このことが炎上した理由はコレっていうのを具体的に教えてくれて楽しく学べた。

それにしても昨年掲載の内容を早くも書籍化してくれるなんて驚いた。
定期的にお勉強しないといけないな。

0
2023年02月27日

Posted by ブクログ

なるほどそういうことだったのかと、自分の中のもやもやがくっきりとした。自分ももっと学ばねばと思った一冊でした。あのときの自分に、大丈夫だよ、君は間違ってないよと伝えたい。人には相談できなかったこと、言えなかったこと、その理由やどうしてなのかもここには書いてあった。膝パーカッション。

0
2023年02月13日

Posted by ブクログ

語り口がクセ強なので、読む人を選ぶかも。自分にとってもちょっときつかった。でもとても勉強になったし、世の中を見る目が変わりました。沢山のひとに読んで欲しいなと思いました。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性専用車両の成り立ちを始めて知った。知らないことは恐ろしい。元々仕事してる間は性別がなくなればいいのにと思ってたけど、すっと腹落ちした一冊。わたしもフェミニストだわ。

0
2023年12月30日

Posted by ブクログ

読みやすい表現の中でフェミニズムの知識がつくから、とりあえずみんな読んでみたらいい本だと思う。文庫だから安いし。

わたしもフェミニストだった。

ただ女であるってことだけで性暴力に遭わなきゃいけないの、ほんと意味不明だよな。犯人全員まじで消えろよと思ってる。
実親からの性暴力に遭ったことも、小学生の頃に自宅マンションのオートロックに入ったら、後ろからつけていたであろう男にスカートの中に手を入れられたことも一生許さないし呪っているし、実体験としてその気持ちを知っている。
なんでキモ野郎のせいで、出歩くときは後ろをめちゃくちゃ警戒しなきゃいけないのか。近づいてくる人がいたら超避けなきゃいけないのか。他人がエレベーターに乗ってきたら降りなきゃいけないのか。
世界からこんなにもクソで頭の悪い人権侵害犯罪が消えれば、わたしたちがこんなにも警戒し続ける必要がなくなり、もっと自由に生きられるのに。なんでこんなにしょうもないことを大きな声で叫び続けなければいけないのか…ほんと最低。


とりあえず、男だから/女だから云々とか差別的な発言をする人がいたら、あからさまに怪訝な顔しながら無視するか反論しようと思う。



ただ、ひとつだけ言いたい。こういった差別や地域間での貧富の差を生み出した元凶が一体どこの国なのかということを知ってほしい。
そうすれば、手放しで「イギリスはいい」「フランスはいい」とは言えないはず。
当たり前だけど、女性蔑視だけが世界の問題ではない。教育を受ける機会も、職業選択の自由も、好きな人と結婚することも、誰もが自分の思うままに幸せに過ごせる世界にするには、地域間での貧富の差も絶対的に解決しなければいけない問題なんだ。

0
2023年11月27日

Posted by ブクログ

この本好みだ…!
クスッと笑えるギャグ、ちょっときたない言葉遣いなどにより重すぎず、でも問題にグサグサ切り込んでいってほんっっとに分かりやすいし共感しかない!

フェミニストと名乗り、声を上げると過激だ、傲慢だ、昔よりマシだ、男の権利を奪うのか、と攻撃をされる世の中。声を上げさせているのは世の中なのに、みんな麻痺している、おかしい、と少しずつでも動いていくことが、次の世代にバトンを繫ぐことになる。
なにもしない、ではなく、おかしいときにはリアクションをしない!同調しない!等、反論はできなくてもアクションを起こしていきたいと強く思った。

0
2023年07月14日

Posted by ブクログ

こういう人がいてくれるというだけで本当にありがたい。ただ、アルテイシアさんの膝が心配。人工関節になってるんじゃないか。

「みんな違ってみんないい」というこの有名な詩が欺瞞的で嫌いだったのだけど、「なにこの人当たり前のこと言ってんの」と読んだ人がぽかんと出来る世の中になればいいなと思う。フェミニスト、いいじゃないか。

0
2023年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

-------------------------
「男と女、
 どっちが
 つらい?」
そんな不毛な争いはやめて、
みんなで
ジェンダーの呪いを
滅ぼそう!
-------------------------
JJ(熟女)のエッセイを読んで以来でしたが、
前回読んだエッセイはただただ笑いと共感と憧れでした。
今回はジェンダーについて。

生理の貧困、痴漢、性暴力、差別、
声を上げれば上げるほど、叩かれ煙たがられ。
男は男で、「男らしさの呪い」から抜けられないしんどさ。

バイアスって本当に至る所にあるなあ、と。

俺だって、私だって、お前だって、と人を責めるのではなく、どんな人でも生きていけるような社会が必要。
理想はわかるんですが、とても難しい。
一つの問題に拘ると、それを利用、悪用する人が出てきたり。
本当に難しいけれど、問題を捉える目線だけは持っていたいと思います。

-------------------------
こうして政治家たちは都合のいい国民を育ててきたのだ。
国民が「本人の努力不足」と自己責任教に洗脳されていたら、政治は批判されずにすむ。
「文句を言うのはワガママ」「黙ってお上に従え」と奴隷教育されていたら、権力者はやりたい放題できるだろう。
20年前に小泉政権が発足した頃から「自己責任」という言葉をやたらと聞くようになった。同時に国民の経済格差がどんどん開いていった。

同質性の高い集団内では、強者は自分が強者だと思わずに生きている。そして強者であればあるほど自分の特権に気づきにくい。

弱い立場の人やマイノリティの存在が見えないから「本人の努力不足、自己責任」と言って、社会の構造を変えようとは思わない。

性犯罪の加害者の95%以上が男性、被害者の90%以上が女性である。

たとえば内閣のメンバーはおばさんとおばあさんばっかりで、国会議員の9割が女性で、企業の管理職の9割が女性。
そんな絵面を想像すれば、今が偏りすぎだと気づくだろう。それが逆だと気づかないのは、感覚が麻痺しているからだ。

こちらは差別の構造の話をしているのに、あちらは「俺の話を否定された」とムッとする。
-------------------------
最後の方にRBGのフェミニズムにつてい語っている言葉、私もアルテイシアさん同様スタンディング膝パーカッションです。笑

決して堅苦しく難しい文章ではなく、随所に笑いを取り入れつつ、でもここは真剣という場所は、真剣が伝わってくる。

対立するのではなく、
自分たちの立場に固執するのではなく、
お互いに考えられれば良いと思う。たぶん難しいけど。

大学時代にジェンダーは少し学んでいたけど、
改めて現代のジェンダーについて考えさせられました。

0
2023年03月26日

Posted by ブクログ

著者の新作ということで、アップデートにはなりましたが、内容は「モヤる言葉、ヤバイ人」の方が、私にはインパクトありましたし、面白かったです。


ルース・ベイダー・ギンズバーグのことは昔から気になっていたので、彼女について本を読んでみようと思いました。

0
2023年07月25日

Posted by ブクログ

『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んで色々と思うところがあったので、フェミニズムについての本を読みたくなりました。
フェミニズムってこれくらいのテンションで語るのが一番いいのかも。アニメのパロディはわかって読んでもつまらないんだけど、このテンションに押し切られて笑ってしまう。
ただ同じことが、複数の章に何度も何度も書かれてるのはちょっと残念。
大事なことだから、2回以上言ったんだろうけども。

0
2023年02月20日

「エッセイ・紀行」ランキング