奥田亜希子のレビュー一覧

  • ほろよい読書 おかわり

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    audible98冊目。

    前作が良かったので、わたしも「おかわり」しました。

    お酒も本も好きな身に、ピッタリしっくり、おすすめします。
    子どもの頃大好きだった「読書」が、大人になるにつれて「課題」のための読書になったり、読み始めるとすぐに爆睡してしまうになったりと、わたしの中では紆余曲折を経てきましたが。

    やっぱり、読書はたのしい。
    お酒もおいしくて、たのしい。
    大人になってから楽しむ読書も、とても良い。

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    2025年06月03日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    私も運が良い方だけれど、宝くじが当たる自信はないし、当たってからも節制できないだろうな。他人にプレゼントをあげたい欲求は分かる。LIVE参戦時に挨拶した人にお菓子とかイラストとかプレゼントする文化を想起した。

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    2025年05月17日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    お金とか、正直さとかの話です。
    読むの早い人なら、2時間くらいで読みちゃうかも。
    2021年くらいの東京が舞台です。
    ポトラッチは、アメリカの先住民族が使われてた言語の単語みたいです。

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    2025年05月14日
  • 五つ星をつけてよ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    はじめの章からすごくよかった
    人気者だから私と仲良くしてくれてる
    いつのまにか自分が自分を低評価して行動をセーブしてしまう。
    でも最後彼氏さんが自分のことを相手もすごく話してくれて考えてくれてたのすごくよかった。

    どの章もよかった
    周りの意見に流されそうになるけど
    自分が感じたもの見たものを尊重したい

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    2025年05月13日
  • 白野真澄はしょうがない

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    『白野真澄はしょうがない』
    奥田亜希子

    著者の奥田亜希子さんは、1983年愛知県生まれ、愛知大学卒。2013年に『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞してデビューとあります。
    タイトルや装丁の軽やかな印象から、軽い読み物として手に取りましたが。(いやいやいや。)久しぶりに新鮮な感覚を味わえました〜。特に最終話(表題作)に引き込まれました。(´ω`)

    5話からなる短編集なんですが、主人公の名前は全て『白野真澄』です。年齢も性別も住まいも、全てが異なる5人の『白野真澄』のストーリー、興味が湧きますよね。(大矢博子さんの解説を読むと、また面白いですね。気付きがありますので、最後に解説を読まれることをお勧めします。)

    あまり内容に触れないように、軽めに感想を伝えたいと思います。五人の白野真澄が登場するわけですが、一話目は福岡在住の31才助産師、二話目は千葉在住で書店アルバイトをしながらイラストレーターとしても働く25歳の男性、三話目は東京に住む56歳、四話目は愛知県に住み、居酒屋でバイトする大学生。ここまでは、大人の話なので、恋愛や夫婦間や仕事に纏わる話しになります。会話に方言が使われていたり、年齢が異なっていたりと、それぞれのストーリーがありますね。(方言については少し読み辛さを感じるかもしれませんが、“違い“が強調されているところでもありますね。)

    そして、五話目の表題作『白野真澄はしょうがない』は、私にはとても印象深い作品になりました。
    小学四年生の白野真澄くんは、過敏症の男の子なんですね。少し説明しますと、小さい頃は白い食べ物しか食べれなかったり(今も色んな色が入っているものは食べられない)、横断歩道は白い部分しか歩かない、大きな音や先行きの読めない展開や、突発的な出来事が苦手だったりと、普通に日常生活を送るのが大変なことなんです。読みながら、ハラハラ、ドキドキとする真澄くんの心情が重なってきます。更に不穏な空気感が漂い始めると、真澄くんのことが心配になり、心がざわつき出すような感覚を味わいました。短いお話なんですが、著者と本書を印象付けるのに十分な作品でした。(真澄くんの成長も感じられ、読後感は爽やかです。(*´ω`*))

    最後に、大矢博子さんの解説より、奥田亜希子さんは“「海外ミステリーばかり読んでいた時期がある」“とあるインタビューに書かれていたそうです。奥田亜希子さんのミステリテイストの作品も気になります。(『夏鳥たちのとまり木』気になります。)また次の本を手に取りそうです…(笑)ありがとうございました。(*´︶`*)

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    2025年05月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒をテーマにした5人の作家による短編集。
    青山美智子さんの「きのこルクテル」が好き。
    美人のバーテンダーとお酒の飲めない青年の思いをつなぐノンアルコールカクテル。
    彼女の趣味であるきのこ栽培を通して二人の距離が近づいていく。
    心が穏やかになる優しい作品。

    他の4作品も読み応えがあった。

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    2025年04月25日
  • 求めよ、さらば

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    ネタバレ

    この本を読む前はね、
    私は「使う派」でした。迷う余地なく。笑
    だけど、そういうアイテムを介することで相手が見えなくなってしまうこともあるな、と、この作品を読んで思いました。

    恋愛は特に、常に生身の人間同士のコミュニケーションだし、人のことなんて全て理解できるわけないので、だからこそ分かり合おうと言葉を尽くさねば、伝わるものも伝わらないですものね。

    でも、そういう大事なことほどわかんなくなっちゃうんだよな〜!(自戒)

    加藤千恵さんの解説に書いてあった、
    「人の気持ちが、とうてい白黒つけられないものであることもまた、本作によって改めて気づかされた。気持ちはたいていグラデーションだ。」という一節が心に残っています。そう、人間ってのは純度100%でいる時の方が少ない、複雑な生き物なんだ。

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    2025年04月14日
  • 求めよ、さらば

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    本作の求めよ、さらば(与えられん)というタイトルには、2つの意味が込められているように感じた。
    1つは、実力・努力至上主義に対する疑念。
    志織と夫の誠太は、不妊治療を進めるも子どもを授かれず、それでも妊娠にこだわる志織を見かねた誠太は離婚を考える。
    志織には進学、就職と自身の努力で望むものを叶えてきたという自負がある。
    パワースポット巡りや食事など、いわゆる妊活と呼ばれるものすべてを試すも妊娠には至らず、初めて自分の努力とは無関係に事が運ぶ様を見ることになる。

    もう1つは、全力でものごとと向き合えば、少しの障害があっても優に乗り越えられるということ。
    タイトルの原義は宗教的なもので、心の底から祈れば信仰が得られるというもの。
    誠太は結婚後ずっと最良のパートナーとして役目を果たしてきたが、まだ心の底の本当の気持ちや不満を志織は掴めていないように感じている。一方の志織も、妊娠に気を取られすぎて、誠太を正面から見られていないところがある。
    最終的に離婚の危機を迎え、お互いに本音で向き合ったことで、また新たな扉が開かれていく。

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    2025年04月01日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    ネタバレ

    コンセプトのとおり、読みやすくて楽しめた。
    お金の使い方について描かれていて、以下のような点が面白いと思った。
    ・あげたい人ともらいたい人
    ・あげる(あげっぱなし)/もらう(もらいっぱなし)のバランスと居心地の悪さ
    ・推しを(お金を使うことによって)推すこと
    ・お金を持つことで得られる強さ(いくつかの選択肢の中から決断できる。他人の行動に口出しできる)
    ・コロナ禍で発生した経済的不公平、不均衡

    また、主人公が大事にしている「正しさ」がコロナ禍でなお発揮されているところで、当時の息苦しさをありありと思い出した。
    主人公の最後の爆発するような浪費には、ぞっとしてしまった。
    「まだ1億5000万ある」という最後の一文はどういうことだろう。

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    2025年04月01日
  • 求めよ、さらば

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    ピュアすぎる。なんだこれは。

    志織も、誠太も、優しいから不器用だ。
    もちろん、誠太の行為にある種の気持ち悪さがあることは間違いない。
    でも、奥田亜希子は上手く書く。
    志織と、誠太を、丁寧に。
    だから、最後まで一気に読み切ってしまった。

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    2025年03月27日
  • 五つ星をつけてよ(新潮文庫)

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    表題作の「五つ星をつけてよ」「ジャムの果て」「キャンディ·イン·ポケット」が好きだった
    「キャンディ·イン·ポケット」の学年での人気者と自分を比べてしまう気持ちとても分かるな〜
    思春期のめんどくささを思い出して懐かしい気持ちになった
    6作とも他者と自己の評価について書かれていて面白かった
    どんな人でも何につけ評価して、また評価されている
    どうしようもなく比べてしまうのはまた仕方ないことなんだろうと思う
    私も本のレビューは全然気にしないけど、家電のレビューは気にしてすごく調べてしまう派です…(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

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    2025年02月23日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    "プレゼントを送るとは、もらうとは、単なるもののやり取りではないのだ。"
    "友だちを作るほうが、正しく生きることよりもよほど難しい。"
    "自分には今しかない。その感覚で送る生とは、どういうものなのだろう。目の前のことがすべてで、その先は自分が生きていなくても構わない。そんなふうに思い続けることだろうか。"
    "正しくあろうとする自分の気持ちもまた、欲望のひとつにすぎないのだ。"


    そんなつもりはなくても、善意でやってることに対して人は見返りを求めてしまうもの、その恐ろしさを改めて感じた。

    主人公・愛奈の考え方も忍の考え方もどっちも分かる。
    正しさが大事か、生きやすさが大事か…。
    人の数だけ生き方があるこの世界では、結論は出ないと思う。
    正しさに全振りした生き方は窮屈で、極端にいえば「つまらない」のかもしれないけど、正しくあろうとする生き方を貫く人もいるはず。それがその人にとってベストな生き方なのであれば、否定はできないだろうなあ…。

    モースの贈与論、ポトラッチ

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    2024年08月24日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    宝くじ当てたい!笑笑

    ポトラッチはここからきてるんだっという文章があった!贈与は人それぞれ。
    私はお金に感謝して使いたい。

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    2024年08月03日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    捻くれてるのか真っ直ぐなのか、とことんすぎて面白かった。お金の使い方って性格出るよね、価値観とか。それをすごくストレートに描いてて読んでいて爽快。好き!

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    2024年07月15日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

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    ザ・奥田亜希子という作品。

    愛奈のことを完全には笑えない程度には同じような気質が多少自分にもあって複雑な気持ちになる反面、ああ初期の奥田亜希子読んだ後大体同じような気持ちになっていたなあとも思いました。

    超オススメとは言えないけどこういうモヤモヤさせる作品はあっていいと思う。

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    2024年06月08日
  • クレイジー・フォー・ラビット

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    隠し事の匂いをかぎとってしまう主人公。
    私はそんなの能力は無いけど、友人関係の距離感とかふと湧き立つ緊張感とか、リアルでヒリヒリした。ほぼ主人公とは同年代なので、時事的な内容とか凄くリンクして読めました。

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    2024年04月27日
  • 左目に映る星

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    ネタバレ

    人は自分と似ている人か正反対の人を好きになると聞くが、正反対の人を好きになった早紀子にとても共感した話だった。早紀子と宮内は、あの合コンがなければ決して交わることのない2人だったし何もかもが異なっていた。私も、自分とは全く違った人を好きになりがちだから、宮内に惹かれた早紀子の気持ちはよくわかった。
    短い話でとても読みやすかった。
    最後の日向はあんなことを言うためにわざわざ跡をつけてきたのかと思うと、かなり気持ち悪いと思った。

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    2024年04月15日
  • 白野真澄はしょうがない

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    5人の性別、年齢、住む場所など異なる白野真澄の物語。全てにおいて名前にまつわるしがらみや喜びが書かれている。身近にある日常を描く表現がとてもリアルで、知人の話のように感じられた。

    方言に馴染みのない私には、少し読みづらいところがあった。ただそれも、それぞれの環境による違いを表しているので、面白いところでもある。

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    2023年05月31日
  • 行きたくない

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    最初の2つは自分の好みではなかった。
    (面白いと感じる人はいると思う。自分の好みじゃないってだけ。)
    その後の4つはどれも面白かった。
    特に渡辺優先生のピンポンツリースポンジが好き。

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    2023年05月29日
  • 白野真澄はしょうがない

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    共通点は「白野真澄」という名前。
    5人の白野真澄が主人公の短編集。

    「砂に、足跡」が好きだった。
    装丁もなんか好き!


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    2023年03月26日